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エフィ・ブリースト
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『エフィ・ブリースト』に投稿された感想・評価

sonozy
3.5
ドイツの作家テオドール・フォンターネの1894/95の同名小説(邦題: 罪なき罪)が原作という事で、ストーリーはもちろん、モノクロ映像、ナレーションの多用、静的なショットなど古典的な世界観の中で、小説の細かなチャプター毎にホワイトアウトしていくような演出。ファスビンダー監督29歳の時の作品というのも唸ります。

ブランコ遊び大好きな貴族の娘、17歳エフィが20歳も年上のインシュテッテン男爵に見初められて結婚。
出世欲、名誉、規律...を重んじる堅物な夫の元、心理的抑圧・苦悩を抱え、もがきながら自分らしくあろうと生きるハンナ・シグラの魅力を堪能。

家政婦ヨハンナ役のイルム・ヘルマン、あの独特の顔つきで安定の存在感。
久々に観た。基本的に印象は変わらないが、以前より頭に入ってきた。

エフィが椅子に伏せての独白は、まったく正直で正しく、この世の卑小な者への呪詛に満ちていて沁みる。
最期のベッドで母に残すセリフは、すでに放り捨てた気持ちだ。正直な心情すら伝える気がなく、夫とのつながりを完全に断つものだと思う。怒りを伝えて卑小な夫に(ヤレヤレ)と思われたり、また怒りを誘発したりするのは同じ土俵に降りることになるので、もっともどうでもいい、諦観にあふれた言葉を残したのだと。

きっと肉体関係もない、おままごとのような恋愛遊戯に、6~7年経ってから決闘を申しこむ馬鹿馬鹿しさ。夫もそれが馬鹿馬鹿しいと理解しつつ、彼らが住む社会の中では無視をすることもできない体面がある。友人一人に漏らしただけで、もしその友人がいる場所で妻が不貞の話をするならば、自分の脳裏に秘密があるという事実が浮上し揺るがせない。だから決闘に至る。本当に馬鹿馬鹿しい生き方。
娘にも母を憎むように調教をすることが、自然児のエフィの感情が赴くままの心の在り方と相容れない。子どものなんと醜い育て方か。
3.5
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品!

フクオカシネアスト③

ドイツの作家テオドール・フォンターネ原作「罪なき罪」の映画化。

17歳のエフィ(演じるハンナ・シグラ)は両親の勧めで20歳も離れた男爵と結婚する、子供にも恵まれたが夫の友人の少佐に心惹かれていき不倫関係になっていくが男爵の転勤で別れる事に、6年後男爵は二人のラブレターを発見して、少佐に決闘を申し込む!

本作は長編小説の映画化なんですが、映画そのものもナレーションから台詞から背景からすべて字幕でずっーーーーと説明されているので小説の文字をずぅーーーーーと読んでる錯覚に襲われ、映像に集中出来ん!
てな具合笑😅

おもろくないかというと、鏡を使った台詞のシーンなんかはおおって!なるし所々のシーンの美しさとハンナの美しさにも魅魅了されて不思議な気分にもなる。

なんとも困った良か映画!

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