ヴィム・ヴェンダースやジム・ジャームッシュ、ラース・フォン・トリアーの監督作品で知られ、素晴らしい構図や光線使いによる卓越した映像で多くの映画監督に影響を与えたオランダ出身の撮影監督ロビー・ミューラー(1940-2018)。彼が撮った様々な作品のフッテージをはじめ、長年撮りためたプライベートな映像や写真、監督や編集者、照明担当、家族など、彼の仕事や人となりを知る人々のインタビューで構成されるドキュメンタリー。2019年のオランダ映画祭で最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞。日本では山形国際ドキュメンタリー映画祭2019で上映された。登場する作品はヴィム・ヴェンダースの『都会のアリス』(1974)、『さすらい』(1976)、『アメリカの友人』(1977)、『パリ、テキサス』(1984)、『夢の涯てまでも』(1991)、ジム・ジャームッシュの『ダウン・バイ・ロー』(1986)、『ミステリー・トレイン』(1989)、『デッドマン』(1995)、ラース・フォン・トリアーの『奇跡の海』(1996)、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000)など。音楽をジム・ジャームッシュとカーター・ローガンのユニット、SQURLが担当している。
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