性別が、ない!インターセックス漫画家のクィアな日々の作品情報・感想・評価

性別が、ない!インターセックス漫画家のクィアな日々2018年製作の映画)

上映日:2018年07月28日

製作国:

上映時間:106分

3.2

あらすじ

「性別が、ない!インターセックス漫画家のクィアな日々」に投稿された感想・評価

らおー

らおーの感想・評価

3.0
ちゃんと知識があってみないと難しいかも、人それぞれとはいえ、見てよかったと思う
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

3.0
面白かった。こんな事誰も教えてくれないし。
感情を露わにしてるとこも押さえてるのでドキュメンタリーとしても良いです。
あの先生攻撃的だから敵が多そうですね。
漫画家の新井祥と同じく漫画家でパートナーの"こうくん"を追ったLGBTQが主題のドキュメンタリー作品。新井氏は30歳まで女性として生活していたところ、染色体検査でいわゆる半陰陽と診断されて以来、セクシャルマイノリティに関するコミックエッセイを執筆し続けています。新井氏の漫画は以前目にしたことがあったため、本作も気になり鑑賞しました。

ーー概念
 作中では、「半陰陽」、「パンセクシュアル」、「Xジェンダー」といった専門用語について逐次説明があり、各種概念について普段耳馴染みのない方にも配慮された構成となっています。「半陰陽(インターセックス)」とは、作中の解説によれば、医学的には「性分化疾患」と呼ばれ、通常は男女どちらかで統一される性器や性腺、染色体の性別が曖昧だったり、一致しない疾患の総称を指すとのこと。また、「パンセクシュアル」とは、誰かを好きになるにあたり相手の性を条件としないセクシュアリティのことであり、「Xジェンダー」とは、身体的性別に関わらず、性自認が男性にも女性にもあてはまらないという性自認を指すとされています。まずは概念の広がりをしっかりと認識することが必要かと思いますので、その意味でも大変勉強になりました。

ーー総評
 人間はとかくカテゴライズして安心したがる生き物であり、旧来的な男女二元論の認識の枠を超える新井氏はこれまでさぞ居心地の悪い経験をされたことかと拝察します。本作は、新井氏を始めとしたLGBTQの方々の苦悩を推し量る"想像力"を涵養する一つの契機となる作品でした。冒頭に流れるバッハの『主よ、人の望みの喜びよ』の清らかさが心に深く響きます。
この映画の良かったところはインターセックスという存在を知れたこと。
しかし自分とは違う他者に対してどうという点で疑問が残った。

他者と色々異なった部分はあっても合わせて生き隠して生き、そういう人のほうが大半であると思う。それを発信しないことが正解だとは思わないが、分からない人に激昂して強制するのは違う。

この人は愛してくれる人と出会えている。人は生まれながら運だ。結果運が良かった。それでいいじゃない。
あくまで個人的に。
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.0
スカパーにて。インターセックスのエッセイ漫画を描いている新井祥を追ったドキュメンタリー。

女性として生まれたが自身の性別に違和感を持ち性転換をした氏。
元旦那の劇団の演出をになったり、LDBTの活動支援や取材をしている。
同居人は美少年のゲイ。

その他、性同一性障害の女性がタイで性転換したり色々。

僕自身、割と自身のセクシャリティに悩んだ時期もあり書籍を読みまくったことがある。
そのに時思ったのが、案外“セクシャルマイノリティの活動家って自分と違うタイプを否定する“ということが往々にしてあると云うこと。
(20年くらい前の週間金曜日でのオカマは差別か論争など)

この映画でも中盤から新井氏のそういう面が見え隠れする。
行きつけのバーで、女の子?が男の膝に乗ったことに対して説教モードになる。
セクシャルマイノリティが皆そういうフシダラな人間に思われる、他所の店に行けと声を荒げるんだよな。
判らんでも無いが、セックスに対してオープンになることを否定するのも個人の志向の否定だからね。性にオープンであることもクローズドであることも本人の自由。それが認められなくなるのって、割とこういう活動家に多いよ。

むしろノンポリの美少年同居人の方がよっぽどシッカリしてると思えちゃう。

終盤で、男らしさの象徴である髭を剃り落す。男とも女とも定義しないジェンダーを目指すという、新井氏なりの儀式なのだろうが、やっぱり氏もまだ悩み模索しているんだろうなと思う。
hase46

hase46の感想・評価

3.7
LGBTは色々なところで取り上げられ、世間の関心も大きくなっていると思うが、インターセックスはなかなか取り上げられることは少ない。
初めて知ったのはドラマ「IS〜男でも女でもない性」で剛力彩芽が演じていたところからだ。
LGBTとはまた違う問題を抱えている。


このドキュメンタリーはだいぶ内面というか性という部分だけに囚われずその人自身の生き方や考え方をしっかり伝えてくれていてとても好感が持てた。
またこの主人公の漫画家さんだけではなく周りにいるセクシャリティについて悩む人々やFTMの男の子など様々な人を見せてくれていてとても勉強になる。

FTMの男の人の家族会議のシーンは胸が痛くなった。

2019.12.10.183本目
げざん

げざんの感想・評価

1.5
セクシャルマイノリティーのドキュメンタリー映画。
性について悩める人たち、何も知らない人たちは見てみるといいのではないか。

結局ノイジーマイノリティなんだよな。
区別が難しいから生物学的にノーマルな人達は見て見てぬふりをしたり、避けたりしてるのだと思うが、決して差別をしているわけではない。そういう存在を認知してもらい、1つの区別方法として対等を目指せばいいのに。
勝手に被害者として主張するあたりが自分には理解できかねる。
細細老師だけがニュートラルで、他はみんなジェンダーロールに囚われてるだけなように見えた。上半身裸になりたい性同一性障害の人もそうだ。自由なようで不自由。二丁目で不快感をあらわにするところとか、本当に不自由な人だなって思いました。
torakkichi

torakkichiの感想・評価

3.4
ずいぶん昔に読んだ本に、半陰陽って言葉が出てきたのを今さらながら思い出したのだけど、この映画を見て初めて意味を知った。

結構、内容が難しかった。

「男を好きになるにはゲイになるしかないのかな」と新井さんは言っていたけど、私みたいな薄っぺらい人間なんかがうわっつらだけで考えたら、「新井さんは女性として生まれてきたんだからそんなに深く考えなくても…」と言ってしまいそうになる。

でもそれとは違うんだろうな。

もっと人間の深いところで、人間同士がわかり合うには、そんな簡単なことではなくね。

倉持さんのご両親との話し合いシーンは見ててツラかったけど、手術前のワクワクした表情と手術後の満面の笑みが、この選択が間違ってないことを物語っていた。

彼自身の人生ですもんね。

ラストはちょっとホッとした。

ゲイのこうくんは新井さんが好き、新井さんは中性である…その事実のままお互いを大事に思って生きていく感じ…辿り着いたところが心地よかったなら、それで良かった。
あいり

あいりの感想・評価

5.0
ポスターを見た限りでは、ちょっと笑えるシーンがあるのかなって思ってたけど、それは私が甘かったと思う。
私自身、人生に行き詰っているけど、それはみんなに言えることなんだろうか、と考えさせられた。
この映画の主要な登場人物の新井祥さん、うさきこうさんが幸せな人生を送れるように、私は応援しています(もちろん他の登場人物の方も)。
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