FORMAの作品情報・感想・評価

『FORMA』に投稿された感想・評価

日本のハネケはここにいました。
「べニーズビデオ」や「71Fragments」。
気持ちの悪さだけが最後まで続きます。

冒頭、安倍公房「箱男」のオマージュなのか
映画の覗き見的性質なのか。

とにかくバキバキの引き画によって
ドラマを否定し、時間という本質に迫る。
この一本だけで多くのものを粉砕できそうでした。
視聴

視聴の感想・評価

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場所、非-場所、映画館



映画館でしか観れない映画、ポストトークで映画館という場所への思い入れを語る監督。

シークエンスバーと一時停止への反抗。



特定の街と情緒のなかにそのミニシアターがあって、ほかではない「場所」であろうとしている。

足による投票の投票所。

ミニシアターは、シネコンよりも場所だ。



ところが(そのミニシアターに限った話ではなく)シアター内部はとても非-場所だなとよく思う。

ー 色とノイズを返上し、すすんで背景化する装置類
ー 視聴のためにすすんでアノニマスになる客

物語世界の「場所」を到来させるため、シアター内部は非-場所であることが好ましい。



映画館で映画を観るという経験の特異性は、(監督が言うように)映画を勝手に一時停止できないことだけではなく、この非-場所性にも関係がある。

非-場所としてのシアター室で映画を視聴するとき、いちばん心地よく映画内の場所に没入できる。



「「「物語内の場所」を到来させるための非-場所」を内包し、キュレーションする場所」としての映画館。



携帯の電源を切る名目を与えてくれるので、映画館が好きです。
shihong

shihongの感想・評価

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多分、通りすがりにゲリラ撮影してて
結構な長尺で私が写ってるらしいのですが(笑)
DVD化されてないので確認しようがありません。

V送ってほしいです。
heki

hekiの感想・評価

4.0
BGM無し、不穏、長回し。この感じ好きやなー。
ミヒャエルハネケが日本で映画を撮ったらこんな感じだろうなーと。
jita

jitaの感想・評価

4.0
2020年映画納めに出町座で鑑賞。
ジクジクと膿が出るような嫌な作品
話の核心を遠回しにチクチクと責めるようなテンポの悪い会話や話し方。
綾子の「いるよね、こういう性格の悪い女」感。
容姿のせいで無自覚に男を惹き付けてしまうファム・ファタールな由香里。

2人は9年間ずっと互いの価値観の相違を理解してこなかった。理解出来なかった。しょうもない会話で笑い合いながら心の中で「馬鹿な女」と見下し合っていたんだろうな。

私は福田里香先生のフード理論の狂信者なのですが、「映画では向き合ってものを食べるシーン=腹の中を見せるという演出に使われがちだけど、実際はそんなことないよね。」と嘲り笑うかのような嫌な食事シーンしかない。親子、友人、婚約者、2人向き合っているのにどこか孤独で不快。

ミヒャエル・ハネケやラース・フォン・トリアーの映画を観た後のような重苦しい後味の悪さがありました。
万人にはオススメ出来ない作品ですがこの手の映画が好きな人にはたまらない1作だと思います!
FORMAリベンジ成功。人間の本質というものに限りなく接近して映し出す試みを「映画」と言うのなら、久しぶりに「映画」を観たなという感じがした。京都は出町座の年末恒例の上映で、坂本あゆみ監督の舞台挨拶も聴けた。お話の中で福田恆存の「1匹と99匹」の例え(99匹を助けるのが政治ならば、迷える1匹を救うのは文学以外に何があろう、というもの)を引用されており、学生時代に福田恆存を齧っていた頃に印象深いフレーズとして記憶していたことを思い出した。自分もその「1匹」だなんていう自虐的なエゴ?はないが、むしろ「99匹」に属する人間を「1匹」のうちに引き摺り込んでしまうような、そんな恐ろしさを備えた作品だった。
Jaya

Jayaの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

由香里が父と寝ていたことの怨みを綾子が晴らそうとしたら返り討ちに遭うお話。ソフト化されないのは勿体無いですが、その意図は分からなくもない。

くすんだ色合いはイマイチでしたし、画の美しさも感じなかったのですが、カメラ映像への繋ぎ含め、とにかくカット割りが巧みでやたらに上手いと感じさせられました。構図も巧みでした。

怨みを晴らそうとしていること自体、分かるのは終盤。劇伴は一切なく、前半は会話の細やかさでリアリティを演出しているよう。

平凡な会話ですが、これがまた驚くほど退屈で典型的なつまらない会話。ただその会話から滲み出るキャラクター自体が後への伏線になっているようで凄い。

盗撮の喧嘩は固定の長回し。どう演出したのか、素晴らしい演技で、父との関係を口に出すタイミングが絶妙でした。真相自体はある程度予想できましたが、そこまでの展開も上手かったです。

綾子が簡単に死んじゃう伏線が一回倒れただけというのは弱すぎました。別に伏線じゃなかったのね、というポイントもありました。ラストの1カット、いっそ2カットは要らなかったかなあ。

かなり役にハマっている人が多く、演技というよりも個々人のキャラを出しているのに近いような印象を受けました。田村君がかなり面白い演技してて好きでしたが、クレジット観ると脚本家の様子。役者もやればいいのに。

純粋なサスペンスという訳でもなく、主役の2人の人物像が物凄く狭い範囲で揺り動かされるという、精妙さを感じる名作でした。
ゆい

ゆいの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

毎年年末に出町座で上映されている映画🎞昨年見逃して、今年初鑑賞。
お、面白かった...見終わった感想は、なんてことなの...みんなの過ちや憎しみで起こった悲劇。
最初は、あやこにむかつき過ぎたけど、理由を知ったらまぁ分からなくもない。同級生が友人と関係持ってるとか気持ち悪い。今が幸せならいいけど、そんなに幸せそうじゃないし、ゆかりが理由で母が出ていったことで続く父との2人暮らしの閉塞感。
ゆかりは、あやこを殺してしまった後の演技がめちゃくちゃリアルだった。
どちらにの経験もないから感情移入できないけど、どっちの気持ちもわかるような気がする。全体的に、会話がめちゃくちゃリアルだからかなぁ。
冒頭の穴を開けるシーンで、すでにゆかりに声をかけて会社に誘い、辞めるように仕向けて、呼び出すとこまで計画してたのかな...??
監督さんのこだわりでDVD化なし、映画館のみの上映とのこと。アクション映画とかとは違った意味で、映画館で見た方がいい映画。
のい

のいの感想・評価

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ずっと見たい見たいと思いながら毎回見逃してた。(年末上映しかないレア度かつ円盤になってないので)
いやぁな、、いやぁだわぁ、、という感じが随所に
毎年、年末にだけ出町座さんで上映されていると云うことで興味が湧きました🎬
監督が映画館の上映に拘っていてDVD化はしないようです😅

フィルマでの評価も高いので最終上映時間だが明日休みと云うこともあり頑張って起きてようと(毎日朝4時起きなので)
予約をお願いしました😃📲
監督は28日から登壇されるようなのでその日観たかったけど。。😅

15時過ぎに帰って時間迄TSUTAYAさんから届いていた「コンフィデンスマン」と「レ・ミゼラブル」を見ていました
「レ・ミゼラブル」のおかげでウトウトせずに19時に出発😁

ゑびす屋さんがリニューアルされていたので半額弁当購入🍱明日の朝食べよう😁





20:15上映 B1 42席 👨3 👩6


綾子(梅野渚)は同級生の由香里(松岡恵望子)と再会する
テニス部だった2人は久しぶりにコートで汗を流す
綾子は自身の会社が人手不足なので由香里に一緒に働かないかと誘う
こうして由香里は綾子の会社で働き始めるのだが。。









以下ネタバレ



何となく怖い話だという情報だけは聞いていましたが。。
推理サスペンス物になるのかな。。
結論から云うと非常に面白い作品
もっと点数上かなと思いつつ余りに救いの無い話なので陰鬱としてしまいこの点数に😅
145分と長いしまた観たいかと云われるとビミョーです😅

タイトルFORMAとは本質という意味だとか。。なるほど👀
女性の怖さを非常に感じた作品

途中から時間軸が前後するので集中力がいるかも。。
でもそれもとてもよく考えられた脚本だと思った

ラストのエンドロールが無音で終わるのも印象的😃
父親役が光石研さん👍
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