凄まじい舞台だった。
ライブビューイングでも感じる作品そのものの難しさと、実際に譜面を見て感じる難解さ。
誰かが落ちたら戻ってこれない、プロフェッショナルな人たちによるプロフェッショナルな舞台だった…
周到で邪悪な演出
羊、熊、鐘
飲食、セックス、排泄、死
音が先に提示されてその正体があとで視覚的に理解される(ブランクーシで水脈を掘り当てるマッチョ、太鼓、幕が上がる前の鐘と終結部の鐘)から予感めい…
ブニュエルの映画はモノクロだったのに、演者のドレスに「あ、同じ色だ」と思うのはなんでなんだろう。
舞台という空間で演者が出入りをしない点では映画よりも閉塞感があったと言えるし、上下動はないんだけど…
歌手の声帯が心配になるくらい冒頭からハイノートの嵐。これは人間に歌わせちゃいかんだろ、と思ったけど幕間インタビュー見る限り歌手の人たちもアデスに「無理無理無理無理」って懇願したんだって。
オペラ知…
現代オペラは、初心者にはちょっと難しかったなぁ。
不安感を掻き立てる曲調、登場人物の多さ、難解で想像を裏切るストーリー展開は、目が離せません。というより、ついていくのに必死でした。。。
何回か観たら…
トーマス・アデスにBlavo !
全編にわたり、不協和音と変調が響くはじめてのオペラでした
原作となった映画を見ていないので、想像もしていなかったストーリーに驚きました
ハラハラ、ドキドキして鑑賞し…
(C)Monika Rittershaus/the Salzburg Festival