悪魔の陽の下にの作品情報・感想・評価

悪魔の陽の下に1987年製作の映画)

SOUS LE SOLEIL DE SATAN

製作国:

上映時間:98分

ジャンル:

3.4

「悪魔の陽の下に」に投稿された感想・評価

mare

mareの感想・評価

3.0
これがパルムドール獲って当時ブーイングが巻き起こったっていうのは悪魔信仰を主題にしてるからなんだろうけど、日本人としては馴染みが浅いテーマで同情はしかねるが静かなる狂気と唐突で予想できない演出は面白い。終始ただならぬ雰囲気を漂わせているが、予想もできない超展開はシュールであると同時に恐怖そのものを感じる。宗教映画としてベルイマンと似たテイストではあるが、さまざまなモチーフが具現化されている奇妙な映画。
FeMan

FeManの感想・評価

3.4
ただただ喋っているシーンが長い映画。
こいういのは観てると眠たくなってくる
n

nの感想・評価

3.9
信仰とは、、ってなって難しい
役者の演技がすごくて、死んでるところがすんごい
ムーシェットの死体も男の子が生き返るところ綺麗すぎてゾワァってしてしまった、非道徳的だけど映画なので、、
いろいろ細かいとこ忘れていたけれど……好きすぎる。メンタルが危うすぎるドパルデュ、虚ろな表情をしながら自室で読みかけの聖書(読んでなさそうな)をドサっと床に放り捨てる、チェーンの苦行でシャツを血で汚し気絶。登場から忙しくやらかしていてザワザワする。オフホワイトのファッションが素敵すぎるサンドリーヌボネールの名前がムシェット、野っ原で会った悪魔に犯されるあたりですでに不吉すぎて興奮。野っ原歩くシーンもいいし、ボネールの亡霊みちゃうシーンも素晴らしい。神父のピアラの顔が悪魔にしかみえない。最高だ。
t

tの感想・評価

4.0
2度覚醒するマゾヒスティック神父ドパルデューに思わず吹き出してしまうが、神憑りを捉えた良作だった。サンドリーヌ・ボネールのパートはシャブロル味がある(「ロウフィールド館の惨劇」同様銃をぶっ放す彼女に興奮)が、「少女ムシェット」を観る必要性を感じた。受難と挫折を経て奇蹟に至る。音楽はデュティユーの交響曲第1番。
甲冑

甲冑の感想・評価

5.0
ドパルデューが敬虔極まりない神父という時点で反則だが、冒頭から鎖の鞭打修行で服の中流血しまくりの貧血でぶっ倒れて『魂のゆくえ』の自爆ベスト&有刺鉄線に並ぶ無茶にテンションが上がる。そして『田舎司祭の日記』同様(※)どんどんあっち側に行き、最後はバルタザール(ロバ)さながら瀕死で草原を歩み教会の告解室で果てる。そうした殉教への道行を描いたパッション劇な訳だが、途中ドライヤーの『奇跡』リミックスみたいなのがあって、あのように厳かに蘇生するのでもなければタルコフスキーの空中浮遊みたいな神秘でもなく、ただドパルデューが持ち上げるだけという荒技に腰が抜けた(最高)。

※観た後調べたら同じジョルジュ・ベルナノス原作だった。
ekn

eknの感想・評価

3.5
静かな画面をあまりカット割りせず撮るので眠気を誘う。大胆な省略によっていきなり“死”が画面に入り込んでくるが、カメラも神父も、人間が死ぬ“瞬間”には一歩間に合わず立ち会えない。神父としての実力不足に苦悩する彼の心情がさらに荒廃していく。
彼の最期は苦悩からの解放なのか、悪魔への永遠の敗北なのか。分かり難い。
犬

犬の感想・評価

3.5
意味

ジェラール・ドパルデュー扮する敬虔な神父の行動を通して、人間の根底に潜む苦悩を描き出すファンタジードラマ

人生について

悲劇
テーマは嫌いじゃないです


映像でも魅せる作品

悪魔
盛り上がりはないです
Panierz

Panierzの感想・評価

4.0
ナサリン的なものに霊感を得たような映画で、しかしプロットに諧謔味はなく静謐な空間とオブジェクトで神への忠誠心を粛々と語る。端的に言って暗澹としている。

人々の信用を獲得するに至る真実というものには、殉教者が必要なのだと揶揄しているようでもある。これは宗教に限らず多くの事象に当てはまることで、モーリス・ピアラはこの映画を観念的なものとして作ったのではない気がしている。
Ryotal

Ryotalの感想・評価

4.0
どうしてここまで評価が低いのか謎。
悪魔との出会いにより、人の心が見えるようになるも、終始自己批判的な憂悶を繰り返す男。閉塞的な教会と開放的でありながら寂寞とした場所の調和。モーリス・ピアラ作品では、人間の演出があまりにも生々しく、目を逸らしてしまうほどの緊迫感がある。

脚本
シルビー・ダントン(『ポリス』)
モーリス・ピアラ

撮影
ウィリー・クラントン(『ポリス』)

音楽
アンリ・デュティユ

編集
ヤン・デデ(『ポリス』『ヴァン・ゴッホ』、トリュフォー、ガレル等)
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