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みんなの学校
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目次

みんなの学校の作品紹介

みんなの学校のあらすじ

大空小学校がめざすのは、「不登校ゼロ」。ここでは、特別支援教育の対象となる発達障害がある子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんな同じ教室で学びます。ふつうの公立小学校ですが、開校から6年間、児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人もいっしょになって、誰もが通い続けることができる学校を作りあげてきました。すぐに教室を飛び出してしまう子も、つい友達に暴力を振るってしまう子も、みんなで見守ります。あるとき、「あの子が行くなら大空には行きたくない」と噂される子が入学しました。「じゃあ、そんな子はどこへ行くの? そんな子が安心して来られるのが地域の学校のはず」と木村泰子校長。やがて彼は、この学び舎で居場所をみつけ、春には卒業式を迎えます。いまでは、他の学校へ通えなくなった子が次々と大空小学校に転校してくるようになりました。このとりくみは、支援が必要な児童のためだけのものではありません。経験の浅い先生をベテランの先生 たちが見守る。子供たちのどんな状態も、それぞれの個性だと捉える。そのことが、周りの子供たちはもちろん、地域にとっても「自分とは違う隣人」が抱える問題を一人ひとり思いやる力を培っています。映画は、日々生まれかわるように育っていく子供たちの奇跡の瞬間、ともに歩む教職員や保護者たちの苦悩、戸惑い、よろこび……。そのすべてを絶妙な近さから、ありのままに映していきます。そもそも学びとは何でしょう? そして、あるべき公教育の姿とは? 大空小学校には、そのヒントが溢れています。みなさんも、映画館で「学校参観」してみませんか。

みんなの学校の監督

原題
製作年
2014年
製作国
日本
上映時間
106分

『みんなの学校』に投稿された感想・評価

TS

TSの感想・評価

3.8
【育まれる「生きる力」】
ーーーーーーーーーーーーー
監督:真鍋俊永
製作国:日本
ジャンル:ドキュメンタリー
収録時間:106分
ーーーーーーーーーーーーー
先週金曜日、大学で教職の全体説明会がありその講演の一つに木村泰子元校長の講演がありました。手始めにこの映画を見せてくれてそれから講演の形となりましたので、そのことも踏まえて感想を書かせていただきたいと思います。

大阪府にある大空小学校。ここでは一人一人がつくりあげる学校として、児童一人一人が生きる力を育んでいってる。今作は初代校長である木村泰子校長と、その児童たちを追ったドキュメンタリーである。

説明会を聞いていた大半の人たちが教員を目指しているため、真摯な眼差しで鑑賞していました。木村泰子元校長のノウハウには驚かされることがたくさんありました。児童一人一人を理解するために壁を設けない。つまり障がい者の子も障がいでない子と同じ空間で学ばせるのです。正直な話、それを実現するのは難しいです。どの学校でも出来ることではないでしょう。

校長をはじめ職員全員が一体となって児童を教育していることに感動しました。そのためなら新人の教員にも厳しく指導をします。今作では座親先生という新人の先生が登場してきますが、クラスをまとめれなくて困っている模様。うまくいかないストレスは結局のところ児童に向けられてしまいます。それに関して叱る校長。叱ると怒るは違います。確かにあの描写は叱りを超えた脅しにも見えました。校長からするとあれは言葉を用いた体罰だそうです。体罰はもちろん禁止なので、これは難しい事案です。悔しさのあまり涙する座親先生、、恐らく見ていた我々はこの座親先生にひどく同情したのではないでしょうか?来年、もし自分がこの場で教育者として教壇にたっていたらどうするのか?

授業は生き物 とよく言われますがその範疇をこえて、学校自体が生き物と思われます。マニュアルなんて存在しないのも同じ。この先の見えない、答えのないことに我々はどれ程食いついていけるのか。教員の難しさを改めて知ったとともに、不思議かな、ますますやってみたいという気持ちが強くなりました。それは、その場にいたほとんどの人が感じたのではないかと思います。

鑑賞後に、この映画に出てきた木村泰子元校長の実際の話を聞けました。作中に出てきた発達障害の子を何人か取り上げ、その子の思い出話をしてくれました。それを話してるときの先生の顔ときたら本当に嬉しそうで。。

教員というのは非常に大変な職業です。土曜日も休みがない。しかし、かけがえのない何かを得れる素晴らしい職業であるかと思います。改めてなりたいという気持ちが強くなった映画でした。余談ですが、現在最終テストの結果待ちです。一ヶ月半も待たされるとは、、かなり辛いです笑
仮に不合格でも講師登録をして学校の現場に携わっていきたいと思ってます。

以上、最後の方は映画と関係ありませんでしたが、教員やそれを目指してる人はもちろん、それ以外の方が見たとしても非常に参考になると思います。
佳子

佳子の感想・評価

4.4
インクルーシブ教育を本気で実践している公立小学校を追いかけたドキュメンタリー。

とにかく木村校長のカリスマ性が凄い。
社会で生きていく為に大切なことを、瞬時に判断し、嘘や迷いのない真っ直ぐな言葉で子供達に語りかける。

しんどさを抱える子供の輝きや優しさを心の底から信じて、その変化に感動し、涙する姿には、同じ仕事をしている者として感じ入るものがある。

ここ最近ずっと、子供達をみんな苗字の〇〇さんと呼ぼうという流れが教育界にはある。けれど、子供達を名前で呼び捨てるこの感じが私は好きだ。馴れ合いとかではなく、支えが必要な子供の心を開くにはもっと近い距離から話すことが必要だと思うからだ。苗字ではなく、名前を呼ぶというそれだけで心の距離はぐっと縮まるのだ。

子供達が口で言うことは、その場だけだったりするのだけれど、その瞬間は本当だというシーンが響いた。

点と点を繋いで、それが線になる。

その日を信じて、私達は子供が自ら点を打つことが出来るよう支えていくのだ。

素晴らしいドキュメンタリーでした。

2021-148
これが公立小学校の話なんて!
ということは、先生は異動ありってこと!? それでこれを継続させているとしたら、凄いことです。
(内容は粗筋をどうぞ)

全てに本気を感じる。
子どもも叱られ先生も叱られる。子どもが謝り先生も謝る。
だから子どもにもきちんと思いが伝わってる。まだ子どもだから分からない…なんて決してない。子どもだからこそ、大人の嘘や見せかけの部分をしっかり見抜く。そしてそれが子どもの行動となって出てくる。だから絶対、本気で向き合わなくてはならないと痛感。子どもはみんなで育てるもの。

ドキュメンタリーとはいえ映画だから、きっと見せたい部分ばかりが表に出ているはず。でもその裏では水面下で動く白鳥の足のように、足掻き続けてるんだと思う。教育者としてそこをしっかりくみ取っていかねば、と。

校長先生、凄いな👏 それについていく先生方はもっと凄い✨ 誰にとっても強制的にならなければいいな。

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