ある日、高校の同級生だった保坂由香里と金城綾子は、9年ぶりに再会した。綾子は警備員をしていた由香里を自分の会社に誘い、由香里は綾子の会社で働くようになった。しかし、綾子は徐々に由香里に冷たくなり、奇妙な態度を取りはじめる。次第に追いつめられる由香里。綾子には、ある思いがあった。積み重なった憎しみが、綾子の心の闇を深くする。ある思いを確認するため、綾子は由香里を呼び出す。交錯する、それぞれの思い…。 憎しみの連鎖は、どのような結末を迎えようとしているのか。
訪問看護師の市子は、その献身的な仕事ぶりで周囲から厚く信頼されていた。なかでも訪問先の大石家の長女・基子には、介護福祉士になるための勉強を見てやっていた。基子が市子に対して、密かに憧れ以上…
>>続きを読む閑静な住宅街で起こった一家惨殺事件。被害者・田向浩樹(小出恵介)は大手デベロッパーに勤めるエリートサリーマン。妻の友季恵(松本若菜)は物腰が柔らかく、近所からも慕われる上品な美人。ふたりは…
>>続きを読む高校生の澄子(福永朱梨)はある日橋から身を投げた。しかし、死ねずに生還してしまった。数ヶ月ぶりに学校に戻ってきた澄子は、幼馴染の秀明(金井浩人)を執拗に脅迫し始める。身を投げる原因を作った…
>>続きを読む30 年前。母・加代子(平栗あつみ)が進一(遠山雄)を出産中に、あろうことか母の実家に盗みに入った父・広志(渡辺いっけい)。「最初から騙すつもりだったんだろ?」と銃を構える叔父を、牧師・源…
>>続きを読む結婚を控えているカンナとマサオ。2人を祝福するため、聖なる夜にカンナの大学時代のダンスサークル仲間であるサトシ・サナ・ツバキ・コムラがパーティーを開いたが、そこで学生時代にカンナとコムラが…
>>続きを読む神崎(野村⼀瑛)は何か思い詰めた表情で、街へ出かける。タクシーが捕まらず、背中を丸め道端に座り込んでいると車道越しにひったくり現場を目撃。⼀心不乱に走り出した神崎は、ひったくりをしていた山…
>>続きを読む1995 年 1 月 17 日午前 5 時 46 分、「街」は一瞬で破壊され、ぼくたちは生き残った。 偶然出会ったふたりの想いが、夜の街にあふれ出す――。 こどもの頃に震災を体験し、いまは…
>>続きを読む養鶏場を営む田中家に”嫁いだ”田中優子(佐々木心音)は、夫の姉である田中里実(久田松真耶)にいびられながらも、慎ましく日々の生活を送っていた。そんなある日、優子の夫である田中良介(木口健太…
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