クリント・イーストウッドの真実を配信している動画配信サービス

『クリント・イーストウッドの真実』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

クリント・イーストウッドの真実

『クリント・イーストウッドの真実』に投稿された感想・評価

◆概要◆
俳優・監督クリント・イーストウッドの俳優デビューから「インビクタス/負けざる者たち」(2009年)に至るまでの道のりをイーストウッドのインタビューを交えながら描いたドキュメンタリー作品。

◆感想◆
本作はクリント・イーストウッドが関わった作品を順を追ってその作品ごとにイーストウッドのコメントを交えて描いていて、作品ごとにイーストウッドの思いや作品に対する趣向が分かって、改めて彼の作品を観たくさせるものがあって面白かった。また、その合間に彼の映画や人生に対するスタンスのようなものを感じさせるコメントがあって、その点も興味をそそりました。

クリント・イーストウッドの作品を少しでも観たことのある方なら興味をそそられる内容となっていて、彼の半生を理解する一助になる作品でした。

鑑賞日:2025年9月29日
鑑賞方法:CS ムービープラス
(録画日:2025年5月31日)
イーストウッドが監督した「インビクタス/負けざる者たち」のメイキング映像から始まる本編( ^ ^ )/□

【イーストウッドの映画人生ドキュメンタリー】

ナレーターは…
マンデラ大統領役でこの「インビクタス」に主演した…モーガン・フリーマン( ^ ^ )/□

ワーナーブラザーズの撮影所を原点にイーストウッドのデビュー時代を語る貴重なシーンもあります!

マカロン・ウエスタン → 「ダーティー・ハリー」の44マグナムに至る名シーンを紹介しながら、ハリー・キャラハンの役作りまで解説してくれる( ^ ^ )/□

監督作品「アウトロー」を元にして、作品の隠れたテーマ…‘壊れた家族の再生’と‘無謀な暴力を嫌う’ことが彼の原点にあることを探る…
特に注目だったのが、彼の作品で指鉄砲や空の拳銃が出てくるシーンについての〈秘話〉

長年の衣装担当、デボラ・ホッパーと彼の案内で、実際撮影に使われた使われ衣装の紹介までありますよ〜(^o^)/…初監督作の「恐怖のメロディ』の衣装まで…

「ブロンコ・ビリー」や「ダーティー・ファイター」の猿との共演などの素朴な役柄も…

ありきたりの西部劇ではないと自負する「ペイルライダー」…

「ダーティー・ハリー」からの脱却映画…「タイトロープ」の紹介

その他、「ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場」…「ホワイトハンター・ブラックハート」で ‘男らしさ’ の方向転換…

「センチメンタル・アドベンチャー」での親子共演….「バード」の撮影時の思い出…

そして「許されざる者」の脚本の失敗談

「パーフェクト・ワールド」の理念…

「ミリオンダラ・ベイビー」「マディソン群の橋」なども出てきます。

そして音楽家としての才能が「ミスティック・リバー」で発揮され、自らピアノをひいて語るイーストウッド!

「父親たちの星条旗」や「硫黄島の手紙」…大好きな「グラン・ト リノ」の名シーンには目頭が熱くなった(ʃᵕ̩̩ ᵕ̩̩⑅)シクシク

もう、今作のレビュー書いたらきりがない…
ただ1つ言えること…イーストウッドの映画に込められた熱いメッセージは、自分が感じてきたものより、もっと深いものがあった!

観た作品も未見のものも「何度でもみたい」…そんな気持ちにさせられた映画でした!

イーストウッド・ファンの方なら尚更、そうでない人も、今後の〈映画の見方〉が大きく変わるでしょう( ^_^)/~~~
風神
3.0
ムービープラス放送分を録画して鑑賞。

『インビクタス』公開後に作られた
ドキュメンタリー作品。
昔よくあった、本編よりも長いDVDの
特典映像のようでした。

イーストウッドさん本人の
簡単な紹介と来歴があり
ワーナーとの生涯契約後の作品の中から
ピックアップした作品の解説を
ご本人がしてくれる。
役者でもあり監督でもあるから
作品の本質に関しても
サクサク喋っちゃってる。
みんな観てるでしょ的感覚で
ネタバレありきな解説が多いので
観たことない作品が多い方とか
今後下記の作品を観る予定の方はご注意を。

ダーティーハリーシリーズ
アウトロー
ブロンコビリー
ダーティーファイター
ペイルライダー
タイトロープ
ハートブレイクリッジ
ホワイトハンター・ブラックハート
センチメンタル・アドベンチャー
バード
許されざる者
パーフェクトワールド
マディソン郡の橋
ミスティックリバー
ミリオンダラー・ベイビー
父親たちの星条旗
硫黄島からの手紙
グラン・トリノ
インビクタス

白黒の西部劇のやられ役の頃の
演技の下手っぷりは、ある意味新鮮。

爺さんだけど頑張るよ的な終わり方でしたが
この後も精力的に撮り続けて
コンスタントに作品を作り続けてるのが
本当に凄い人ですね。

2025-149

『クリント・イーストウッドの真実』に似ている作品

クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー

製作国・地域:

上映時間:

146分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.8

あらすじ

長きにわたって映画界で活躍し、さまざまな顔を持つクリント・イーストウッド。俳優、プロデューサー、監督、フィルムメーカーなど、唯一無二の“映画スター”として今もなお現役で飛躍し続けるイースト…

>>続きを読む

リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス

上映日:

2022年04月22日

製作国・地域:

上映時間:

93分
4.0

あらすじ

2013年にパーキンソン病と診断され歌手活動を引退した、アメリカ西海岸を代表する稀代のシンガー、リンダ・ロンシュタットの半生を描くドキュメンタリー。「悪いあなた」、「夢はひとつだけ」など幾…

>>続きを読む

モリコーネ 映画が恋した音楽家

上映日:

2023年01月13日

製作国・地域:

上映時間:

157分
4.0

あらすじ

モリコーネ⾃らが⾃⾝の半⽣を回想し、かつては映画⾳楽の芸術的地位が低かったため、幾度もやめようとしたという衝撃の事実の告⽩、そして、いかにして誇りを⼿にしたか?数多の傑作の名場⾯とワールド…

>>続きを読む

人生の特等席

上映日:

2012年11月23日

製作国・地域:

上映時間:

111分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.6

あらすじ

メジャーリーグのスカウトマンとして活躍してきたガスは、年齢と共にその手法が球団から時代遅れと批判され、解雇の危機を迎えていた。そんな中、彼は有力選手をスカウトする旅に出るが、長年わだかまり…

>>続きを読む

関連記事

クリント・イーストウッドは何故、ジャンルを越境するのか?【フィルムメーカー列伝 第二回】