三人の男を不幸にした毒婦
愛と快楽と知性
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📍あらすじ
1919年、出版社にみすぼらしい老人がやってきた。彼は元伯爵の…
ジョージ・サンダースが良い奴だったことない。ずっとバカヤロウたちがバカなことばかり続けるので見ていて腹立たしい。
オルガを主人公にして、最悪な家庭環境から何とか成り上がるためには手段を選ばない女性…
ロシア革命前夜、貧しい農民の娘が、地方判事や伯爵を誘惑して成り上がって行く姿を描く映画。逆の観点からは、階級崩壊間近の時代を背景に、貴族や特権階級のだらしなさ、そして男の情けなさを描いたもの。面白く…
>>続きを読むウクライナ人民共和国ハルキウ。チェーホフ『狩場の悲劇』をロシア革命の過渡期に舞台を移して語る。エキゾチック帝国から同志の国へ。玉の輿のためなら誰とでも関係を持つ貧農の娘ダーネル、馬鹿丸出しの伯爵ホー…
>>続きを読む革命前夜のロシア。
婚約者がいながら毒婦に溺れた判事。
悪女は貧困から逃れるため、農夫や伯爵をも利用し始める。
革命とは価値観を180度変えてしまう。
前半は結構退屈だったが、殺人事件が起きてからは…
擬似的な回想形式といい、人物/装飾品の影を強調する照明設計といいサークもハリウッド製ノワールに適応しようと頑張ってる。
この頃から主人公にしか分からない小道具のメロドラマ的な反復があって、マクガフィ…
面白かった。前半は割とだるいが、後半でジョージ・サンダースが自分が襲った死にかけの女から調書を取らないといけなくなり、早く死んで欲しいから回りくどく聞く、という場面のサスペンスのアイデアが秀逸過ぎる…
>>続きを読む革命前後のロシアを舞台にしたストーリー的には古典的ともいえる展開の作品なのだけど、流石のダグラスサークで一つ一つのショットやセリフが極めて適切で、しっかり面白く見せてくれる。日本でいえば成瀬巳喜男か…
>>続きを読むウェルメイド。石畳の鋪道に男の足。タバコかすめる元伯爵、見ないふり。ロシア風?服が変。元婚約者と馬で画面を斜めに走る。馬上でシャンパンの話ですぐにキス。男が座った位置では愛人まで遠いはず。軽めのディ…
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