物語は1944年、ポーランドのワルシャワで起こったいわゆるワルシャワ蜂起を描いた本作をポーランド映画祭で鑑賞。ドイツの横暴にワルシャワのポーランド人は密かに氾濫を起こす計画を進め決起する。主人公の青年と恋人も参戦し戦闘は3日で勝利を収めるはずであったが、ドイツ軍の増強と、ソ連軍もあてにならなくなり、一気に形成は劣勢になり、悲惨な状況に陥っていく物語。

「悲惨になるに連れて町中が凄惨な状況に変化」
「爆撃されて舞い上がった煙を眺めていた女性に血の雨と肉体」
「窓際に隠れていた女性がギリギリで飛んで来た弾に吹っ飛ばされる」

これまで本当にたくさんの映画を観てきたが、描写のリアリティは圧倒的。そんな中に戦場でもロマンティクな演出を入れてくるところも絶妙な映像世界。

方向を間違えればスプラッターのような、目を背けるような場面を戦場であるがゆえに当然のように次々と起こる映像は恐怖で震えてしまう。めったにお目にかかることのない傑作なので是非、レンタルでも鑑賞してもらいたい。

このB級感のあふれるパッケージに騙されてはいけませんw

• #レンタルであと一本が決まらない時におすすめ！

我が将星推薦の一本

戦争映画だからそりゃ人は次々に死んでいきます

その死にゆく様の映像が、痛々しくて惨ったらしい

映画という一つの芸術品だから、物事をオブラートに包んだり変形させて世に出したりという事は無意識レベルで実際にはあると思うんですが、そういう脚色がこの作品にはほとんどない

厳しい戦場のリアルさを究極まで追求していると感じました


何ヶ所か戦争映画らしからぬ音楽や描写も入り混じってますが、とにかく画面が刺激抜群なためハリウッドの戦争映画慣れによって凝り固まってしまった脳などすぐにほぐれてしまうこと間違いなしです

• #ご紹介していただいた映画
• #世界はドラマであふれてる
• #脚光を浴びせてあげたい映画

戦争という地獄でしかない出来事。
ワルシャワ蜂起の壮絶さは伝わる。
街にとんでもない歴史があったことも伝わる。
子供も容赦なく撃たれ手足が舞い散る。美術も相当凄くて壊れた市街地は見もの。
戦闘のシーンはとにかく凄い。

それなのに「ワルシャワ蜂起」という重い黒い事実に偽ハリウッド風味がまぶしてある。
薄く薄くスライスしすぎてペラペラなやつが。
だから見やすいとともに珍品の香りが…
もしかしてオリジナルともいうかも知れない。

笑ってはいけないのに笑ってしまうシーンが明らかに２つもあるんです。
「２つで十分ですよ」という言葉があるが、２つもいらん。