インパクトのあるシーンはあったけど、差別的な事で言うと本来伝えたいであろう繊細な部分に関しては随分端折ったな〜という印象。
ビッグが後半にかけてどんどん落ちていく疾走感は凄かったな。
内容云々は置…
主人公のビッガーは大体の他者を見下していて、自分ならもっとうまくやれる(うまく行かない奴はどうなっても仕方がない)という自己責任論や厭世観を内面化しており、それは黒人社会の中にも存在するミソジニーや…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
原作では主人公が死刑宣告を受けるまでの裁判の場面も読みどころだが、本作では現在問題になっている警官の黒人射殺という形をとり、裁判を受けることもできないという点にさらなる悲劇性がある。メアリーやジャン…
>>続きを読むどこに向けたらいいか分からなくなる、この気持ち 実話なんじゃないかってぐらいの重厚感と辛辣さだった
冒頭に語られる'そのパートナーとの未来を想像できるか' という点においては、ラストシーンのビッグ…
ニックロビンソン目当てで鑑賞したら、
久々ド直球のA24って感じの映画だった。
あの時、素直にああしとけば…とか思うけど
そこにも常に「自分は黒人だから」という
レッテルを感じながら生きてきていた…
視力があるのに物事が見えないなんてのは最悪だってまじそれなすぎますね。時々哲学的なこと言うしHIPHOPよりもCLASSICとROCKが好きで周りとはちょっと違うタイプの主役で推せたけど、せっかく…
A24 HBO
センスの良い映画
金持ち病にどっぷり浸かって生きてきたせいで黒人を軽視した発言をしてしまうお嬢様のメアリー役のマーガレット・クアリーがいい
黒人って理由で選択肢が狭くなり悪い結…
ヒップホップ生まれのようでロックとかジャズ育ちのパンクマインドな主人公ってだけでも良いのに、哲学的なセリフたまに言ってんのがすごい好み。
ビッグはやりたいことより信じたいこと、信じて欲しい人に信じて…