エキストランドの作品情報・感想・評価

エキストランド2017年製作の映画)

上映日:2017年11月11日

製作国:

上映時間:91分

3.6

あらすじ

過去の大失敗から映画を撮れなくなったプロデュサー・駒田(吉沢悠)は、映画で地元を盛り上げたいと思っている市民達を騙して、自分のためだけに映画を作ろうと画策する。最初は指示されるままだった市民達も、その横暴な立ち振る舞いに疑問を感じ始める。撮影最終日、自分たちが利用されているだけだったと気づいた市民達は、一矢報いようと、ある計画を立てる。

「エキストランド」に投稿された感想・評価

ゴミクズのような映画をつくる、映画。
それなら最初から作るなよーオイ!ってところは置いといて、この映画、かなり面白かったです。笑った〜〜。

映画に出れるって聞いて、住民たちがエキストラとして参加するんだけど、現場で三時間待たされたり、お弁当の箸が付いてなかったり、ひどい…。映画様様じゃないだぞ〜〜。でも、すごく笑えた。

こんなにもエキストラ頼りの映画は初めてみました。それでいて笑える。クオリティはそんなに高くないけど、それを自覚してあえてテイストとしてるところが良かったです。ストーリーはシンプルだし、誰でもみれる!おもしろい。

はんにゃの金田が光ってた。
こういうプロデューサーは結構いそうだなと思いながら、笑いながら観た。
坂下監督のこれまでと比べると、苦味があってよい。
低予算映画観る者にとっては、ホント苦々しさの余り笑っちゃうしかないよね。
記録
ずーっと観客に与えられるストレスに対してラストのカタルシスが弱すぎて...
今年わーすとかな...
48点
いず

いずの感想・評価

3.5
「映画は人を不幸にする」

悪どいプロデューサーが何も知らない地方のフィルムコミッションを騙して映画を撮ろうとするお話

にこやかなスマイルで丸め込むプロデューサー
映画とはこんなものかと言いなりになるフィルムコミッション
次第におかしいと思い始めてくるが、撮影スタッフ市民とエキストラ市民との間で溝ができてしまう
どちらも町のために一生懸命だったってのはわかる
ただスタッフ側が偉いと勘違いしちゃっているから溝は深まる一方

ほんとプロデューサー酷いね
撮影に目覚めたスタッフ市民に押される監督もいい味出してる

そしてラストのあのスマイル!
結局誰も幸せになれない話でしたね

面白かったです
法一

法一の感想・評価

3.4
 ことさら言うまでもないことだが、吉沢悠の演じる映画プロデューサーがすさまじい引力を発する。顔面・発声・所作などすべてが一見では人当たりがよく、それだけに本当に腹立たしい(けどこういう人いるよね……いや、おそらくどこの業界にもね)。「かつて映画を撮って挫折した」という経歴の持ち主であり、その屈折が行動の根底にあるという苦味も効いているのだが、その設定が却ってノイズになるくらい、純粋に悪役として魅力がある。吉沢悠という名前を憶えておかねばと思った。

 ラストは当然●●してくれるんだろうなと期待していたのだが。
miyabi

miyabiの感想・評価

3.5
出資者と製作者。
出資者と脚本家。
製作者と監督。
監督とスタッフ。
製作者とフィルムコミッション。
映画なんて、撮影始まる前に もう 出来上がり具合、観客のうけ度合いが、解ってる? 脚本の良し悪しが、映画の出来上がりに 影響大!

しかし、いくら 昔 伝説の大コケ映画作ったからって、これは、酷いわ❗ 100万円の予算なんて 自主製作映画レベル⁉️しかも、小学生の作文レベルの酷い脚本。
だからって フィルムコミッションを下っぱに使い、嘘八百ばかり。駒使いに使う。可哀想。でも、エキストラは、普通あんなもんじゃないの?弁当出るだけマシ!
なるき

なるきの感想・評価

4.4
坂下雄一郎監督前作「神奈川芸術大学映像学科研究室」は傑作だったけど、いよいよ今作はドチャクソ面白い大傑作出してきよった。

誰が何のために作り誰が見にいくねんみたいな、地方映画は腐るほどあるけど、それを題材にしたブラックコメディ。

クソつまらん台本を適当にやりきろうとするプロデューサーVS町おこしになると信じて積極的に協力しようとする地方のフィルムコミッション

この対立の時点で面白い。
この2組のすれ違いがどんどんどんどんと大きくなるので、ドタバタコメディへと発展する。クライマックスなんて笑いと感動だったなぁ、ありゃ。

日本映画もまだまだ腐ってねぇや。
第七藝術劇場にて鑑賞
昨年、東京に行ってる間に公開されていたので鑑賞したかったんですが、タイミングが合わなくて、やっと大阪でも公開されたので観に行きました。
やりたいことっていうのは分かるのですが、かなり不愉快になる映画でした。いや、それほど、この映画のとある状況、人物に感情移入しちゃったっていうことでもあるんですけどね。
あと、まぁ、欲が出たのか、大人の事情のメタ的な構造のはめ込み方は、あー、悪い意味でのファッションだなって思いました。このトラップに嵌る人って多いんだよなー。
で、この映画は世の中に必要だったのか。答えは、必要ではない、ですね。
dita

ditaの感想・評価

3.0
@第七藝術劇場
吉沢悠が昔から好きでわーい主演やんと思ってたら超ペラいプロデューサー役でイライラして嬉しかった(混乱。映画業界のことは何も知らないけど、何年か前に会社の目の前でドラマのロケやっててテンション上がったから地方民のイキりっぷりは何となくわかる。

コメディなのにどんどん笑えなくなってきたから最後吉沢さんにもっとどかんと鉄槌くだしてほしかった気もするけど、映画ってこういうもんなんかな←魔法のことば
エンドロールでFCの名前がたくさん出てきてホッとしたのでこの映画は人を不幸にしてないね。よかった。
フィルムコミッションを描いた映画初めて観た。コメディかと思えば徐々にワラエナイ展開に。悪徳プロデューサーの「映画ってこうゆうもんだから」発言がひたすら黒い黒い。利用されてるだけながらいつの間にか現場を仕切り出す地方民の浮かれ具合も痛々しいし、何より板挟みになりながら発言権がなさすぎる監督の立場の弱さよ。
「映画は人を不幸にする」ってゆう自虐的なメッセージが終わってみれば一理ありすぎて笑った
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