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O侯爵夫人
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『O侯爵夫人』に投稿された感想・評価

菩薩
3.6
結局やってる事は強姦に違いないし同意の無いSEXが如何に容易く一女性の運命を狂わせるかについての映画として観た方が良いと思うが、一応聖母マリアの事例が出て来るくらいだし俗世間の嫌らしさみたいな物も受け取った方がいいのだろう。これはこのままレア・セドゥ、もしくはフローレンス・ピューあたりで現代リメイクいけると思うが、自然光&蝋燭撮影をアルメンドロス以上に美しく撮れる人間がいるかどうかは謎…。幾らでもバッドエンドに出来る話を良くハッピーエンドにしたなと思うが、どうやら最後の一文は誤訳らしい。正しくは「二人の間にはロシアの血を引く子が続いて産まれた」みたいな感じらしいです。「皆がロシアの伯爵の例に倣った」じゃまるで意味違うじゃん…(それも狙いなのか…?)。パパ、娘にチューし過ぎ…。
Cem
5.0
ロメールによる異色の時代劇🌼
18世紀末の北イタリアが舞台。貞淑な未亡人のO侯爵夫人が身に覚えのない妊娠をし、周囲は大騒ぎ!!悲劇からの喜劇。これがまぁ、とんでもないお話で面白かった😂
キャンドルの明かりが心地良く、インテリアも凝っていて、田舎の別荘も緑溢れていて素敵✨誰ともセックスしていないのに妊娠するなんて、まるでおとぎ話のようだけど、実際レイプされたわけだから悲劇である。そんなことも気にせず、一途に想い続けるちょっとしつこいブルーノ・ガンツ。何回振られたって諦めない鋼のメンタルが凄いし、見習いたい
あー
4.0
「私のお腹にいる赤ちゃんのお父さん名乗り出てください」って新聞で尋ねるとかどんだけヤリマンやねんって思ったけど話が進んでくとそれよりももっと倫理観ぶっ壊れてるストーリーで予想を裏切られた
ロメールらしくない異色な作風でこれはこれで面白かったけどやっぱいつもの方が好き
ロメール本人がヒッチコック風にカメオ出演してる!笑

『O侯爵夫人』に似ている作品

パッション

上映日:

1983年11月19日

製作国:

上映時間:

88分

ジャンル:

3.6

あらすじ

映画監督のジェルジーは、スイスの小さな村で『パッション』という題の映画を撮影中。その作品は、レンブラントやドラクロワの名画を、扮装したり裸になった俳優をカメラの前で静止させ映像で再現すると…

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