オーレリア・シュタイネル ヴァンクーヴァーの作品情報・感想・評価

オーレリア・シュタイネル ヴァンクーヴァー1979年製作の映画)

Aurélia Steiner, dit Aurélia Vancouver

製作国:

上映時間:48分

3.9

『オーレリア・シュタイネル ヴァンクーヴァー』に投稿された感想・評価

pherim

pherimの感想・評価

3.3

水平移動する映像が不明瞭な語りを締めるメルボルン篇から一転、声が映像を牽引する本作ではユダヤ性がより鮮明となり全編へ滲みだす。デュラスの声は緩急をやや強める。材木場の廃墟、ノルマンディ、収容所、20…

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Punch

Punchの感想・評価

4.2
モノクロ、水墨画のような、海と空が溶解して区別がつかなくなる、非人称
tko

tkoの感想・評価

3.5
Rec.
❶19.07.27,アテネ・フランセ文化センター(16mm)/マルグリット・デュラス特集
Lalka

Lalkaの感想・評価

3.9

今回の特集で初めてデュラス作品を鑑賞した。正直、彼女に抱いていた印象は『二十四時間の情事』であり、作家的共通項から言えばロブ=グリエの監督作に近いかもしれない。ということだ。

少なくともこの時期の…

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こちらはバンクーバーの18歳、わたしは書く。材木の切口に記されたナンバーをみながら、身体が軽すぎて首を吊られても死ねなかった男のエピソードを聞く。
菩薩

菩薩の感想・評価

-

メルボルンより更に明確にユダヤ性が打ち出されてくる。娘を産み死ぬ母、吊るされても体重が軽すぎて死にきれない父。木材搬出所、荒廃した線路は強制収容所を連想させる。正直「またこれやんのかい!」と思いなが…

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ノルマンディの海辺、モノクロ。「オーレリア・シュタイネル」「200095」の文字。強制収容所に関するモノローグ。

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