Itottyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

あんなにも面白いダークナイトトリロジーがある上で、またバットマン作るなんてどういうことやねん!って気持ちで見てみたんですが、これはよかった!!!

面白かった!とは少し違う。
どちらかというと恐怖。身
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

小学校の時の別れの挨拶は、バイバイだった。
中学校の時は、じゃあねだった。
でも、小学校の最終盤。大阪から東京に引越す時、友達と別れるときにいった言葉は、またな、だった気がする。

そんないくつかの別
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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.0

異なる6つの物語が少しずつ進行していく。時代が違えば登場人物もそれぞれでほぼ違う。でも僅かなピースで繋がってる。
どこがどうつながるのかな、と想像しながら見ることはもちろん、単純にそれぞれのエピソード
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.8

劇場滑り込みでみました!
ちょっとホラー気味と聞いてたので、ドキドキしましたが、やや心臓びっくり×3くらいでなんとか過ごせました。

ドクター・ストレンジは一作目のエンシェントワンの戦闘シーンがすごく
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ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

3.5

ちょっと思い出した。

小学校低学年だったかな。映画館で見たと思います。
もちろんあの頃は、伏線だの俳優の演技だの、なんにも気にせず、ただガメラの戦いにワクワクしてたっけ。


そして、今、オトナにな
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

ある1日だけで遡る2人の6年間。
そんなキャッチコピーも前知識も入れず見はじめたから、最初30分くらいちゃんと理解できてなかったです。
時計が映るたびに一年戻るのねと、理解してから、一年あれば変わって
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

そのビーチでは、1日で一生分の時間が進んでしまう。。。

シャマラン監督といえば、理屈抜きでその突拍子もない設定を楽しませてくれる所が好きです。
そして、だいたい幾分かは怖いのが定石です。時間が何倍も
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.5

原作大好き!
アニメ版も大好き!
すんごいCGで大阪編を再現してくれて、興奮しました。特に岡の戦いは少年心くすぐります!

一方で、物語の連続性の中で見れないのは映画としての宿命。
キャラクターの絶望
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

あんまり予習しないでみたからか、ボンドのマドレーヌに対する感情がよくわからず、どこか俯瞰的に見てしまいました。結局、ヴェスパーへの想いが振り切れてないことが全てなんじゃないかって。そんなにヴェスパー忘>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

ど迫力の戦闘機アクションを、爆音とスリルあふれる映像でたっぷりたーっぷり味わえました!
こんなに楽しいことはあるでしょうか?
空母からの離陸も着陸もドッグファイトも、ミサイルを回避するフレアの迫力も、
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.6

たとえば、恋人という関係がある。
時に恋に落ちて相手が人生の全てと思い、最後まで愛を貫く者もあれば、やがてその関係性に慣れて惰性に陥ることも。
幾億千の恋愛模様が世界にあったとしても、その根幹はある程
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.0

孤独な、孤立した、狼。
孤高とひとり立つ、強さと辛さ。

極道がはびこる社会で治安を守るために戦う松坂桃李の第二章。
鈴木亮平という新たな悪を迎え、かれがどのように戦うのか、戦うやつしか生きられない、
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.6

今泉監督マラソンなうです。原作未読です。


特に恋愛としての出会いに焦点を絞った群像劇でした。
群像劇なので、一人一人の出番は少ないのですが、どのキャラクターも愛おしくなってしまうのが今泉監督のよさ
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私の少女(2014年製作の映画)

3.6

映画の旨味というか面白さが掴みにくい作品でした。でも決してつまらないということでもなくて、主人公2人の不安定な心理描写はすごく伝わってきて、物語の行く末に惹かれました。
でも難しかった。つまり理解でき
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

好き。
単純なようで、たくさんの事実を含むことができる言葉。

テルコのマモちゃんに対する振る舞い、考え、感情を通して、また一つ「好き」について、言葉にできない新しい定義を投げつけられた気分です。
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

4.0

この世界が好きになれるような、そんな映画を見たいと思ったときに、オススメしてもらった映画です。


いわゆる1日を繰り返すタイムループもの。
パームスプリングスと同じ設定だけれども、ここまでノリが違う
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mellow(2020年製作の映画)

3.8

花が好きな人は、優しい人だと思う。

いつも周りに彩りがあるから。
その彩りは、その人の心に広がって、その周りの人の心にも広がってゆくから。


花が好きな人は、まっすぐな人だと思う。

一つ一つの花
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.8

幼い頃に母親が家を出て、父親と2人で暮らす陽さん。
父親が海外の仕事で母親と父方の祖母と暮らす陸くん。

主役の2人の高校生の、家族への想い、お互いの想い。
形として作られるのも難しいくらい淡くて薄い
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

4.0

ブラックな環境で疲れ果てた主人公は、無事に会社を辞められるのか、とにかく応援したくなるし、
そんな主人公を助けてくれたヤマモトの正体はいったい何なのか、最後まで気になって、惹きつけられました。


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交渉人(1998年製作の映画)

3.8

久しぶりに見たけどやっぱし面白い!

最後まで誰が敵かわからない物語も、
交渉人同士の話術やはったりのかまし合い、
何よりある意味ワンシチュエーションの舞台劇の中でこんなにも緊迫感を維持して魅せてくれ
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

3.3

巣篭もり映画時間。
第二弾は、櫻井くんが出てるから気楽に見れるだろうという理由で本作を。


私は演技のことは詳しくなくて、櫻井くんが下手かどうかはわからないんですが、物語終盤の嵐のシーンでの彼は、思
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.8

久しぶりの奥様と一緒に。
彼女のリクエストで見ました。

囚人たちが歌うところとか少し覚えてたけど、いつこの映画見たんだろう?中学生とかかな?改めて、映画って見る時期によって色々変わるんだなぁって面白
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ダイアナ(2013年製作の映画)

3.5

1人の人間として、ダイアナに焦点を当てたお話でした。
特に恋愛面での女の子らしさが見えるほどに、公人としての生きづらさが際立って、苦しい。正直いうと胸が痛いお話でした。

私はダイアナのことは、名前く
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.8

去年見たはずなのですが、、あれ?
思い出し感想文。


まず、サルのピザ🍕一枚ずつ売ってるとこ、めっちゃ覚えてる。日本でもあんな風に一枚ずつ食べたいなっていつもピザ食べたい時思い出す作品。

あと、み
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

3.8

ブータンの都会人ウゲン。教職をやめて歌手になろうと考えていたころに、政府から言い渡されたのは、ルナナ村への派遣でした。
都市部からバスと徒歩で8日間かけて、標高4800メートル近くにある山の奥。ドルジ
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ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

3.5

娘を人質にされて殺人を強要されるジョニーデップと一体になって緊迫感を味わう90分。
物語の主人公もまた、タイムリミット90分の中でのミッションを強いられるので、彼と追体験ができるのが面白いです。
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.9

フランス産、シンクロ親父の挑戦!

男子シンクロへの挑戦を決めた、うつ病の主人公(私には最後までそうは見えなかったが、2年間職につけてないらしい。007慰めの報酬の時の方がよっぽど病気に感じたけれど笑
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スプリング、ハズ、カム(2015年製作の映画)

3.6

タイトルが素敵だな、という理由だけで見てみました。

spring has come.

素敵な響き。日本語だと、どれなんでしょう?
春が来た
春来たり
春が来る
イメージ的には、全てのニュアンスを含
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ウルフ・アワー(2019年製作の映画)

3.8

1970年代、ニューヨーク、夏。
1人の女性作家。アパートの一室。
彼女がなぜ引きこもるようになったのか。
彼女が何を考えて生きているのか。
そんな主人公自身に焦点を当てた人間ドラマであり、彼女の人生
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.8

程よいスリルと、切れ切れなアクションが満喫できました!

アメリカとロシアの二つの国に関わるスパイものということで、ところどころそのヒリヒリする緊張感があってよかったです。
また、彼女の本性が何なのか
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わたしたち(2016年製作の映画)

4.2

これでもかというほどに、主人公の小学生ハンの目線で映し出される、少女の生きる世界。
ジアと全力で遊び笑う姿に、一緒に微笑んだし、ジアやみんなにいじわるされた時の悲しむ顔に、心が締め付けられた。

見え
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大切な人がある日突然この世からいなくなったら。
でも実際はその姿を見たわけでもなく、そのことをすぐに事実として認定できるわけではない。
これは、9.11で父親を亡くした少年が、父の残したメッセージを辿
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岳 -ガク-(2010年製作の映画)

3.5

どうやって撮影したのかわからないけれども、雪山などのスケールがでっかくて迫力がありました。
一方で、救助や登山に関するディテールはあまり正確ではないらしく、現実的で静かめな方向にするのか、エンタメに振
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

全く嫌いじゃないけれど、基本コントを見てるような感覚のお話でした。

その上で、一つだけ。

従来の解釈を知らない人が見たら、この解釈がベースになるかんな?!

イロイロ ぬくもりの記憶(2013年製作の映画)

3.5

共働きで寂しさを抱える少年と、家政婦としてフィリピンからやってきた女性の出会いと別れ。

90年代シンガポールの人たちの生活の少し覗き見れたのが新鮮だった。
その上で感情を揺さぶるような大味な脚色はせ
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ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

3.8

まるでニューヨークに行った気分になれる映画。図書館や高層ビルはもちろん、貧困や汚れた側面も映されていて、ニューヨークを主人公と体験したみたいで楽しめました。

レストランをはじめ、この街のいろんな立場
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