鞍馬天狗 鞍馬の火祭の作品情報・感想・評価

「鞍馬天狗 鞍馬の火祭」に投稿された感想・評価

美空ひばりの歌に聞き惚れ、子役(新吉)の大活躍に喝采し、アラカンの剣劇アクションを堪能すれば良いシリーズなので、ストーリーの粗やご都合主義をとやかく言うことには意味が無い。美空ひばりが歌うためだけに出てきていることに突っ込むのも野暮というものである。歌は上手いし、子役は可愛いし、刀捌きも鮮やかなヒーローはカッコイイのだから、それで充分なのである。加えて本作には、ハタチ前の岸恵子が可愛らしさを振りまき、あまつさえ手込めにされそうになるというオマケまでついているのだから、今回も何も言うことはありません。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

元治元年。幕末の中に悪名を轟かす般若面のニセモノ鞍馬天狗。勤王志士のアラカン鞍馬天狗が活躍する時代劇エンタメ。人物関係がよく分からない所もあるが楽しい。殺陣や騎馬アクションの盛り上げが素晴らしい娯楽作。
若き白河卿にイケメン高田浩吉。黒川弥太郎がニセモノなんだがこれが美味しい役所。横恋慕した岸恵子に人非人言われちゃう。あの目のどアップは劇場で観たら大迫力だろうなぁ。
右腕の吉兵衛には川田晴久。あまり馴染みがないが鞍馬天狗ではとにかく唄うひと。芸者に入江たか子、鞍馬天狗の娘に岸恵子、杉作に美空ひばり。これまた彼女もとにかく唄う。さらに少年まで唄う。元々謡いが好きな鞍馬天狗なのでこれでいいのだ…
とにかくプログラムピクチュアなんでしょう。嵐寛で46本の映画が作られたそうですからねぇ。戦後の美空ひばりとのシリーズです。で、レコード会社タイアップ映画なので、とにかくみんなこれでもかと唄います。しかもみんな上手い。どうしたって歌いすぎとは思うけど歌尽くし。
それ以外ではアクションシーンのクラシックのBGMがいい。テンションあがる。