クロがいた夏を配信している動画配信サービス

『クロがいた夏』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

クロがいた夏
動画配信は2025年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『クロがいた夏』に投稿された感想・評価

「はだしのゲン」の中沢啓治の原作・脚本によるドラマアニメ。終戦60周年を迎え平和を祈念し、中沢啓治作品をDVD化。子ネコと家族の交流を通し、命と平和の大切さを描いた作品。中沢自身が戦争中に飼っていた猫との実体験を基にしている。

戦時中、小学生・伸子はカラスに襲われ母親を失った子猫を助ける。伸子はその猫にクロという名前を付け、そしてその愛らしい存在により伸子の家族の顔もほころぶ。しかし戦争の脅威が迫り…。

時計屋さんの針、カレンダーが進むたびに心が苦しくなる。伸子が破天荒だったり、ギャグに時代を感じたり、ファンタジーな場面もあるが、60分にしては端的に原爆の恐ろしさや戦争の及ぼす環境問題が語られ、実のある内容となっている。
3.7
ゲンプロダクションは“黒い雨にうたれて”から“クロがいた夏”まで振り幅がすごいな。今作は政治的な主張は抑えているので、ちゃんとストーリーが頭に入ってくる…それだけで十分うれしい。やっぱり子供向きである以上は、イデオロギー出すより優しい話を作ってほしいものです…
今作は大人にも見応えあるし、子供向けにも丁寧な仕上がり。“はだしのゲン”のようなグロテスクに人間が溶ける描写はないものの、原爆のシーンはこちらの演出の方が不気味でこわかった。“はだしのゲン”が動なら、こちらは静の表現。だからこそ怖さが引き立つ爆発の威力。
4.0
名作 戦争のあり方を考えられる


【あらすじ】
伸子が拾ってきた黒猫
その名前を“クロ”と名付けた

しかし飼う前に
父親から仕事の支障になるからと飼うのはダメだと言われる。しかしあることがきっかけに父親は猫を飼う許可を与える

舞台背景として戦時中の日本
間もなく広島へ原爆が投下される日が近づいて来たが、主人公たちにそれを知るすべは無かった。しかし、伸子と弟でクロを可愛がる。餌としてフナ釣りもする。それほどクロという存在を愛していた

果たしてクロとの生活はどうなるのか?

【感想】
久しぶりに心打たれる作品を見たので、あらすじを書きました

2016年公開の「この世界の片隅に」よりも前に同じ広島原爆までの日々を扱った1作品。完成度が高くて言わゆる良作

音響も良い
例えば、お茶を飲むシーン
その時のお茶が口に運ばれるまでの描き方、そして音の出方が現実に寄せていて良かった。
後はBGM、BGMが内容を引き立ててました。一つ一つのBGMの使い方が上手
個人的にBGMの使い方が上手なアニメ作品の1つに入ります

そして戦時中のものだけではなく
ちょろっと環境問題についても描かれていてました

クロの餌のフナを釣るために使っていた川。しかしある時に軍隊用に埋め立てられてしまう。
それを見て、“勝つ”という欲に負けて自然を破壊してしまう。それは現代の日本、いや世界に通じるものがあり
欲を出し過ぎて森林伐採などをしてしまうと逆に環境に悪くなってしまい、自分たちへとデメリットを与えてしまう
今作はしっかりとは描かれていなかったが、それはかとなく描かれていました

約60分尺でしたが、その中で登場人物の心情が描かれていてとても面白くて学べることが沢山ありました

『クロがいた夏』に似ている作品

はだしのゲン

製作国:

上映時間:

85分

ジャンル:

3.6

あらすじ

第二次世界大戦中、中岡家は貧しい中でも互いに支え合って暮らしていた。しかしその生活も原子爆弾によって、すべてが灰になってしまう…。母と共に生き残ったゲンは、めげずにたくましく生きようとする…

>>続きを読む

はだしのゲン2

製作国:

上映時間:

86分

ジャンル:

3.5

あらすじ

原爆が投下された三年後。ゲンは母と弟分の隆太と共に懸命に生きていた。広島の街も復興の兆しを見せる。しかしそんな中、母が原爆症によって倒れてしまう。治療のため金策に励むゲン。しかしそうしてい…

>>続きを読む

ゲゲゲの鬼太郎 大海獣

製作国:

上映時間:

54分

ジャンル:

配給:

  • 東映
3.4

あらすじ

川村メグミの依頼を受け、鬼太郎は南方のバルル島へ向かう。どうやらメグミの父親は「命の水」を盗もうとした日本人とともに南方妖怪に捕えられたらしい。しかし、探索に向かった鬼太郎は南方妖怪に捕ま…

>>続きを読む