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ザ・レセプショニスト

ザ・レセプショニストの作品紹介

ザ・レセプショニストのあらすじ

ロンドンの不法風俗マッサージパーラー。 客とアジア出身の女性たち、女経営者が家族の様な人間関係を装うが、しかし実態はお金とセックス、暴力に縛られた、虚構の世界。そこで働く女性たちは、移民であるが故に危険と隣り合わせの中、生き延びるのに必死でそこで働く。大学を卒業したばかりの台湾人ティナ(テレサ・デイリー)もロンドンで職にありつけずにそこで受付嬢として働く。周囲のイギリス人や恋人からまで白い目で見られるティナ。この映画は、自身もアジア出身の移民で、ロンドン在住のJenny Lu監督が、移民受け入れに舵を切った日本人に、移民する側の闇を問いかける。

ザ・レセプショニストの監督

ジェニー・ルー

原題
The Receptionist/接線員
製作年
2017年
製作国・地域
イギリス台湾
上映時間
102分
ジャンル
ドラマ

『ザ・レセプショニスト』に投稿された感想・評価

訴えかけてくる撮影(手持ちの時の揺れを最小限に押さえてるし)だけで持ってる映画。ほかの要素は全滅。
誰に向けて何を言いたい映画? さっぱりだ。「働く意志があるのに、英国の若者も、移民も、職にありつけない。そんな社会を少しでも正したい」なのか「世界から売買春をなくしたい」なのか「すべての性労働従事者に労働者としての権利と尊厳を」なのか、どれでもいいし全部ノセしちゃってもいいし非力な問題提起で終わってもかまわないけど、主張する意欲を見せてくれなきゃどこにも何も届かないよ?

ラストらへんで、結局、美人女優二人(主人公ティナ役&先輩ササ役)を最も大事な二人として心友同士として撮ってみたかっただけの映画ってことがよくわかった。単・な・る・美・人・映・画。それがプロデューサーの望みか女性監督自身の性向なのかは、知らないし興味もないけど、さんざん新人アンナ役のブスっぷりを珍味っぽく印象づけておきながら、エンドロール前に「この映画をアンナの霊に捧ぐ」とか、白々しい。不美人な脇役になど愛情持ってないくせに。
ところで、鏡の中でササに後ろからティナが抱きついたシーンで、顔を間近く並べたササとティナの、鼻が、完全に同じ形をしてて、面白かった。一人または両者が、美容整形してるんだろうね。
マリは何でもお見通し。。。。

シナリオは、ササもアンナも女主人リリィもオバカな小娘メイも、うわべだけしか描いてない。
死力を尽くしてシナリオを書かない者にマリは厳しい。。。。

にしても、ティナ役は、何か一つでも私たち素人ができないことをやってみせてこそ、女優でしょ? 脱ぐでもなく涙を流すでもなく、何のための主演?(彼女に娼館で男から投げかけられた題名は、“上玉”と訳されてた。)
まったくどうでもいい演技ばっかりな中、クズ男フランクとティナとの別れのシーンだけ、迫真。これはティナ役が心底「売春は醜業」って思ってるからやれた演技。そのことが哀しい。醜業を醜業としてキャストら(やスタッフら)が憎んで何になる? 嫌悪は映画作りのスタートであるべきでしょ? そこからどこに進みたかったの?
何度もいうけど、たっぷり時間あったのにどの人物も表面的にしか描かず、(撮影者以外の)制作者たちの心が全然こもってない。人間というものに興味ない人たちが作った映画にちがいない。


エンドロールの文字の並べ方が美しかった。センスあるね!
3.8
暗く、重たく、救いのないお話だった。もう途中で息がつまるかと。暗い部屋のシーン多いし。生きて行くって、ほんとに辛く厳しいことなんだな、と改めて思わされました。
お目当てのジョシュ・ホワイトハウスくんは、その暗い部屋のシーンのせいでほとんど顔を拝めずに残念。
4.5
苦しい映画だろうとは予想していたけど、予想以上に苦しかった。
 ロンドンでの移民問題、アジア女性への差別意識を表現しているようにみえるが、その実、イギリス自身のひどい経済状況も垣間見ることができる。
 出てくるロンドン人は卑しいが、皆が自分の人生に不満を抱えている。そのストレスが一番弱いところ、すなわちアジアの移民女性に向かっているだけであって、彼女達がいなくなれば解決する問題でもなく、恐らく次の攻撃ターゲットを見つけるだけだろう。
 女主人のヒモの男ももしかしたら移民なのかもしれない。まともな職はなく金もなく、好ましいセックスにありつけない。
 家を貸している女性は、この家は投資目的で買ったと言い、さらにはいつか子供ができたらここで育てるのだ女主人を叱責するが、勝手ながら失礼ながらそのような人生からは縁遠いところにある女性に見える。
 職業斡旋の担当の男性は次は自分が首になるだろうと自虐する。
 登場人物は皆が攻撃側も悲観的な状況にある。
 グローバル経済の在り方について改めて考えさせられる。解のない問題だ。

 土から這い出たミミズは生きていけないという言葉には力強さがあった。パワフルだ。

 こうして考える材料をくれる機会を与えてくれる映画はありがたい。
 近年、女性監督の作品を観る機会が増えた。今年は女性監督ばかり観ている。


 

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