ディア・ホワイト・ピープルの作品情報・感想・評価

「ディア・ホワイト・ピープル」に投稿された感想・評価

けい

けいの感想・評価

3.5
内容については言及しない。
ひとつ言えるのは、テッサトンプソンの顔がタイプってこと
Hironor

Hironorの感想・評価

3.4
ネットフリックス版ドラマの前日談ということで視聴。
差別の構造は複雑なんだと感じた。
本作、構成的にめちゃくちゃ優れている訳ではないけれど伝えようとしていることは大事なことやなと。
テーマの割にサラリと見れる話ですが、最後のエンドロールはズッシリと感じるところがあります。。
白人と黒人の混血は、「黒人」として扱われる。半分ずつでもね。有色人種が混ざれば有色人種。白人主義。アメリカ国内での黒人差別問題、どの歴史や根深さは日本人には確かに縁遠いと思うけど、人種差別や人種意識それ自体は形は違えど日本国内でもしっかり存在しているので遠い国の話ではないです
saho

sahoの感想・評価

3.8
“どうして白人は黒人になりたがるの?なぜか黒人は金髪になりたがるし。不思議な共生関係ね”

名門大学の白人生徒が人種差別的なパーティを開いたこと(このパーティは実際に起きたもの)で浮き彫りになる、アメリカに根強く残る黒人への偏見、妬みが浮き彫りに。
言葉や意図の意味は分かるにしても、日本人にはなかなか完全に理解できにくい問題。(この時代になってもガキ使で堂々とブラックフェイスするぐらいだもんな。本当に恥ずかしい)
実際にアメリカに住んで、差別事情を肌で感じないとわかりにくい話ではある。

黒人だから自分たちより劣っているっていう考えではなくて、
『ゲットアウト』でも描かれていたみたいに白人の黒人への嫉妬もまた差別につながる。

この映画のいいところは、「こんなに黒人って差別されてるんです、まじ辛い」と全面に出すのではなく、気取らずにスタイリッシュにそしてライトタッチに描いているから、重い気分になることなく見られる。
だけど最後のエンドロールでの、実際のパーティの写真でずしっとくるものが絶対あるはず。

20本目 / 2019
O平

O平の感想・評価

3.4
有名大学だとしても情報化が進んだこの現代でも根深く残るもの。

黒塗りがジョークで済まされるのか?
よく日本でも話題になりますね。

人種がもつ根深い独特の社会に囚われすぎてもならない。
ヨーコ

ヨーコの感想・評価

3.8
affirmative actionの話あんな感じでされてit’s so hard to be an educated white man nowadaysみたいなこと言われたら私だったら間違いなくブチ切れるけどスマートにお皿ひっくり返せるサムは天才だと思った アカデミックな雰囲気憧れる
とーり

とーりの感想・評価

4.0
"エボニーとアイビー"=名門大学に巣食う闇「親愛なる白人の皆さん、黒人の友人が二人未満の場合黒人差別主義者です」ーーーー白人社会の黒人。本当に賢く主義主張を持った(けど悩む)サム=テッサ・トンプソンが人間的に魅力的で格好良い、最初のカットから引き込まれる。画の色合いや少しウェス・アンダーソン的テンポが絶妙で実に意義深く表現の責任と可能性に直面しながら、恐ろしく知的でウィットに富んでいて真にスマート。見事に練られたストーリーテリングに舌を巻き鮮烈で強烈!ゆっくりとズームイン・ズームアウトしたり時に真正面から捉えたり時に鏡を介したりする演出がいいし、世界観のプレゼン(ex.テロップ、タイトル情報)がキャッチーで癖になるよう。そして気づけば本作に胸ぐらをガッシリ掴まれて逃れられないものを見せつけられる。熱を帯びるキッカケはどうであれ姿を変えては存続し続ける根深い差別意識と対立、カルチャーの多様化と保護。衝突の火種はいくらでもある、ステレオタイプに火を点ける。作品の節々から漂うチャーミングさもまた導火線。世の中を変えようと名を売ろうとして利用して利用される。アクションするのはもうこれ以上搾取されないぞという意思表示で決意表明、"強い"女性のロマンスやヒエラルキーも少し絡めて。淡々とした語り口なのに、いやだからこそ次これからどうなっていくのかということが凄く気になるしストレスフル。激化していく様が映画として本当に面白く、嫌味じゃなく素直によくできた映画で見る価値のある一本だと思う。

「黒人が集まると反乱を起こすとでも?」
"This is Winchester."
「反動的な芸術もある」「均質化された黒人イメージを消費しているのは白人よ」
「どこに送られようが決してユーモアを忘れるな」
「本当は黒人をニガーと呼びたい願望の裏返し」
「白人はいつも自分が発見したみたいに言う」→ちなみに大部分のアメリカ人はTOYOTAをアメリカの企業だと思ってるとか?
「黒人性が注目されること」黒人度を上げる
「君はポーンだ、チェス盤から降りろ」
"Can't live here anymore"
「私は世間に名前を知られたい」どっちの名前?「いずれ対決しなきゃね」
「敵か仲間か知りたい」
「カウンター文化は主流を揺さぶる」「黒人は偏見を持っても差別主義者にはなれない」
「拡声器のスイッチを入れろ」
「混血!混血!混血!」This isn't you.→So who am I?「ベイルマンが好きなのにスパイクリーと主張」「君は本当のアナーキストだ。騒動から美しい映画を撮る、すべてにおいて美しい」
「私がいなければただのお坊っちゃま集団でしょ」
「君は黒人が虐げられた時代を懐かしんでいる」闘うべき相手が欲しいから
「そのために多くの黒人が人生を無駄にしてきた」売名、脚光「奴等の思い通りになるな、満足を与えるな!」
「過去をリサイクルしてるみたいです、食べ物にファッション、音楽、いざござも」「もう黒人に驚かない?」「あなたは見た目だけよ」
「それから...ニガーニガーニガー、ニガーニガー、すっきりした」
「君は高校の花形だったろ」「同じ学校に通ってたら君の味方をした」
「怒れる黒人女役はウンザリ」白人の黒塗り
「どうして白人は黒人になりたがるの?不思議な共生関係ね」
「キャンパスで大変なことが。寄付者の皆さんにこの大学の実態を話そうか?」
"They wanna be like us!!"
勝手に関連作:『親愛なる白人さま』含むスパイク・リー作品&ウェス・アンダーソン作品、『ゲットアウト』『ボーイズンザフッド』『ハイスクール白書』
TOMATOMETER91% AUDIENCE62
Critic Consensus: Dear White People adds a welcome new voice to cinema's oft-neglected discussion of race, tackling its timely themes with intelligence, honesty, and gratifyingly sharp wit.
うめ

うめの感想・評価

3.2
白人・黒人間の人種問題のルーツは言わずもがなで、
それが、現代の名門大学内においても例外ではなく根強く続いているということがよくわかる作品だった。
ブラックフェイスにすることが、軽いジョークで済まされない過去がある。
自分だって、アジア人をバカにする時に使う釣り目ジェスチャーは腹立たしい。

黒人が天パをストレートにするのは、憧れ。
白人がブリンブリンをつけて、”ドープ”やら”イル”などの黒人スラングを使いたがるのも、憧れ。
それらを真似るのは全然悪いことじゃない。

だけど、
多人種の、尊敬の意思もない嘲笑のためのブラックフェイスは、蔑み。
その逆も然り。
劇中のアイビー白人どもは当たり前にクソだとして、
過敏なほどに黒人の権利を主張しすぎるのも、正直狂気じみて見えた。
なんか、60年代の左翼思想学生をテレビで見たときと同じ感覚。
やはり大切なのは、意見を言いながらもお互いを尊敬し合うこと。
この当たり前のことが、難しいらしい。

なんて、自分も気がついていないだけ、絶対差別をしている。
何かしら相手の主権を犯している。
人間は、差別し合いたくて仕方がない動物だからなぁ。

最後に一つ。
色々言ったが、エンタメ的にそんな面白くなかったぜ!!この映画!!
ヒャッホウ!!
yaa

yaaの感想・評価

3.5
年始のガキ使の件を、日本の番組だから問題ない、騒ぎすぎって言ってる人たちに見てもらいたい
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

2.5
【ブラックフェイス問題がなぜヤバイのか】
ダウンタウンの笑ってはいけないシリーズで浜田雅功がブラックフェイスしたことにより、Twitterが大炎上。海外メディアにまで取り上げられ、2020年東京五輪を開催する我が国のモラルが下がりに下がっている。

そんな最中、Twitterで本作を紹介している方がいた。アメリカの大学で実際に起きたブラックフェイス祭とその炎上を扱った映画だ。どうやらNetflixがドラマ版も作っているようだが、まずは映画の方を観てみた。

作品としては微妙だと言わずにはいられない。恐らく、テレビドラマ版を100分に圧縮しただけのような脚本だろう。群像劇の醍醐味である物語と物語の交差や人と人の交差が希薄で、パッチワーク的にエピソードを貼り付けただけというイメージがある。

だから、ダサい『ドゥ・ザ・ライト・シング』だ。

しかし、本作は日本人こそ観なくてはいけない作品だ。確かに、海外旅行も留学もしたことがなければ、外国人とも話したことのない人にとって海外は遠い存在かもしれない。

他国のタブーやマナーを日本に持ち込むなと怒りに震えるかもしれない。しかしながら、東京五輪で世界各国から沢山の人が集まる中でブラックフェイスをやったらどうなるか。本作に映るアメリカ人はめちゃくちゃ面倒くさい連中だ。地雷原は踏まない方が得策だと分かるだろう。

つまりだ、不特定多数が見るメディアにおいて、想定されるタブーという名の地雷は避けた方が良いことを本作は教えてくれる。今や、SNSで互いが互いのことを気にしてしまう時代。だからこそ、見たくなければ見なければ良いは時代遅れと言えよう。
>|