1987年に作られた手塚治虫制作のアニメーション。荒廃した世界で男が身だしなみに精を出す。ボタンひとつで世界が終わると恐れられていた時代。人間の欲は止まることを知らず。この頃と比べて格段に便利にはな…
>>続きを読むボタン一つで世界は変わる。
人の欲望がもたらす便利な世界に対しての警鐘とも取れる。手塚治虫ショートフィルムのメッセージ性は娯楽としてのアニメではなく文化としてのアニメなんだと感じた。
ラストシーンに…
ボタンを押せば全てが新品に交換出来る世界。
飲み物も、服も、車も、ペットまでも。
1987年の映画ですが、映画から30年、奇しくもAI、IOTの出現により急速に「無人化」が進もうとしている。
便…
機械が言う「ありがとうございました」…は…暖かみ、温もり、優しさがなくて…冷たい感じ…。
ボタン1つで…「何でも」「新品」に出来てしまう…って…便利なようだけど、
彼が最後に選んだものを考えると……