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The Poughkeepsie Tapes(原題)
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目次

『The Poughkeepsie Tapes(原題)』に投稿された感想・評価

izu
3.4
’’ これはフェイクドキュメンタリーというにはあまりに現実的で、現実というにはあまりに残忍すぎる ’’

ニューヨーク州ポキプシーのある家から押収されたビデオテープ。それはなんと800本にもなり、これらのビデオは全て連続殺人鬼、エドワード・カーパーが残した物だと思われる。圧倒的なビデオ数にも関わらず、ビデオ内のカーパーの動きは洗練されており、彼の正体は掴めずにいたのだった...

ワンシチュエーションのエレベーターホラー「デビル」やPOVホラー「地下に潜む怪人」等のジョン・エリック・ドゥードル監督作。

発見されたテープを元とし、警察や関係者にインタビューをし、事件の真相を炙り出そうとするフェイクドキュメンタリー(モキュメンタリーホラー)。

登場人物の「これはこうで、殺人鬼は~」や「遺体の状況から、」などの解説と、カーパーの犯行が記録されたビデオが交互に流れ話が進んで行く形式。
この手のフェイクドキュメンタリーとかって大体「ふーん」くらいにしか落ち着かないしょうもないものばかりな気がするんですが、これは中々よく出来ていた気がします。

ビデオ内容は、エドワード・カーパーが少女に近づき殴って気絶させ連れ去る、変装したカーパーが被害者を拷問するなど、激しいグロゴア描写などは一切無く全編に渡って陰鬱で不気味。そうやって、あえて派手さを出さないが故生じるこの’’リアリティ’’。編集や構成も含め、そういったドキュメンタリーとなんら変わりない完成度になっています。

分かる人の方が少ないだろうけど、ビデオの雰囲気だったり画質だったりが「August Underground」とかに超似てる。

あと、これは完全に個人的なものなんだけど犯人が死体とセッチしてたり、死体の首を落とし腹の部分に埋め込んで〜みたいな死体陵辱とかしてたりでちょいネクロフィリアってて良かったです。「ネクロマンティック1」みのある黒め死体が出てきてくれたのも超良かった!!!!!!!!

とまあ、内容でなんとなく予見できますけど後味も最悪です。(良い意味で)
ジョン・エリック・ドゥードル監督作品はフィルマ追加済みの作品だと未公開なのはこれだけで、なんでこんなに良いものを!!と惜しい気持ちになりますが、まあ納得はできるくらいの気味の悪さがありました。

フェイクドキュメンタリーとか殺人鬼モノが好きな人はかなり好きかなと。

視聴 2024年7月21日
フェイクドキュメンタリー物。
タイトルのThe Poughkeepsie Tapesは、ニューヨーク州ポキプシーのある家から押収されたビデオテープのことで、その数は800本。
連続殺人犯エドワードカーパーが撮影したスナッフフイルムを指します。

昔ディスカバリーチャンネルで殺人犯の心理…だっけかな?
毎週ある殺人犯を、再現フィルム、当時の関係者の証言、心理、脳科学、などから分析してみせる内容の番組があって、映像的にも洗練されてて、すごく夢中で観てて。

それと同等のクオリティのフェイクドキュメンタリー物になってます、プラス、スナッフフイルム。

最初の被害者は8歳の子供、レイプして殺害。
次はカップル、男性はすぐ殺害したものの女性には妊婦の腹を裂き、男性の頭を縫い付ける鬼畜振り。

ただし殺害シーンは一部を除いて映されないので、グロゴア度は低い。
時々挟み込まれる女性の死体はトルソーのように首がなかったり、頭だけ別の場所だったり、全裸で、粗雑に捨てられた死体が映るばかりです。

やがてこの殺人鬼、ウォーターストーリートブッチャーと呼ばれ、容疑者が逮捕され、有罪になり、死刑執行されたんですが、その翌日くらいに、警察に「ミスしてるぞ」という書き込みがある地図と遺体が挙がる。

無実の人を死刑にしてしまった警察の失墜。
再捜査で例の家の中から、大分前に行方が分からなくなっていたシェリルが変わり果てた姿で発見されます。
肝心の犯人の姿は消えていました。

シェリルは、すっかり犯人によって洗脳、重度のストックホルム症候群になっていて、
救出された後も、彼を信じてるとか言うんですよ…めたくそ酷い虐待の痕がある体なのに。

you're the master and
it please me to serve you.
あなたはマスターです
どうかお役に立てて下さい。

これはシェリルが呪文のように唱えていた言葉。
その後、彼女は自殺してしまうんですが、その死体が墓から持ち去られてしまう。
死んでも隷属は解けない、その後のシェリルの死体がどうなったかは…。

エグい描写がある訳でなく、淡々と関係者の話や遺体の発見現場、死体解剖の初見など。
映像的、話の展開的には上記のドキュメンタリータッチがもう好物です!って感じなので文句なく。

ただスナッフフイルム部分を期待すると肩透かしになりますのでご注意下さい。
血糊とか出ないし。

ただメンタル的にちょっと重かった。
恫喝と暴力で洗脳される心理がキツい。
2.0
なぜか日本語字幕がない状態でアマプラにて公開されていた本作。Xで流れていた本作のあらすじと共に辞書片手に何とか視聴。所々分からないセリフはあったが、まぁフィーリングで大丈夫だろう。どうせロクなことは言っていない笑

ニューヨーク州ポキプシーの住宅から、ある連続殺人鬼が自身の犯行を記録した「800本ものVHSテープ」が発見された。警察はそれら全てに目を通し、また幾つかは凶悪犯罪のプロファイリングの名目で教材として利用される。警察、被害者、その家族のインタビュー、ニュース番組、そしてこの犯行映像を織り交ぜながらこの惨殺な事件を描くドキュメンタリー。という立て付けのモキュメンタリー。

犯罪の記録映像のため犯人視点とも言えるが、意外にもスプラッタ的な拷問、グロ映像は少なめ。警察を撹乱するためとされる様々な手口、共通点の無さから、逆に視聴者は犯人の主張や性癖も読み取れなくなる。そこにあるのは計画性があるのか無いのか分からない大胆な犯行と、犯人が逃げおおせた後の空っぽの住居だけである。

どんよりとした週末を楽しみたい方にとっては少し肩透かしを食らうかもしれない。

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