即物的な殺人描写(記念写真撮影中の刺殺)と揺れの主題(跳ねられた身体、キャメラの揺れ、シーツ)の反復による情感の高め方が素晴らしい。演出が乾いているのと無機質なのとは何の関係もないということが分か…
>>続きを読む記念写真をこれから撮るカメラのフレーム内に佐野和宏がフレームイン、ぴゅっと包丁で刺して逃げる。この間抜けなほどあっけらかんとした殺人シーンみたいなものが映画の呼吸なんだと思う。劇場も笑いに包まれてい…
>>続きを読む2025.8.5
2回目。ラピュタ阿佐ヶ谷にて。
観客おっさんばっかりだった。
上映後、サトウトシキ、今泉浩一、佐野和宏、助監督のアフタートーク。林由美香のエピソードを語る。佐藤寿保が飛び入り参加で…
ぼんやり見てたら面白くて最後まで鑑賞。衝撃的なシーンなのに妙に綺麗で惹き付けられた。淡々と話すのが良い。外でベンチに座ってる時の距離感とか記念写真のとことかすごい。小林政弘(小林宏一)脚本だったので…
>>続きを読む古ぼけた白黒のフィルムから始まる冷たい情念の物語。エモーショナルを徹底的に排除したかのような画面。ゐろはに京子は愛に突っ走って脱獄までするのに、周りは浮気したり裏切ったりする人間ばっかりで、結局は彼…
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