女像柱たちの作品情報・感想・評価

被写体を愛撫するかのようなカメラワーク。上から下へ、堅固な静物を撮るうえでしっかりと撮り方自体にもルールを定めているところがよかった。

『ダゲール街の人々』の特典。

苦悶の表情を浮かべ筋肉をことさらに強調しながら建物をなんとか支えている男像柱に対して、澄ました表情でひょいと軽く建物を支えている女像柱。もうこの対比だけで十分な気もする。

エレクティオン柱、音楽、ボードレールの詩のコラボが良かった。

ドキュメンタリーぽいし美術教材ぽい
女像柱こんなに意識したことなかったかも　フランスすごいな

公共空間のヌード彫刻の評論、ちょっと前にあったな、と思って調べちゃった、が、アニエスのこれはずっと昔。
すでに、ひとり自由。