オランダの光の作品情報・感想・評価

オランダの光2003年製作の映画)

HOLLANDS LICHT

製作国:

上映時間:94分

ジャンル:

3.5

「オランダの光」に投稿された感想・評価

miyu

miyuの感想・評価

3.0
オランダからみえる光の見え方、感じ方を芸術と絡めて見ていく映画。
自分のデザインに取り入れたい。安直だけど、、美しかった
オランダと日本含め東洋は、湿度があるから少し景色の見え方やくすみ方が似てるのかなと思ったけれど、
そこからオランダの場合は光に、東洋は陰に重きを置いていったのかなぁ〜

ねむくなったけど、心には残った。
美術史を学んでいる自分には本当におもしろい映画だった。でも多分、詳しくない人でも面白い。

絵画の技術だけでなく化学の視点や、地形的な視点からも「オランダの光」の表現について追求していた。
オランダ17世紀の美術は黄金期であるが、これを支えた環境を視覚的に知ることが出来る映画。

こういう堅苦しいの全部取っ払ってもオランダがとにかく美しくていい映画!!!!
フェルメールの光は、干拓により失われたのか?水平線が広がる光景を同一視点で撮り続けながら、自然と絵画の接点を追う。
ハッキリ言って眠くなる作品だけど、美術家や建築家はいちど見るべきだと思う。個人的には気に入ってる作品です。DVDも買いました。
いろんな職種の人たちがオランダの光に対して独自の見解で語っているのが面白いし、ジェームズ・タレルが出演してるあたりもいい。
谷崎潤一郎は陰翳礼讃のなかで東洋の美は陰にありと語っているけど、この映画の場合、西洋の美は光にあり。と語っていて脳内対比させたらすごく面白くなる。
ayumi

ayumiの感想・評価

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(アーカイブ)

2006年01月07日16:57

封切り時に見損なったのでDVDで。

オランダといえば、いつかコーヒーショップでバチっとキメたいと思うくらいで(←ここ誰もわからないかも知れないな…)特に思い入れのある国ではない。
コーヒーショップ以外だと、チューリップ、水車、注射器の自販機くらいしか思い浮かばない。
多くの外国人にとっての、富士山、寿司、ゲイシャガールなレベルかもしれない。

テーマはずばり、光。オランダの光。

そこはかとなく原風景ちっくなショットが多くて嬉しかった。
ただ、どうにも画面のグリーンの彩度が高くて落ち着かない。
どうもテーマにそわない発色で気になった。タイトルバックにFUJIFILMのロゴ…。たぶん、FUJIのフィルムで撮影したってことなんでしょう。唖然…。
時々インサートされる絵画の色をなるべく損なわないようにと選択されたフィルムなのかも知れないけれど。

オランダの光を語るのであれば、FUJIじゃないでしょ、FUJIじゃ…。

外国に行ってレストランでビールを頼んだらスーパードライが出てきたときのような、気がついたらパトリックのスニーカーが日本のものになっていたときのような、新日本プロレスが経営テコ入れのためプロレスリングノアとの交流をブチあげたときのような(これはちょっと違うか)、目眩をともなうショックではあったわけで。

ややあざとい演出が鼻につく。それに気がつくと前半にいいなと思っていた、遠くで聞こえる鳥や動物の声もちょっと自然じゃない気がしてきて。
オランダの光について詳しくはわからないけど、
写真じゃなくて絵画をわざわざ描く意味ってのがオランダの光みたいな発見なのだなと思ったり思わなかったり

あと、アムステルダムの川の上に住むのやってみたい
NaotoKudo

NaotoKudoの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

光のはなし
詩で締めてくるのはいいね。
勉強になったけどすぐ忘れそう。ターナーの絵だと分かって嬉しかったなぁ。
低い地平線、たくさんの雲、湖、それぞれの兼ね合いで光がかわる。多湿な環境だからこそ色が出やすい。などなど面白い
Himmel

Himmelの感想・評価

3.0
フェルメールやレンブラントら17世紀オランダ絵画の巨匠たちが遺した傑作の源となった独特の陰影を持つオランダという地の光。 この映画はオランダの自然光の存在を映像ドキュメンタリで探求している。芸術家、美術史家、気象学者、天体物理学者、さらにはトラック運転手との会話に基づいて光の存在について言及し、オランダの季節のうつろい、南仏、アリゾナ砂漠の光を追い、そして17世紀以降のフランドル絵画とゴッホ、モネらのオランダ以外で描かれた絵画を並べ、照らす光を比較する。このドキュメンタリーは一種の瞑想経験のようにも感じる。(追記)映画の歴史において、始まりは音声がなかった、ほとんどはモノクロで色彩は存在しなかった、CGもなく俳優がいない作品もあった。けれど光が存在しない映画はなかった。光は絵画に限らず、映画においても不可欠なファクターなのだと再確認。
目に見えない“光”について、様々な観点、人の意見をとりあげて探っていく
NHKの番組のような作り

オランダの光はまだ存在すると思う
全然景色の見え方が違うことが不思議だったけど、その土地が投げかける光の違いだとは思いもよらなかった
ゆったりとした作りだったけど、勉強になったし美術に興味あるなら面白いかも
えーそうなの!?って、感心してみてた。けど、内容は実はほとんど覚えてない。オランダに行ってみたい!なんて思ってトラベルこちゃん検索してた若かりしころ、、、それからというもの土地の光が与える色の違いについて少しだけ敏感。
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