MoviePANDAさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい(2007年製作の映画)

3.8

『入り乱れる思惑と銃弾』

当時から「観たい!観たい!」と思ってたのに、「登場人物多くて複雑そう…」という事にビビって今まで先送りしてきたこの映画。この度満を持してやっと観てみました(*´・∀・)ノ
>>続きを読む

華麗なる対決(1971年製作の映画)

3.4

『最強のふたり!! -BB vs CC- 』

1960年代、マリリン·モンロー(MM)と並び人気のあったふたりのセクシー女優。ひとりは、フランスのブリジット·バルドー(BB)。そしてもうひとりが、イ
>>続きを読む

心霊ドクターと消された記憶(2015年製作の映画)

3.2

『哀しみのMEMORY』

神経衰弱。現在の彼はあまりにうちひしがれていて、それは見ていて辛くなるほど。彼がそうなってしまったのは何故か?その原因は「愛する娘の死」、でした。

悲しみから未だ立ち直れ
>>続きを読む

SP 革命篇(2011年製作の映画)

3.7

『    演壇
 ~THE FINAL STAGE~ 』

劇場版2部作の後編であり、ドラマから続く『SP』シリーズの完結編。前作『SP THE MOTION PICTURE 野望篇』が公開されたのが
>>続きを読む

インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

2.7

『BIG!
  BIGGER!!
   BIGGEST!!!』

大は小を兼ねると申しますが、今回ばかりは少々大きすぎた様でございますm(_ _)m それはそれは大きなUFOが地球に攻撃を仕掛けてきた
>>続きを読む

リチャードの秘密(2012年製作の映画)

3.3

『強く儚き者たち』

『ルーム』のレニー·アブラハムソン監督が、『フランク』の2年前にアイルランドで撮りあげた長編作品。モラトリアム真っ只中の青年の日常と、若くして迫られる人生の決断を独特のタッチで描
>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.9

『辿れば、辿る程…』

呪われているのは、
本当にその部屋“だけ”なのか?

投稿を基にした怪談話を連載している主人公。ある投稿をきっかけに過去の別の投稿の事を思い出すのですが、そこにはひとつの共通点
>>続きを読む

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.7

『不評の傷痕』

それはまだ、“妻”が“彼女”だった時の事。週末、妹が泊まりに来たので、3人でレイトショーで映画を観に行く事に。ディザスター映画好きのボクたっての願いで、3人でこの映画を観る事に。
>>続きを読む

トレマーズ(1990年製作の映画)

3.5

『そのバランス、絶妙也!』

『ザ·グリード』と共に、ボクの中ではとってもお気に入りなモンスター映画!公開当時ボクはまだ幼きお子ちゃまでしたが、テレビの情報番組で紹介されていたこの映画の映像を見て一目
>>続きを読む

エイリアン4 完全版(1997年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

『ジュネおじさんの
   ヤりすぎ宇宙狂想曲』

この完全版なるもの。“完全”と言うからには、これが一番の完成形?と思いきや、どうやらそうではないようです。Blu-rayでこの完全版を観ようとすると、
>>続きを読む

エイリアン4(1997年製作の映画)

2.9

『延命がもたらしたもの』

原題が示す通り、まさに“レザレクション”なシリーズ第4弾!完結したと思っていたので、製作が決まった時は「まさか!?」という気持ちと「やったあ!」という気持ちが入り交じりまし
>>続きを読む

ゼロシティ(1990年製作の映画)

2.8

『独特すぎる迷いの街』

崩壊前夜のソ連で、1990年に公開された作品。レンタル屋さんで手にとり、“ソ連”と“不条理劇”というキーワードに惹かれ借りてみました。そしたらこの映画、なんとも独特でクセがス
>>続きを読む

X-コンタクト(2015年製作の映画)

2.3

『凍てつく模倣』

この映画を観て思うは、かのジョン御大はやはり偉大であるという事と、あの頃の映画の雰囲気がやっぱ好きって事。序盤から繰り広げられる展開とクリーチャー造形は、どう見てもそのお方のSFホ
>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

『輝く運命はその手の中に👊』

  「 D.運命だった 」

本編最後に“改めて”スクリーンに映し出されたその選択肢には思いっきり鳥肌が立ちました!第81回アカデミー賞では、作品賞·監督賞·歌曲賞·作
>>続きを読む

レックスはお風呂の王様(2012年製作の映画)

3.5

『アゲ⤴アゲ⤴
 バブリー.。○パーティー🛀』

トイ·ストーリーの短編であり、恐竜のおもちゃレックスを主役に据えたスピンオフ的作品です♪♪♪

レックスって、ビビりでうるさくて尻尾が邪魔で… トイ·
>>続きを読む

ストーカー(1979年製作の映画)

5.0

『人生という未知なる道へ』

『ノスタルジア』に続き、タルコフスキー監督長編作品2作目の鑑賞。一言で言うなら、個人的にはこっちの方が輪をかけて超面白かったです!尺はこちらの方が約40分も長いにも関わら
>>続きを読む

オーシャンズ13(2007年製作の映画)

4.5

『  REVENGE
 ~華麗なる原点回帰!~ 』

今回、5度目位の鑑賞だったんですが、13ってこんなに面白かったですっけ?今まで「そこはやっぱり11が一番でしょ!」って思っていたのですが、もう言い
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.4

『TOP DOWN -真相の深層- 』

上意下達。
上の意向が下に徹底される。
会社に限らず、組織なら当然とも言える指揮系統。ただ、それが思いもよらないところ、しかもおぞましい事の徹底した隠蔽で行わ
>>続きを読む

オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.0

『裏切りの是非』

何たって面白かった前作! 当然、この続編も劇場で観ました。ただ、観終わった感想としては「う、う~む、話がよく分からなかったぞ…(σ´・v・`*)」

己の頭が悪いばかりに、この映画
>>続きを読む

田舎のねずみ(1936年製作の映画)

2.5

『お里が知れる!?』

海外旅行に行く際は、なるべくJALを利用しています✈マイルを貯めているという事もありますが、機内サービスが充実しているからというのが、何よりの理由です_(._.)_

以前ハワ
>>続きを読む

ビリディアナ(1960年製作の映画)

4.2

『虚しき哉、人生!』

ブニュエル監督作の鑑賞は、これが2作目。カンヌでパルム·ドールを受賞しながらも、バチカンから冒涜的だと批判を受け、スペイン国内で実に11年もの長きに渡り、上映禁止処分を受けてい
>>続きを読む

花と木(1932年製作の映画)

4.0

『世界初のカラー映画!🎥』

と、いう事を知ってて観たのではなく、観てから知りました。観て感じるのは、85年も前に作られた作品とは思えないという事と、ディズニーのぶれのなさ。

劇中に人間は登場せず、
>>続きを読む

ダメ男に復讐する方法(2014年製作の映画)

3.6

『  Collusion
 ~本当は怖い愛とロマンス~』

女性は怒らせると怖い。
過去の様々な経験を思い出す度、心から本当にそう思います_(..)_

結婚して10年以上が経ち、さすがにもうだらしの
>>続きを読む

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.5

『心の洗礼』

ここ最近体調崩したりして、映画を観るリズムが狂ってしまってました。そんな中、さてまた映画を観始めようかという時、何故かどうしてもこの映画が観たいと感じ、借りてきました。

いつもにはな
>>続きを読む

レフト・ビハインド(2014年製作の映画)

2.2

『アンバランス✈Unbalance』

  「生活のためだよ」
これ、劇中のニコラスの台詞なのですが、彼の私生活と台所事情に重なって聞こえてしまい、何だかせつなかったρ(・・、)

また、携挙!💨
>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.5

『ヤツらはまず、
  11人で華麗にキメる!』

1960年公開の『オーシャンと十一人の仲間』のリメイク作品でありながら、まるでボクの大好きな『アウト·オブ·サイト』の続きのような雰囲気。それでいて尚
>>続きを読む

NEXT -ネクスト-(2007年製作の映画)

2.4

『“次”行ってみよ~!(σ´∀`)σ』

先月15日、昨年1年間に国内で発売された、Blu-rayの特徴を最も活かした作品を選ぶDEGジャパン·アワード/ブルーレイ大賞が発表されました。この賞はDEG
>>続きを読む

アポカリプト(2006年製作の映画)

4.5

『    RUSH
  ~今、愛を信じて~ 』

鑑賞を終えて、思いました。
この映画には、メル·ギブソンの映画に対する本気と執念が込められまくっていると!

この作品、メルっちがひとつ前に監督した
>>続きを読む

ナショナル・トレジャー(2004年製作の映画)

2.9

『安全·安心のロマン』

ニコラス×ブラッカイマー4度目のタッグ作品。もちろん、劇場にて鑑賞。今思えば、この辺までの出演作は良かったのになぁ…(*´-`)

ニコラス演じる歴史学者のベン·ゲイツが、テ
>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

『足し引きの誤ち』

レビューしていないものも含め、今まで15作品位黒沢監督の映画を観てきましたが、残念ながら個人的黒沢清ワースト映画になってしまいました。先日レビューした『トウキョウソナタ』がとにか
>>続きを読む

みんなビッチ/人生はサイアクだ(2014年製作の映画)

3.0

『おとこ達の哀歌(エレジー)』

ワンカット平均2~3秒。
この作品は、全編がその演出で展開されます。

主人公のあるひとりの男。
こういう場合、情けないのは男の“方”。その悲哀というものが、独特な演
>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.1

『HERO ~約束の橋~』

興味はあれど「小難しそう」という勝手な思い込みと、トム·ハンクス×スピルバーグタッグへの「またこのふたりか…」感から劇場に赴かなかったのですが、夕べ観てその判断を後悔…o
>>続きを読む

カットバンク(2014年製作の映画)

3.1

『ひとつの“想定外”が、
   すべてを狂わせる!』

ジャケットはガンアクションみたいな雰囲気が漂ってますが、実際は『ノーカントリー』の様に静かな中で、『ファーゴ』にも通ずる負の連鎖が進行していくと
>>続きを読む

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.8

   『見えない絆』

この映画のレビューを見ると、多くの方が4点以上を付け、中には黒沢監督の最高傑作と言っている人まで!それを受けての鑑賞は「ハードル上がっちゃうな…」と思いつつ、『ラルジャン』のラ
>>続きを読む

ザ・リング2(2005年製作の映画)

2.1

『 Compromise
    ~初代の帰還~   』

ハリウッド版『ザ·リング』の第2作であり、何より一番の驚きは日本版『リング』の監督である中田秀夫監督がメガホンをとった事!物語は前作の半年後
>>続きを読む

ハウンター(2013年製作の映画)

3.7

『少女にまた、
   “その日”は訪れる』

弟がトランシーバーで呼ぶ声で目覚めると、また昨日と同じ一日が始まる。そして、繰り返される同じ日。『CUBE』のヴィンチェンゾ·ナタリ監督が仕掛けるタイムリ
>>続きを読む