ザ・レセプショニストの作品情報・感想・評価

ザ・レセプショニスト2017年製作の映画)

The Receptionist/接線員

上映日:2019年10月25日

製作国:

上映時間:102分

ジャンル:

3.5

あらすじ

「ザ・レセプショニスト」に投稿された感想・評価

Robby

Robbyの感想・評価

2.9
欧州旅行中、地元無料広告紙の片隅にあった、アジア系や日本人「マッサージ嬢」の電話広告を思い出した。他人事じゃない物語。上手とは言えない映画だが、監督はどうしても伝えたかったのだろうな。
土から這い出たミミズは空飛ぶ夢を見るか
モノのように扱われる彼女たちに一番人間らしさが見えるのが苦しい
花椒

花椒の感想・評価

3.5
いろいろ考えさせられる内容でした。

予告編は見たんだけど、ちょっと騙された感はあります(まあ、それはこちらの思い込みではあるのですが)

主人公は母国に帰ったが、他の人たちはもう逃げられない状況だったのか?

文学部は就職に弱いのは万国共通?

立場の弱い人を見つけて自分の優位性を保つ人のなんと醜いことよ

アジア人だからの差別は特に描かれてはないと思うんだが

どんなに気にくわなくても孤独な状況では同郷を頼りにするものなのかな?

登場人物全員が弱みを握られていて特に男はクズしか出てこないのが鬱

離れた故郷が被害に遭ったらやっぱり帰って何か力になりたい、とは思う
あさ

あさの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

重い。新作だと思ったら2017年の映画。
どうにか見れてよかったと思いつつ、
一つ言わせていただくと、字幕最悪。

漢字の使い方も字数も表示時間も配慮してなさすぎて、何でこれで通用したの?
もったいない。余計な言葉も多い。

ネタバレらしいネタバレはないけど、あまりにも感情論なので伏せます。

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監督のご友人がヒースローで自殺をしたという事実をもとに作られているからか、
正直イギリスという国自体を憎んでいるようにも見えてしまった。

誰か1人でも手を差し伸べてくれる現地の人がいないのか、現地でのコミュニティが築けなかったものかと思うけど、これも現実か。
イギリスにも良い人はいるはずなのに。巡り合えないことも悲しい。みんながみんなパディントンにはなれないのか。

実際、日本へ出稼ぎに来る移民のひとも、休む間もなく働いていたり、作業中に大怪我をしたりしている。
そういう人たちがどこで働いてるのか、自分自身もちゃんとニュースだけじゃなくて社会の中で気づいているのか、手を差し伸べているかといわれたら。

その国に大きな憧れを抱いてきたのに、どん底をみる。なんて。

私自身が無力で何をいう権利もないけれど、勇気を出して国を離れて、働きにきた人がこんな気持ちで終わるなんてあまりにも虚しい。
人を人とも思えない、申し訳ないけど国の恥みたいな人の相手をさせて、

娼婦って何人だろうと、未だに誤解も多い。ほんとうに全員が好きでやってるわけでないし、お金貰えていいことしてるだなんて甘い世界じゃない。
あまりにも敬意がない。女性蔑視なのか、人種差別なのか、全部か。

どんな性癖もってようが構わないけれど、目の前にいる人の人権も考えられないひとの思考がほんとうに、わからない。
それ、自分の母親や娘にできるの?

むずかしくて、なんの答えもない。どうしたら良くなるか全然わからない。
でも少なくとも、気づいてあげられる人になりたいし手を差し伸べてあげたい。一緒にテムズ川に行きたい。勇気を出して来てくれてありがとうって伝えたい。

共生って、いつまでもむずかしいの?
Aoi

Aoiの感想・評価

-
公開することが決まってから絶対に見ると決めていました。観てよかった。
重く苦しい内容でしたが
憧れだけでは生活できない、
就職難はアジア人だけでなくロンドンで、育った者も例外ではない、
そしてみんな自分より下を見つけて安心してしまう
そんな生々しさをすごく感じる映画でした。
いまを生きる私たちにはとても
鋭く刺さる映画。

ただ、重苦しさだけでなく、
最後には少し希望もみえていたので
観終わったあとにそんなに重く感じずよかった…
Johnny54

Johnny54の感想・評価

3.0
台湾人がイギリスに行って就職に苦労した挙句、次々と不幸な目にあう話。
いわゆる肉体的苛烈描写はそんなにはないのだけども、主人公や仲間たちの心の痛みがヒリヒリします。
移民の現実を突きつけるような描き方ですが、あるべき論を押し付けてくるようなものではないです。
救いがあるようでないような、でもそこにあるのが現実的救いならハッピーなエンドなのかもしれません。
2019-93

このレビューはネタバレを含みます

https://umemomoliwu.com/the-receptionist
ebifly

ebiflyの感想・評価

3.6
まず、こういう映画を上映してくれるイオンシネマ系列があることに感謝。イオンシネマと一口に言っても、それぞれで好みというか、傾向が違うんだということに驚く。

さて、この作品は、ロンドンという地に憧れて夢をもっていた若者が、厳しい現実にさらされている様を描いている。現実、きっとこうなんだろうなと、思わされる。生計を立てるため、やりたくないこともやらなければ。

主人公の女性が、自分の手は汚さず、でも夢は追いかけて、時にはズルいこともする。アンナの件も絡めて、あんまり同情も感情移入もできない。でも、これが人間臭さなのかも、と思ったり。

最後は夢破れたというか、そもそも夢ってなんだろう。地に足つけて、見るべき夢もあるんじゃないか。そんなことを問いただしてくれる。
Zhivago

Zhivagoの感想・評価

4.5
苦しい映画だろうとは予想していたけど、予想以上に苦しかった。
 ロンドンでの移民問題、アジア女性への差別意識を表現しているようにみえるが、その実、イギリス自身のひどい経済状況も垣間見ることができる。
 出てくるロンドン人は卑しいが、皆が自分の人生に不満を抱えている。そのストレスが一番弱いところ、すなわちアジアの移民女性に向かっているだけであって、彼女達がいなくなれば解決する問題でもなく、恐らく次の攻撃ターゲットを見つけるだけだろう。
 女主人のヒモの男ももしかしたら移民なのかもしれない。まともな職はなく金もなく、好ましいセックスにありつけない。
 家を貸している女性は、この家は投資目的で買ったと言い、さらにはいつか子供ができたらここで育てるのだ女主人を叱責するが、勝手ながら失礼ながらそのような人生からは縁遠いところにある女性に見える。
 職業斡旋の担当の男性は次は自分が首になるだろうと自虐する。
 登場人物は皆が攻撃側も悲観的な状況にある。
 グローバル経済の在り方について改めて考えさせられる。解のない問題だ。

 土から這い出たミミズは生きていけないという言葉には力強さがあった。パワフルだ。

 こうして考える材料をくれる機会を与えてくれる映画はありがたい。
 近年、女性監督の作品を観る機会が増えた。今年は女性監督ばかり観ている。


 
chika

chikaの感想・評価

3.5
何の縁もない異国の地で生きていくことってこんなに大変なのかと、観ていて終始苦しかった。出てくる人みんな幸せじゃなさそうで、イギリス行きたくなくなるわ。
ティナの「私はみんなと違う」感が最後まで嫌でしたが、それなのにここで働く以外居場所がないというジレンマがこの映画のテーマなのかな。
重い気持ちにはなったけど、興味深い映画でした。
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