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女を修理する男
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目次

女を修理する男の作品紹介

女を修理する男のあらすじ

⼀⼈の医師の勇気ある⾏動が世界を動かし4万⼈以上の性暴⼒被害⼥性を治療した── コンゴ⼈婦⼈科医デニ・ムクウェゲ医師の命がけの治療を追ったドキュメンタリー。 コンゴ⺠主共和国で性的被害にあった⼥性達を治療するデニ・ムクウェゲ医師は、2012年に脅迫を受け⼀時は海外へ。しかし翌年には命の危険を冒して再びコンゴに戻る。そして命がけの治療を再開する───

女を修理する男の監督

女を修理する男の出演者

原題
L'homme qui répare les femmes: la colère d'Hippocrate/The Man who Mends Women
製作年
2015年
製作国
ベルギーコンゴアメリカ
上映時間
112分
ジャンル
ドキュメンタリー

『女を修理する男』に投稿された感想・評価

Yasu

Yasuの感想・評価

3.8
ルワンダ内戦、コンゴ紛争は知っていましたがこの悲惨な現状は初めて知りました。
自分の危険を顧みず性被害者の治療、女性の人権のために奮闘する医師(2018年ノーベル平和賞受賞)に感動した。

映画専用インスタもやってます。よろしくお願いします。
https://www.instagram.com/yasu.film_official
菩薩

菩薩の感想・評価

4.1
ムクウェゲ医師の新たなドキュメンタリーが3月に公開されると言うので、ようやく重い腰を上げて部屋の片隅に積んであったDVDを再生機器にパイルダー・オン!して観たのだが、ただただ絶句している。

と言う事で勝手に引用させて頂くがまずはこちらをお読み頂きたい。https://toyokeizai.net/articles/-/242000?page=2

観る前は「修理」なんて随分と傲慢なタイトルを付けよってと思っていたが、コンゴで起きている性的テロリズムは「破壊工作」の一種であり、女性の身体のみならずあらゆるコミュニティをも破壊する行為であるのだから「修理」と言う表現はおそらく正しい。その被害は凄惨だとか壮絶だとか残酷だとか、そんな甘っちょろい言葉では到底表現出来ない。日本のミソジニーの極致がかの女子高生コンクリート詰め殺人事件の被害者の性器に対する著しい攻撃だとしたら、それ以上の事がしかも低年齢児を狙って日常茶飯事として横行している事、かつ訴追もされない事。政治が死に司法が死に正義も死んだ国では当然の様に罪の意識も死んでいる、そんな現状にムクウェゲ医師は命の危険も顧みず立ち向かい、国際社会に向かって危機と救済を訴え続ける。その背景に鉱物資源を巡る争いがあり、かつそれを手にしているのが今こうしてスマートフォンを操作している我々であるとすれば、無知を貫き通すのは加害と同じであると言うのはもっともな話だろう。この惨劇を日本の現状と結びつけるのも暴力的かもしれないが、いい加減「性加害」について、それが男性の問題であると言う現実にもしっかり向き合うべきだと思う。3月公開のドキュメンタリーはよりムクウェゲ医師個人にフォーカスが当たるのだろうか、おそらくこれよりは相当マイルドな仕上がりになってしまう様な気がするが…なんであれ観ます。
sonozy

sonozyの感想・評価

-
1990年代から紛争が続くコンゴ民主共和国の東部キヴ。
コンゴの反政府勢力と手を組んだ隣国ルワンダ軍兵士や民兵が、村の住民を突如襲い惨殺したり、恐怖で支配し従わせるために性暴力を続けている地獄の地域。

この地で、15年以上に渡り、性暴力を受けた女性たちを治療・サポートしてきた、南キブ州パンジ病院の婦人科医デニ・ムクウェゲのドキュメンタリー。

その殺戮・性暴力の実態。犯罪者を罰する事すらしない政府・・・言葉を失います。。
我々と同じ人間として生まれながら、こんな獣(けもの)以下の行動が繰り返され野放しにされているとは。。

さらに、その要因が、我々が使う携帯電話のコンデンサ等に使われるレアメタルの原材料コルタンという鉱物(コンゴがその主要生産地)の採掘(奪取)のためということを知り・・・

ムクウェゲ医師は1999年にコンゴ東部にパンジ病院を設立して以降、4万人以上のレイプ・サバイバー(性暴力被害者)を治療し、2012年には暗殺未遂にあい、一度はパリに亡命したものの、コンゴの女性たちの熱烈な働きかけで再び病院に戻り、活動を続けているという凄い方。
いくら手術やケアを続けても実態は変わらないと、その「性的テロリズム」の実態を世界に告発するアドボカシー活動も続け、国連人権賞(2008)、ノーベル平和賞(2018)などを受賞されています。

身体を破壊され何回もの手術を受け、純潔、名誉、家族、勉強の機会...すべてを失い、レイプされた子を産み、その子が再びレイプ被害に合う。。
こんな体験をした少女や若い女性たちに、苦悩を根こそぎ取り除き、自分を取り戻すことはできるはずだと励ますムクウェゲ医師。
そしてそれに応え、苦悩を乗り越え、前を向き、団結する女性たち。。

タイトル『女を修理する男』。
モノ同様に扱われ、まさに“破壊された”女性の身体と心の修理、それだけでなく、崩壊状態の国家の修理も担っている男。
美しいコンゴの自然を見つめ、こんな状況でも希望を語るムクウェゲ医師の姿。
このジャケ写のような笑顔で暮らせる日常はいつやってくるんでしょうか。

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