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吸血鬼ボボラカ
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『吸血鬼ボボラカ』に投稿された感想・評価

horahuki

horahukiの感想・評価

3.9
吸血鬼は誰か…?

リュートン×ロブソンによるRKOホラー。
疫病が蔓延した孤島。本土への感染拡大を防ぐため自主隔離→死者が出始める。「吸血鬼が自分たちの中に潜んでいる!」と主張する宗教オバさんと「迷信うぜぇ疫病だからw」と突っぱねるカーロフ。閉鎖環境で壊れていく人々を描いたソリッドシチュな良作!

一度踏み込んだら生きては出られない。そんな死の島を描いた本作。目的のためならどんなことも厭わない冷徹将軍カーロフが亡き妻の墓参りにその島に訪れる。でも墓荒らしのせいで、もぬけの殻。しかもそのタイミングで疫病発生→本土に帰れなくなるという踏んだり蹴ったり具合が可哀想…😭

島の入口にはケルベロスの像が門番として配置され、そこが地獄の入口であるということが示される。疫病の恐怖に蝕まれ、最初は「手を洗っとけば大丈夫!南風になれば収束するから!」と医者の言うことを信じていたけれど、医者も疫病になり死亡。精神的支柱を失ったカーロフも次第に吸血鬼ボボラカの存在を信じ始める。

誰もが「全員無事で脱出したい」と考えていたにも関わらず、先行きの見えない疫病という地獄の中、心の中に「魔」が巣食い、疑心暗鬼が生まれ始める。リアルタイム製作の映画かな?って思えてしまうくらいに他人事とは思えない脚本が面白かった🤣

戦争(本作はバルカン戦争)を背景に置くのは『第七の犠牲者』と同様。「他者が作ったルール」の中に心の拠り所を求め、それを盲信することで得られる偽物の安心感に踊らされる人々を描き、その弱さこそが「悪魔」だと説く。怪異を人の心へと求めるのは流石のリュートンで、その弱さが本来持っているはずの善性すら狂わせていく…というのは『第七の犠牲者』よりも少しポジティブに移行しているように思う。この後に『恐怖の精神病院』を製作すると考えると、戦後への反映のもと意図された懸念を取り入れているようで面白い!

暗雲たちこめる戦死者だらけの中をランプひとつで進むトラッキングと、大量の死体を乗せた車との交差、島でのケルベロスを過ぎた後の彼方への門を潜るかのような一本道と木々のザワメキ。そんな冒頭から凄みを醸し出す映像の迫力が良かったし、『早すぎた埋葬』後の「幽霊」の幻想的な美しさを表情を決して見せず影の中で違和感として盛り上げるのもすんごいリュートンらしくて良かった!
たまには古典でも観てやるか、と鑑賞も
買い換えたパソコンにiTunesをダウンロードしCDを読み込み続けるという作業と同時に観たため
あれ…どうなったん?と戻したり
ちょっと待ってな、と一時停止したり
あんまり集中した状況下ではありまへんでした
だって待てど暮らせど吸血鬼出てこないんやもん…

疫病が流行り隔離された島でひとり、またひとりと死んでいき精神的に追い詰められる人々のやいのやいの

タイトルのボボラカってのは狼の邪悪な魂が人間の身体を借りているものらしいんですがね
吸血鬼も狼男も出てこない…
かわりに頭おかしくなっちゃう軍人さんが騒ぎ立てるくらいでな…

やっぱりB級映画ばっかり観てると奇抜な展開ばかり期待しちゃっておどろおどろしい雰囲気とか楽しめなくていかんなぁ…、なんて反省をしそうになったが
こんな明らかにB級ホラーなタイトルをつける方が悪い!ワイは被害者や!
って結局は作品のせいにして納得しました

しかし、CDの読み込みがなかなか進まなくて辛い…
それは家族で食卓を囲んでいた時のこと

小学生の長男「ねえ、お父さん」

味噌汁をすする私「ん?ズズズズ…」

長男「アバズレって、どういう意味?」

私「ブフォオ!」(味噌汁ふいた。ワカメ飛んだ)

妻「んー…だらしない女の人のことかな?」

長男「ふうん」

私「ゲホッゲホッ、そ、そんな言葉、いったいどこで覚えたっ!!」

長男「鬼滅の刃」

た、確かに!上弦の鬼がそんなこと言ってた!!上弦の肆がアバズレ言ってた!!!
鬼め!吸血の鬼め!!
ぐぬぬぬ…

悪鬼滅殺

実生活でも吸血鬼に悩まされています。



1940年代

それは戦時中ってこともあってかどうか分かりませんが、吸血映画が極端に少ない。吸血業界にとって不遇の時代です。フランケンシュタインや狼男はあるんですけどね。あとミイラ男も。

ユニバーサルスタジオによるドラキュラシリーズ第三弾『夜の悪魔』(1943)

ベラルゴシ主演の『吸血鬼蘇る』(1944)

どうやったら観られるのか分からないショートフィルム『吸血コウモリ』(1945)なんてのもあります。そんな中で私が選んだのはこれ

『吸血鬼ボボラカ』

それにしてもボボラカて…

世の中には色んな吸血鬼がいるんですね。『吸血鬼ブラキュラ』とか『吸血鬼ヨーガ伯爵』とか。後家さんが血みどろになるみたいなのを勝手にイメージしてる『吸血鬼ゴケミドロ』など。まあいっぱいいてもいいか、吸血鬼。楽しいし。

『吸血鬼ボボラカ』の主演は、ボリスカーロフ。ミスターフランケンシュタインか。なるほど雰囲気出てる。

ボリス閣下「俺は他の人間と違っているのかな?」

ご自分ではお気づきになっておられないようですが、立ってるだけで怪奇ホラーの気配が漂ってますよ閣下

伝染病が蔓延する館

呪われた島

誰一人、この島を出ることは許さん

なにせ閣下には守らねばならぬ大勢の命があるのだから

人が次々と死んでいく

伝染病に倒れていく

伝染病、速効性能すごすぎて何もできやしない

もう祈ることしかできない

そんな中でも不吉なキエーラが怖い。まるで魔女みたいな彼女の言葉が、呪いの言葉が、トゲのように刺さってはゆっくりとゆっくりと、心を蝕んでいく。

怪奇の手洗いも怪奇のヒラヒラも雰囲気出てました。あれはケルベロスかな?いい味出てた。うん、いいね。いいよ。

最後までボボラカ出てこないって前情報を、ついうっかり見ちゃったけど、いつか出てくる気がしてならない吸血鬼ボボラカ。

吸血鬼って劇中の字幕で見た記憶がないボボラカ。本当に吸血鬼なのかボボラカ。単なる迷信なんじゃないのかボボラカ。果たしてほんとうに出てこないのか、それとも間違って出てきちゃうのか…う~んもう、じれったい。じれったい。いくつに見えても私誰でも。じれったい。じれったい。私は私よ関係ないわー。特別じゃないどこにもいるわワーターシー、ボーボラーカー♪

もうそこら中にいる。

ボボラカ、ボボラカ、ボボラカ…

なにこの精神攻撃

ボボラカ、ボボラカ…

これはキツい

ボボラカ、ボボラカ…

もうやめたげてーーーー

シアの魂が、恐怖のべリードアライブが、猜疑心渦巻くラストの攻防に思わず魅入ってしまいました。

ボボラカは、心の闇に巣くってましたよ。疑心暗鬼という名の鬼が、吸血の鬼が、目には見えてないだけでずっと出て来てましたよ。

(でもやっぱり吸血鬼じゃないなこれ)

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