主人公のビッガーは大体の他者を見下していて、自分ならもっとうまくやれる(うまく行かない奴はどうなっても仕方がない)という自己責任論や厭世観を内面化しており、それは黒人社会の中にも存在するミソジニーや…
>>続きを読むマーガレット・クアリーの映画観てます④
1940年にアフリカ系アメリカ人作家のリチャード・ライトが出した同名小説の三幕構成のうち、主に第一部を原作に、舞台を現代に移して映画化した本作。
マーガレット…
原作では主人公が死刑宣告を受けるまでの裁判の場面も読みどころだが、本作では現在問題になっている警官の黒人射殺という形をとり、裁判を受けることもできないという点にさらなる悲劇性がある。メアリーやジャン…
>>続きを読む
映像のスタイリッシュさやおしゃれさは
いかにもA24って感じ
娘のメアリーは良い子なんだろうけど
なんか根っこにある結局黒人を見下してる
ちょっとした発言とかにひやっとさせられた
そして、まさか…
自分は道義心を持ち合わせてるて言いながらも自分の顧客の娘に薬物渡したり、当たり前かのように死体燃やしたり、自分を客観視出来てるようで出来てない不安定な主人公
だからネズミのように人の物を盗む(強盗…
どこに向けたらいいか分からなくなる、この気持ち 実話なんじゃないかってぐらいの重厚感と辛辣さだった
冒頭に語られる'そのパートナーとの未来を想像できるか' という点においては、ラストシーンのビッグ…
ニックロビンソン目当てで鑑賞したら、
久々ド直球のA24って感じの映画だった。
あの時、素直にああしとけば…とか思うけど
そこにも常に「自分は黒人だから」という
レッテルを感じながら生きてきていた…