結婚式と赤ちゃんの作品情報・感想・評価

モーリス・エンゲル&ルース・オーキン夫妻による前2作から、本作はオーキンの病により、エンゲル単独作となったそう。

ニューヨーク。イタリア系アメリカ人のカメラマン、アル（ジョン・マイヤーズ）と、パー…

モーリス・エンゲル監督作品。
結婚式と赤ちゃんを専門とした写真館を営むカップルだが、自分たちは結婚に踏み切れず・・・という話。

苦い大人の恋愛。ジョン・カサヴェテスがこの監督の作品を好んだらしいけ…

クラインでありロバートフランクである。
自主映画のお手本と言っていいミニマリズムながらいろんな主題を持つ作品。
スコセッシやカサヴェデスも熱狂したのではないだろうか？
写真が好きなのか構図が決まって…

いつまでも結婚に踏み切れないウェディングカメラマンとその彼を待つフィアンセに年老いた移民のおかんが加わってネオレアリズモ臭が増し（50年代後半なので時代性もあるね）日本映画でもありがちな日常ややこし…

• #mingo2021

これも面白い。ちと画の強さには欠けるが。
お母ちゃんの背中がしんどいよ…父ちゃんの墓場に行って老人ホームに帰りたくないなんて切ないよ…。
40手前でわがまま癖は直さないといけないと大変なことになると…

エンゲル単独にして最後の作品。結婚式や子供専門の写真屋を営む移民の二人。結婚を意識する女と踏み切れぬ男。男の心の内にある不安感、その理由を窺わす映像が説得力あった。ただ音楽が叙情的過ぎて却って邪魔…