展覧会の絵の作品情報・感想・評価

展覧会の絵1966年製作の映画)

製作国:

上映時間:39分

ジャンル:

3.6

「展覧会の絵」に投稿された感想・評価

青二歳

青二歳の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冨田勲が編曲したムソルグスキーの“展覧会の絵”が印象的な手塚治虫の音楽アニメーション。
虫プロの実験アニメーションは面白い。しかも世界に名だたる日本アニメの鬼才大藤信朗の名を冠した大藤信朗賞を取った作品というから期待値MAXで鑑賞。
だけどそこまでは面白くはない…期待値が高すぎたのがいけないんであって面白いんですけれども。大藤信郎がビッグネーム過ぎて…賞を管理する毎日新聞もその後ジブリに逃げるしな…いやジブリもいいけどさ。
さて本編について。セル画のほか線画、切り絵などの多様な手法によるオムニバス作品となっています。線画アニメーションなんかは本当に今見ても見事です。ただ特によく出来てると思うのは、BGMの“展覧会の絵”がとても意識されて作られた点。冨田勲の編曲がまたいい…シンセサイザー版もいいけど、この編曲も素晴らしい。プロムナードなんていいなぁ。この音楽を使った時点で面白くならない訳がない。
ビート族、工場主、兵士の音楽がとりわけ好き。
django

djangoの感想・評価

3.7
手塚治虫実験ショートフィルムの1つ。
実写だけでなく、クラシック音楽までアニメに取り入れて、どんだけ時代先取りだよ!っていう。
でもね、俺みたいな凡凡人には意味不明だわ。
鉄猫

鉄猫の感想・評価

4.5
風刺に満ちた少しエグくて少し楽しい短編アニメ映画。年に一度ぐらい観たくなる。
古い感じの色彩や、実写フィルムの映像が妙に好みです。
ファンシーだったりSFだったりしない、これはこれで手塚治虫らしさに溢れた風刺と哲学っぽいアニメ。哲学そのものが笑いにされてる気もする。
正直な話、楽しさの種類と、観る頻度が高くなるのは音楽のおかげも多分にありそう。しかしクラシック音楽にアニメで全く別なストーリーを付けたのは手塚治虫の才能なんだよなぁ。
高校生のとき学校で観た。そのときは、『展覧会の絵 / ある街角の物語』ってなってたような。手塚治虫って、本当は起承転結のはっきりした作品より、実はこういうのが創りたかったのではないかと思う。テレビアニメでは『悟空の大冒険』のなかにのみ時々こういう脈略のないストーリーのものがちりばめられていた気がするが、とてもよかった。ところで、これ情報も少ないし、もう観る方法ないのかな?TSUTAYAさん、よろしくです。