ハイヒール革命！の作品情報・感想・評価・動画配信

終盤までの流れは演出がくどいなぁと思いながらもまだ見れたけど、終盤は現在の生き方の話になり、彼に依存して家事も仕事もせず閉鎖的な空間で甘えて生きている彼女の姿が映し出される。これはトランスジェンダーとか関係ないし、革命起こせてないやんと思わざるをえない。パッケージから受ける印象と中身のギャップがありすぎて残念なドキュメンタリーだった。

深いようで全く深くない映画だった。
でもそれがリアルか。

LGBTの映画を見ているのに後半は、ただ人間的な「甘え」に対して撮られててなんか違う感じがした。
高校時代のドキュメンタリー映像とかまでは良かったけど、結果的に薄っぺらい内容にしか見えなかったのが残念。
濱田くん使ってるあたり現実味は全くなかったけど…。

LGBTとか関係なくみんなが好きなものを好きって言えたらいいのに

ナツキさんの人懐っこさ、憧れる。
お母さんがさ、すごくて
こんなにスッて腑に落ちてくれるって
こんなよく こうなんじゃない？って考えて導いてくれるって、カッコよすぎる。
依存はしない方がいい、孤立と自立の違い、拒絶されることへの恐れ、例えばこうだから人より辛いって考えは違うって事とかいろんな人の意見が飛び交う中で、私はこうなの！って生きるのは、色んな意見をスッて飲み込んでしまう私には、そうやんね！うんうんこっちの思いもわかる！矛盾してきちゃった。わからんーって心が疲れちゃうかもって思っちゃった。

過去の話とか葛藤とか色々あってリアルで良かった。特に学校の先生のモヤッとする対応が現実的で、見ていて苛立った。ドキュメンタリーという感じがした。

終盤では今後の生き方の話になるが、それはトランスジェンダーとしての今後の話というより個人としての生き方の話になっていた。人に甘えて生きることについて、という話になるが、トランスジェンダーがほぼ関係ない。タイトルから伝わる印象と全く内容が違う。

スムーズに生きるのって本当に難しいな。

あ、ドキュメントなんだ。LGBT映画でありスタディケース映画

この方は周りに恵まれてるというのがあったとは思うけど、すごい葛藤があったのも事実。龍臣くんの女装姿もキレイ。ナツキさんこれからも素敵でいてほしいな

今の時代に出るべくして出たライフヒストリー・ドキュメンタリー。周りに恵まれた人だなあと思うし、最後どうでもいいような痴話喧嘩みたいなところにまで突入する日常感こそが、良いエンパワメントにつながるんじゃないでしょうか。

16年邦。真境名ナツキの再現ドラマを含むドキュメンタリー。作中で繰り返されるが、周りの人に恵まれている。本人の強さもあるけど。とにかくお母さんがエライ傑物なので、子供をもつ総ての親にお薦めしたい。子供を応援するその靭やかさ。また、本人たちも答えを未だ持たないジェンダーの問題も深く考えさせられる。

No.43 /4000🌈

「真境名さんの場合は周りが理解すれば障害をなくすことができるのかな」