「デウシルメ」血税
オスマン・トルコ帝国がキリスト教徒を
改宗するために橋を渡ってくる

始まって数分で既にカライブラヒムの哀しさが
映し出されて泣きそうだった…
誰にも知られていない過去の秘密

映像の壮大さはオスマン帝国とブルガリアの歴史
世界で最も強大なイスラムとキリストの信仰の戦い

17世紀のブルガリア　ロドピ山脈エリンデニャ谷
における宗教弾圧を
監督のリュドミル・スタイコフが観る者の身を抉る
ラドスラフ・スパッソフの撮影も素晴らしい
あくまでも史実に沿って撮っている
エキストラになっている人たちはこの地獄を味わった
ブルガリア人の子孫です

改宗か死か　
逆らう村人の命を奪い血祭りにする
そうだとしても絶対に屈しない強靭さに美しさを感じる

ヨシフ・サルチェジェフの苦悩する姿は
逆らうことのできない呪われた運命を
情けと闘いながら任務を冷酷に果たす男の姿を
神がかり的に演じている

命よりも大切にしているものを守り続ける
静かな婚礼のダンス　恐ろしいほどの屈辱に耐え
神様と対峙する人達の命の捉え方が
また何よりも家族を大切にしていることもよく分かる

カライブラヒムの残虐は鬼か悪魔か

そして神様は沈黙している

この信仰の闘いの激しさを是非、観て頂きたいです！

• #オスマン帝国＃デウシルメ＃略奪の大地

エキストラが子孫

みんなずっと深刻モード。輪になって踊るときくらい笑ってー