655321さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.5

【信じるものは救われる】

アーメン。マッチョメン。

其の一、自分を信じろ。
其の二、家族を信じろ。
其の三、てゆーか筋肉を信じろ。

自意識の「我」より無意識的な「己」を信じろ。「己」を鍛えろ。「
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ピノキオ(1940年製作の映画)

3.3

とてもとても怖い映画だった。

世界にはこれほど誘惑が満ちていること。

良心は小さな声だから、
聞こえづらいこと。

そして、画面の外に世界は存在しないこと。

誰かを見世物にしてお金を儲けるアイツ
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ペット2(2019年製作の映画)

3.5

【困難に立ち向かえ】


イルミネーションの映画って
ちょっと苦手だったんです。
バランスが悪いというか…
あまりに教育的なディズニーの反対な感じ。
あ、ディズニーも最近のは苦手です。


で。『ペッ
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Every Day(2016年製作の映画)

1.4

この映画のことを好きな人はスルーしてください。
ヒネくれ者の勝手な感想が続きます。



小学校からの友人が「観ろ!」って言ってたから、それなりに楽しみにして観た。
だけど大っ嫌いな映画だった。ごめん
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.1

スターリン様は素晴らしいお方です。
死してなおこのような映画を我々に届けてくださるのですから。
あ、「我々」の中にスターリン様のお子様は含まれていません。滅相もございません。


ベリヤ様も趣味が良い
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Doodlebug(1997年製作の映画)

3.0

もうクリストファー・ノーラン映画だ!

未公開作品を除けば、クリストファー・ノーラン初監督作品となる3分の短編映画。


ある男は、部屋の中で逃げまわる小さな生物を叩き潰そうとしている。その生物とは…
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.9

今、観て良かった。
そして今だからこそ観て欲しい。

社会システム云々。
それは勿論語られるべき部分だ。
なるべく取りこぼさないように網目を細かくすれば、そのぶん重くなる。重ければ遅くなる。当然だ。
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007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

3.0

日本人女性はボンドの逞しい胸毛に惹かれるらしい。
博識のボンド曰く、日本にはこんなことわざがある。
「鳥は裸の木には巣を作らない」
まさにこのことわざ通りですね。

そしてやはり舞台はヘンテコニッポン
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.5

ヤベー映画を観てしまった…

イカレ映画ランキング堂々の第一位です!

星3つです!!!
☆ ☆ ☆

ついでにヘーベルハウス1つです!
       /|
       |/__
       ヽ|
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

4.3

欺瞞に満ちた空気の中で窒息しそうな不器用な長女。

欺瞞の海を優雅に遊泳する三女。

そして
病に臥せり、現世にうなされながら〈幸福な瞬間〉を夢見る次女。


次女の日記にこう綴られている。

“人生
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.2

ここまでゴジラシリーズ全てを観てきた人間として言わせてくれぃ!

ゴ ジ ラ の 脚 本 は 
ず っ と ヒ ド イ よ ! !

はー、スッキリした。
本作の脚本が駄目だ駄目だと言っている君たち、
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恋のしずく(2018年製作の映画)

3.3

週1〜2回は日本酒バーに行く程度には日本酒好きなんです。
粘り強く営業していたそのお店もとうとう自粛…。

この映画を観て、コロナが収まった後にそのお店に行く人が増えるといいな。
そんな応援を込めて。
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ダウンレンジ(2017年製作の映画)

3.1

『ノー・エスケープ 自由への国境』
『激突!』
そしてこの『ダウン・レンジ』

無名の俳優さんばかり。
でもこのハラハラ感に有名俳優は要りません。

もしデンゼル・ワシントンがいたらそうそう死なないだ
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白雪姫(1937年製作の映画)

3.4

良かった。
良い映画だった。

1937年の映画とはとても思えないほどの映像クオリティ。

継母でもある女王に狙われた白雪姫は森の中に逃げ込む。
そこでも疑心暗鬼になっている彼女は“視線”に怯える。
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.9

“生きる手応えさえあれば…”

「たけのこー!たけのこー!」

と近所の子供たちが囃し立て、まだ幼いかぐや姫がよちよちと歩いていく。
それを見つめる翁は、ムッとした表情を浮かべ

「ひーめ!ひーめ!ひ
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.4

邦題で損してるやつ!

王道の面白い映画なのにー!

かくいう自分も同監督の『ハッピー・デス・デイ』を観なかったら多分スルーしてた。


王道ポイントをちゃーんと押さえてる。
・ゴア描写
・ナンセンス
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

しっかりと話の筋は理解出来る作りでありながら、徐々に入り組んでくる構造が主人公・未麻、そして観客の心理と見事にリンクしていく。


未麻の妄想…?
未麻が出演しているドラマ…?
それともやはり現実…?
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007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

3.0

無能社員は文字通り殺される「スペクター」とかいう超ブラック組織。
その中でNo.2なのに積極的に現場に出てくるラルゴは上司の鑑ですな。ていうか現場に出る人が評価される社風なんでしょうな。No.2、わり
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.3

「私」を構成しているもの。

それは私の過去まるごと全部だ。

主人公の魅力に裏打ちされた人生の肯定。

そうだ、人生って楽しいんだよなあ。
なんて、呑気に眺めていられる。


もぅツッコミ所は沢山あ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.6

“ビッチはすぐに死ぬ”というホラーのお約束。
“死んだらタイルリープ”というSFのあるある。

この2つを掛け合わせたお約束が心地良い。


「ビッチ」という要素が…

思い当たる節がありすぎて犯人が
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DEAD OR ALIVE FINAL(2001年製作の映画)

2.0

なんか思ったよりも普通の映画かも。


いや哀川翔さんが素手で銃弾を捕まえたり、竹内力さんの奥さんがエクソシスト状態になったりするんだけども。


私が思うに、このシリーズって“観る価値がない事に観る
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DEAD OR ALIVE 2 逃亡者(2000年製作の映画)

3.5

“Where are You? そして Where are You Going?”


「悪い奴を殺して手に入れた金を寄付して、
世界中の貧しい子供たちにワクチンを与えるんだ!」

ミズキ(哀川翔
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PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR(2020年製作の映画)

1.1

ごめんなさい。

『PSYCHO-PASS』1期が好きすぎて、全く冷静にこの映画を観れません。どうしても感情的になってしまうので、そもそも論ばかりになってしまいます。


犯罪を行う人間…どころか、犯
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パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

2.5

『パージ』シリーズ最新作であり、時系列としては最初にあたる作品。

初めてパージ法が施行された時のお話。

徐々に規模(世界)が広がるにつれて政治的なメッセージが強くなっていった作品なので、ひとつの島
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

3.7

これ好き。もうずーっと観てられるなあ。

ヴァンパイアの日常を追いかけるモキュメンタリー映画なのに、自分の友達と遊んでいるような気分。


「おい、スチューはダチだからよぉ!手ぇ出すなよ!」
何故かみ
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

2.9

今、観終わったのに全然覚えてない…。

『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』みたいに怒りが湧いてきたワケでもないから、何を書けばいいやら…。

駄作って事は無い。

やっぱりイチバンは敵怪獣ム
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

3.5

女優エリザベートは舞台上で突然沈黙する。
理由は「笑いそうになったから」
人はいつも自分を演じている。
彼女は女優という職業が(または人間そのものが)可笑しくなったのだ。
失語症となった彼女は、付き添
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007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.3

_人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> こんなゴールドフィンガーはいやだ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄



・全身が金ピカなのに普通に歩いている
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.5

虹の彼方にある世界を夢見るドロシー。
トルネードに襲われた彼女が目を覚ますと、
そこは魔法の国オズだった。

ドロシーと
知恵が欲しいカカシ
心が欲しいブリキ男
勇気が欲しいライオン
それと忘れちゃい
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.6

きっと人それぞれ、好きな物語のカタチみたいなものがあると思います。

私の場合は『レイジング・ブル』『アビエイター』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』などなど。『素晴らしき哉、人生』も入れちゃっていいの
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.0

ずーーーーーーーっと悪フザケ!

タイトルから『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』だったり…
『タクシードライバー』の有名なアレだったり…
浅ーいトコのパロディを敢えてしてる(笑)
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マイ・レフトフット(1989年製作の映画)

3.8

脳性小児麻痺により、重度の障害を抱えるクリスティ・ブラウン。
彼はわずかに動かせる左足で絵と小説を書く。
実話を基にした映画。

クリスティを演じた
ダニエル・デイ=ルイスが凄すぎる。

私には、クリ
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007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.4

ジェームズ・ボンドの格好良さにクラクラ。
ガジェットにワクワク。
タニアの美しさにメロメロ。
ラストバトルの相手はヨボヨボ。

楽しかったー!

基本的にはシリアスなんだけど、
みんなちょっと抜けてる
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.0

『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の予告がカッコ良すぎたから、とうとうこのシリーズにも足を踏み入れてしまった。

すると、予告に出てたアレやコレが沢山出てくるではないか!
「ボンド、ジェームズ・ボン
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.1

クロエは性格が正反対な双子の精神分析医と禁断の関係にのめり込んでいく。
しかし交際相手のポールは「自分に兄はいない」と言って、双子の兄ルイの存在を認めてくれない…
というお話。

双子・鏡などをモチー
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容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

3.4

もーーー
どこまで“本当”なのか、
どれだけ“本気”なのか(それもどれに対してか)
全然分からん!

だからこっちもどんなスタンスで観ればいいのかよく分かんないけど…

ディカプリオに対する敵視(ライ
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