4B 君は何も見なかった…ヒロシマで…レニングラードで…ハノイで…サラエボで…。徴は至る所に。(各章で繰り返される。1919年に発表された小説のタイトル。ゴダールが映画化を夢見たらしい。本当の映画は…
>>続きを読むアンヌ=マリー・ミエヴィルに捧げられる最終章 「未使用のネガフィルムは無垢な塊 息を吹きかければ生き始める 吹くのは誰 ヒチコック ラングロワ ヴィゴ つないで見よう 思想と思想をモンタージュで」…
>>続きを読むはじまりは、土で埋まった棺桶のなか。「幼い光の歴史」の卵が孵化し得る、ひとりぶんの箱舟の内側。おわりは、しるしの洪水を掬う少年たちの無数の手のひら。
映画はサナギに取り付けられた無傷の窓、だからど…
最後の、愛という題名
歴史の愛、人、すべての歴史
なぜ始まりがあんなに難しかったのか、いまはわかる。
話し始めることを恐れたのが今はわかる
記憶に混乱が混じる
忘れていないのに記憶が去る
無理に…