クロがいた夏の作品情報・感想・評価・動画配信

「クロがいた夏」に投稿された感想・評価

志麻凛

志麻凛の感想・評価

4.0
名作 戦争のあり方を考えられる


【あらすじ】
伸子が拾ってきた黒猫
その名前を“クロ”と名付けた

しかし飼う前に
父親から仕事の支障になるからと飼うのはダメだと言われる。しかしあることがきっかけに父親は猫を飼う許可を与える

舞台背景として戦時中の日本
間もなく広島へ原爆が投下される日が近づいて来たが、主人公たちにそれを知るすべは無かった。しかし、伸子と弟でクロを可愛がる。餌としてフナ釣りもする。それほどクロという存在を愛していた

果たしてクロとの生活はどうなるのか?

【感想】
久しぶりに心打たれる作品を見たので、あらすじを書きました

2016年公開の「この世界の片隅に」よりも前に同じ広島原爆までの日々を扱った1作品。完成度が高くて言わゆる良作

音響も良い
例えば、お茶を飲むシーン
その時のお茶が口に運ばれるまでの描き方、そして音の出方が現実に寄せていて良かった。
後はBGM、BGMが内容を引き立ててました。一つ一つのBGMの使い方が上手
個人的にBGMの使い方が上手なアニメ作品の1つに入ります

そして戦時中のものだけではなく
ちょろっと環境問題についても描かれていてました

クロの餌のフナを釣るために使っていた川。しかしある時に軍隊用に埋め立てられてしまう。
それを見て、“勝つ”という欲に負けて自然を破壊してしまう。それは現代の日本、いや世界に通じるものがあり
欲を出し過ぎて森林伐採などをしてしまうと逆に環境に悪くなってしまい、自分たちへとデメリットを与えてしまう
今作はしっかりとは描かれていなかったが、それはかとなく描かれていました

約60分尺でしたが、その中で登場人物の心情が描かれていてとても面白くて学べることが沢山ありました
Radical

Radicalの感想・評価

4.3
人によってはクロを可哀想だと思うでしょう、その方々の気持ちはよくわかる。
それでも私はクロを幸せな猫だと思う。
カラスの攻撃から救われ、優しい家庭に迎えられ、こんなにおもわれて、涙を流されて。
幸せものです。
花

花の感想・評価

-
記録。
学生の時、夏休みの登校日の平和学習で観ました。忘れられない映画
広島原爆の日にふと思い出した作品、懐かしい…
子供の頃友達の家で観て大号泣したのを覚えてる
戦争の被害者は人間だけではなく動物達もだ
はだしのゲンと同じ作者とは知りませんでした。
はだしのゲンよりマイルドなので小さい子は見せやすいかもです。
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.4
はだしのゲンの中沢啓治原作だが、例によって絵柄は全然違う。しかも主役は女の子に変更だ。

でも今作は主人公を女の子にしたのは正解かも。子猫のクロを愛でるのが女の子になり母性的な慈愛ある優しさが加味されてる。

ゲンよりかは、もう少し子供に見やすいようにマイルドにしたかったかも知れない。

原爆のシーンもゲンの様に過剰な悲劇性を表すグロいアニメーションでは無く、会えて止め絵のハーモニー処理を中心にしてる。

更に弟がやたらと時代劇口調でキャラを作ってる。ギャグもだいぶ子供を意識してるね。オナラしてズッコケるなんて、90年代じゃ崩壊したノリだろうに(笑)
クロがアクション起こす時にたまにタラちゃんの様なピョコンって効果音が起きるのも低年齢を意識したと思われるね。

一方で、主人公が脚繁く通うのが時計屋で、掛け時計がチクタクなる中、カレンダーを店主がめくる演出の巧みさに唸る。
原爆投下の8/6のタイムリミットを刻む様に秒針がなる描写は流石だ。
Nei

Neiの感想・評価

3.0
小学生の時に夏の平和学習で見ました。

戦争の最大の被害者は動物であって、この作品のように訳も分からずある日突然命が奪われる。
食べるためでもなく。
小学校の時みた反戦映画。アニメの姉がかわいいのに原作の絵がゴリゴリの中沢啓治で(しかも兄だった)アアアーてなった。
まゆげ

まゆげの感想・評価

3.5
子どもの時に友達の家で観て、全員で大号泣した映画。

大人になって振り返ると、子どもに戦争の悲惨さを伝えるのに最適な映画かなと思った。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.7
ゲンプロダクションは“黒い雨にうたれて”から“クロがいた夏”まで振り幅がすごいな。今作は政治的な主張は抑えているので、ちゃんとストーリーが頭に入ってくる…それだけで十分うれしい。やっぱり子供向きである以上は、イデオロギー出すより優しい話を作ってほしいものです…
今作は大人にも見応えあるし、子供向けにも丁寧な仕上がり。“はだしのゲン”のようなグロテスクに人間が溶ける描写はないものの、原爆のシーンはこちらの演出の方が不気味でこわかった。“はだしのゲン”が動なら、こちらは静の表現。だからこそ怖さが引き立つ爆発の威力。
LUKE

LUKEの感想・評価

5.0
一つの家族と、猫との温かく切ない感動的な話。原爆の被害により長くは続かなかったクロとの生活。はだしのゲンの作者である中沢さん自らの体験談とのこと。原作の絵本もあるが、こちらも必見。少しリアルに描かれている。原爆は絶対に忘れてはいけない事実。
>|

あなたにおすすめの記事