何かに導かれながら生きて、それを映画や絵画に落とし込んでいるような印象を受けた。
色んなジャンルを撮ったり、息抜きの作品も必要というような話や振り子理論(暴力性と優しさのポテンシャルエネルギー)が…
北野武へのインタビューのみの内容で特に映画としての面白さは無いのだけれど、ハスミンと武という映画ファン歓喜の対談が予想以上に内容が濃くてチャラチャラした映画論なんか振り回さずいきなり深淵に切り込んで…
>>続きを読むまだ顔面麻痺の痕生々しい武と毛量の多かった蓮實重彦の空中戦。暴力の原体験や自殺願望といった本質へ切り込みつつ、自らを臆病者と自嘲気味に語る武も言葉とは裏腹に北野映画の男と同じ目をしてるじゃないか。タ…
>>続きを読む根本にお笑いってのがあってどこで何をやるのにも芸人魂持ってるのが熱い
既にこの時代で日本の将来が不安だなってよりもそうなってしまうっていう確信の方が近い、不安よりも覚悟しようってなるってコメントして…
なるほど、ヒントがたくさん転がっていて面白い。
途中で蓮實重彦が丸いアイコンで登場になるのも面白い。
というか、武と蓮實重彦のコラボという時点で面白い。
絶対、その後タケちゃんとか殿って呼び方してい…
北野映画のルーツに迫ったインタビュー
「たけしさんの暴力シーンは現実でも人を殴ったことがある感じ」
「10の優しさは10の暴力でしか帰ってこない」
「海の夢ってのは自殺」
インタビューアーである蓮…
天才のインタビューには天才の発言を期待するんだけどこの人は全く奇を衒うということをしないで話していて小さい頃からテレビで顔を見ていたビートたけしって一体なんだったのかと思うくらい謙虚で真面目でシャイ…
>>続きを読む「首」を鑑賞した時にダーク過ぎる内容や演出なのに、なんでこんなに後味が汚くなくてキラキラというか品が感じられるんだろうと考えていたら
この人緩急の付け方が天才的に上手い。
緩和からの緊張。その逆も然…
久々に見たけどやっぱり良い映画。一瞬恋バナになるところと自殺の話になるところ。威厳を持っている両者が私たちの共感し得る場所に降りてくる瞬間な気がする。たけしと弟子からカメラが引いていくラストショット…
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