1988年、とあるスタジオ。まだ男尊女卑やパワハラの匂いが残る時代の撮影現場。女監督・花子(松本まりか)は現場で悪戦苦闘していた。意味不明の理由でテイクを重ねる中、新人監督である彼女はフラストレーションを溜めまくったベテランスタッフたちからイジメの洗礼を受ける。控え室では「カラミのシーンがあるなんで聞いてない!」と前貼りを嫌がるアイドル俳優と「前貼りなんていらないわ 本番でいきましょう」と豪語す…
1988年、とあるスタジオ。まだ男尊女卑やパワハラの匂いが残る時代の撮影現場。女監督・花子(松本まりか)は現場で悪戦苦闘していた。意味不明の理由でテイクを重ねる中、新人監督である彼女はフラストレーションを溜めまくったベテランスタッフたちからイジメの洗礼を受ける。控え室では「カラミのシーンがあるなんで聞いてない!」と前貼りを嫌がるアイドル俳優と「前貼りなんていらないわ 本番でいきましょう」と豪語する落ち目のベテラン女優の間ではトラブルが勃発したり、ようやく撮り終えた渾身のシーンも映検【映画のレイティングを判断する機関】のレイティングにひっかかり最終的に欠番となってしまったりと次第に追い込まれていく花子。そんな彼女に更に追い打ちをかける事態が。現場の混乱した状況をききつけたプロデューサーから「監督を交代します」と、クビを告げられてしまうのだ。果たして彼女は自分が理想とする映画を完成させることはできるのか・・・?
古き悪しき昭和の文化を作品化
ストーリー的にはちゃんとサクセスなんだが今コレを伝える意味が最後まで読み取れない
それならば古き昭和の映画を色々と観てほしい
そんなきっかけを与えるにしても少し弱い
…
舞台設定は1980年代。
抜擢された女性新人映画監督が、男社会の中で、苦悩や葛藤と戦いながら、自分の追い求める「美」を撮影する物語。
男尊女卑、パワハラ、映画倫理表現、イジメなど、
現代でも社会問題…
様々な困難を乗り越えながら映画を撮るミュージカル風の作品。
その視点は、幼い頃の林花子の非現実的な生活が「夢」の如きだったことと、今監督としてデビューするという「夢」そのものを経験していることであり…
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