今回Netflixで配信が始まったジム・ジャームッシュ初期監督作品の中で、やはり本命はこれ。久々に鑑賞したけど、やはりとても楽しい映画だ。
クリープハイプの尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げ>>続きを読む
Netflixで配信が始まったジム・ジャームッシュの初期監督作品。これはその4作目。リズム&ブルースのクラシックスが多数録音された町として知られるメンフィスを舞台にした短編連作になっている。
一律料>>続きを読む
「新感染」で知られるヨン・サンホが手掛けるダーク・サスペンス。
自分の不注意によって起こった娘の失踪で窮地に立たされる牧師を主人公の他に、その妻、近隣に住む元姓加害者、過去にトラウマを持つ刑事等が>>続きを読む
ローマ教皇死去により行われることになった教皇選挙(コンクラーベ)の様子を描いた作品。アカデミー賞では脚色賞を獲得したが、他の賞では脚本や作品賞も獲得している。
世界中から100人を超える候補者が集ま>>続きを読む
韓国の大手通信企業の下請けコールセンターに於ける酷な労働条件を描いた実話ベースの作品。
前半はコールセンターで実習生として働く事になった高校生ソヒの視点で、後半はペ・ドゥナが演じる刑事ユジンの視点で>>続きを読む
1960~1970年代のバイクライダーを撮影した写真集にインスパイアされて作られたそうで、我が道を歩んだアウトローでさえ実在のグループをベースにする必要があるのか?という何とも言えない複雑な気持ちが。>>続きを読む
以前から気になっていた作品をようやく見る事が出来た。ポスターを見るとインド映画に見えるけど、パキスタン系イギリス人の姉妹が主人公で、監督も同じくパキスタン系のイギリス人。舞台もイギリスである。
画家>>続きを読む
台詞が少ない作品なので、前半は話の筋道が見え辛かったのだが、映画監督が、かつて撮影中に姿を消した俳優と数十年ぶりに再会を果たす辺りから作品世界に引き込まれる。
映画作りを題材にした映画という好みの設>>続きを読む
コメディ・テイストのホラーと言うより、ホラー・テイストのコメディ。観終わった後の感触は「怖い」ではなく「面白い」だった。
「ジョーカー」でロバート・デニーロが司会をしていたようなテレビ番組が視聴率挽>>続きを読む
「ブレックファスト・クラブ」で知られるジョン・ヒューズが製作、脚本を手掛ける'80年代の王道青春映画。先日立て続けにレビューしたジム・ジャームッシュの初期作品と同じ時期の映画だけど、当時の一般的な劇場>>続きを読む
約20年ぶりぐらいの鑑賞。ヴィム・ヴェンダース監督作品として有名だが、初回鑑賞時は僕自身に映画の経験も少なく、あまり記憶が残っていない。
4年間失踪していた男がテキサスの荒野で発見される。彼の名前は>>続きを読む
幕末の戊辰戦争を白石和彌がディフォルメを加えてフィクション化したエンタメ時代劇。19世紀の史実を改変する手法といい、身分制度や権力と対峙する癖の強い連中の姿といい、日本版「ジャンゴ 繋がれざる者」みた>>続きを読む
Netflixで配信が始まったジム・ジャームッシュの初期作品。その3本目は、公開当初も大好きだった「ダウン・バイ・ロー」。
これまでの2作品に出ていたジョン・ルーリーに続いて、本作では同じくミュージ>>続きを読む
Netflixで配信が始まったジム・ジャームッシュの初期監督作品。2本目は「ストレンジャー・ザン・パラダイス」。ちなみに日本での公開は「パーマネント・バケーション」よりもこっちが先である。
当時のア>>続きを読む
アカデミー授賞式ギリギリ直前の鑑賞。
そもそも、この健全ロマコメ風のポスターを見た時点で、これが既にカンヌでパルムドール?と不思議に思っていたのだが、いざ鑑賞してみて納得。
ストリップダンサー、と>>続きを読む
ジム・ジャームッシュの初期監督作品がNetflixで配信開始(日本側で告知が遅れているのは勿体ない!) まずは公開当時未鑑賞だったデビュー作「パーマネント・バケーション」から。
アメリカ本国での公開>>続きを読む
ホロコーストを生き延びてアメリカへと渡ったハンガリー系ユダヤ人建築家ラースロー・トートの戦後を3時間半の長尺で描く大作。主演は「戦場のピアニスト」の主演で知られ、自身もユダヤ人のルーツを持つエイドリア>>続きを読む
アメリカ合衆国建国の父の一人アレクサンダー・ハミルトンの生涯を題材にしたブロードウェイ・ミュージカルをDisney+が映像作品として配信したもの。
脚本、作曲、作詞、主演を、「イン・ザ・ハイツ」で知>>続きを読む
「家映画にハズレ無し」という持論があって、リノベーションを題材にしたNetflix新作映画の本作をチョイス。
アメリカ人の若い女性がイタリアのトスカーナ州の空き家を購入してリノベーション→居住を試み>>続きを読む
魔法が消えかけた世界で暮らす兄弟と母親の物語。電化製品などが発達したおかげで、魔法使いが面倒な魔法を使わなくなるという自虐的な設定が、いかにもピクサーらしい。
で、弟の方が魔法の杖を使って、自分が生>>続きを読む
「トイ・ストーリー4」で登場する新キャラクター「フォーキー」を主人公にした教育ビデオ風のショートフィルムの6作目。
今回のテーマは「コンピューター」で、先生役はトリクシー。コンピューター・グラフィッ>>続きを読む
「トイ・ストーリー4」で登場する新キャラクター「フォーキー」を主人公にした教育ビデオ風のショートフィルムの5作目。
今回のテーマは「愛」。「トイストリー」本編のどこで出ていたのか思い出せない4つのお>>続きを読む
「トイ・ストーリー4」で登場する新キャラクター「フォーキー」を主人公にした教育ビデオ風のショートフィルムの4作目。
今回のテーマは「時間」。先生役はレックス。恐竜時代からの長い時間の流れに思いをはせ>>続きを読む
AIが実用化された今の時代だからこそ生まれた、現代版「アイアン・ジャイアント」といった趣きの作品。
主人公のロズは人間の手助けをする為に作られたAI搭載のロボット。ロズが雁のひなキラリを育てる事で母>>続きを読む
評価の高さは知っていたけど、2時間半の大作という事で躊躇していた作品をようやく鑑賞。とんでもなく素晴らしい!
1920~1930年代に活躍した実在のボクサー、ジム・ブラドックの挫折と復活を描いた作品>>続きを読む
先日アップした「違国日記」のレビューでも書いた通り、映画って究極的には、人と人が出会う事によって訪れる変化を捉えるものだと僕は思っている。本作もその認識を改めて確認できる良作だ。
1970年、全寮制>>続きを読む
夜中に異音を感じたり、奇行に走ったり、、、、夫の夢遊病から始まるホラーとしても楽しめるのだが、本作の面白味はそれだけに収まらない。
監督はポン・ジュノの弟子という経歴を持つユ・ジェソンという事で、中>>続きを読む
バーのカウンターにアジア系女性を挟む形で2人の男が並ぶ。この構図が本作のすべてと言って良い。登場人物も基本的にはこの3人のみである。
韓国出身の女性監督セリーヌ・ソンによる作品で公開当初は限られた劇>>続きを読む
この10年間で数多く作られている韓国の民主化時代を描いた作品。本作は「タクシー運転手」で描かれた光州事件より数か月前に起こった12.12軍事反乱をベースに、フィクションを加えて映画化している。
軍内>>続きを読む
1996年の前作は劇場で観たもののほぼ記憶無し。所謂ディザスター・ムービーだったと思うのだが、本作は少し毛色が違う。竜巻が沢山出てくるものの、あくまでも主役はそれを追いかける人間なのだ。竜巻から逃げ回>>続きを読む
第97回アカデミー短編実写賞ノミネート作品。Filmarksではアメリカ製作という事になっているけど、インドの児童人権支援団体の協力で作られたそうで、ロケ地も出演者もインドと思われる。
劣悪な縫製工>>続きを読む
「梨泰院クラス」や「ベイビー・ブローカー」に出ていたイ・ジュヨンが主演。その上司役でムン・ソリ、彼氏役でク・ギョファンが出ていて、低予算っぽい作りながら何故か豪華なキャスティング。
韓国の国家人権委>>続きを読む
俳優としても活躍するジェシー・アイゼンバーグが、主演の他に監督、脚本としても携わる作品。ニューヨークに住むユダヤ人の従兄弟2人が、亡くなった祖母の故郷を目指す道中で、ポーランドのホロコーストに関連する>>続きを読む
タイトルからは想像が付かないけど、これも一種のゴーストもの。死神が地上に降りて、ブラッド・ピットが演じるイケメンの肉体を借りて人間の世界を見聞するというストーリー。
或いはアンソニー・ホプキンス扮す>>続きを読む
日本では恐らく劇場未公開と思われるアメリカのクライム・スリラー映画。
ローンの返済に追われる主人公は、食材配達のバイトだけでは生活が苦しく、友人に紹介されたクレジットカード詐欺の闇バイトに手を出して>>続きを読む
原作の漫画は未読。交通事故で両親を亡くした女子中学生と、彼女と同居する事を決意した叔母の生活を描く。
叔母役の新垣結衣は「正欲」に続いてマイペースで笑わない人物を好演。彼女が結婚後にフリーランスにな>>続きを読む