サミーさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

2.6

人はいつまでも子どもではいられない。いてはならない。

「感想」
公開時に鑑賞。
三部作やポーラXとは違って感じのテイストになって、レオス・カラックスは変わったなと感じました。
それは良いことだったり
>>続きを読む

汚れた血(1986年製作の映画)

2.8

3部作「ボーイ・ミーツ・ガール」「汚れた血」「ポンヌフの恋人」の中では、本作が1番好きです。
なんか純粋な感じを思い出して懐かしいです。当時の私も当時のレオス・カラックスに対しても。
青春の1ページっ
>>続きを読む

ポーラX(1999年製作の映画)

2.7

「感想」
正直懐かしいなぁと思います。
思い出すと、公開時にライズに2回も見に行ったんですよ。
一緒に行った連れは耐えられなくて、途中で退席してしまいました。

でもね、私、本作が大好きなんですよね
>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

2.5

「作り」
特に友達と一緒に見ると、普通に楽しめるのではないでしょうか。
映画というよりも巻き込まれ系のアトラクションの中にいる感じです。

中身はまるでナシです。



「感想」
個人的には95%位の
>>続きを読む

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)

2.9

ウクライナが侵略を受けているこのような直に不謹慎と言えばその通りなのですが、「公開している1本の映画を」ということでここはご容赦をお願いします。



本編中で、良い出来事はほぼ起こりません。
キツい
>>続きを読む

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.0

「感想」
とても良かったです。

単なる青春もの映画かなと思っていたのですが…確かに青春ものであるのは事実ですが…
3.11について、何を偉そうにいえましょう。
私はあの震災を東北で受けたわけではあり
>>続きを読む

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

2.7

後から調べて、連続アニメの総集編なのだと知りました。
ま、それはいいです。私が乗り遅れているだけなので。

「感想」
総集編とはいえ、なかなか良い。
連作をしっかりとみたならばどれだけ良いのか気になり
>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

2.5

「感想と作り」
普通。

それらしいドラマを作ってはみた。
でも守らなくてはならない条件がある。
ヒーロー物のヴィラン物
スパイダーマンの名前を出す
コウモリ物ではあるがバットマンであってはならない
>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.2

モノクロなのでそれだけで拒否反応を示す方がいらっしゃると思います。
そこは留意が必要です。
しかしまぎれもない良作です。


故郷と家族と


「作り」
良く出来ています。
映画を学んでいたり、頻繁に
>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

2.7

「作り」
結構よくできていました。
ミュージカルとか舞台ショウそのものを映画の本編にしたりとかラブストーリーとか。
これ、事実です。



「感想」
単純に、私は最近はこの系統の映画を見たいと思ってな
>>続きを読む

英雄の証明(2021年製作の映画)

2.7

「感想」
内容や出来の批評とか賛否とかいうよりも、これは現代病とも呼べるもので、もはやどうしようもない。
これに尽きる。
見ているとどうしようもない徒労感、虚無感に襲われる。
色々なことに現代病の描写
>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

2.7

正直なところ、万人にはオススメしません。

「作り」
まず初めに。
チタンとはほぼ関係ありません。
チタンをあえて登場させる必要もありません。
チタンが埋め込まれたことによる思いがけない副作用、悪い影
>>続きを読む

AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

2.5

公開時に鑑賞

レビューを書くのをめんどくさがっているうちに、そういえばこれ見たな〜と思い出した程度のものです。
この系統の映画は、近年多いですよね。
同系統の映画の中でも、本作は特に印象には残らない
>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.2

「感想」
面白い。
そして楽しめる。


「作り」
私的な感想に対してこう述べるのもなんですが…
作りという意味での出来に関しては、良いとだけを述べるわけにはいかないです。
マニュアルから脱却は出来て
>>続きを読む

オートクチュール(2021年製作の映画)

2.6

「感想」
地味ながらなかなか見応えがありました。
なかなか堅実に作られている映画でした。

衣服を作っている人たちの職人芸のようなものが見れて、個人的にはそこがすごく目を惹きました。

でも華やかさは
>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

2.6

公開時に鑑賞
レビューを書くのが遅くなってしまいました。
言い訳にはなりませんがら面倒くさかったので…

「感想」
まあまあ、といえる。
でも途中から・彼女と別れてからは、そこからの尺に対して熱量と内
>>続きを読む

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

2.6

「感想と作り」
原作漫画を未読…どころかあったことすら知らなかった。
それが前提として。

少年ジャンプ体現しているような内容だと思いました。
青春です。
*時代が変わって、今は違っていたらいたらすみ
>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

-

未見。
見たいな〜と思っていて初日の上映時間を調べたら午前9時の回の一回のみ。
学生とシニアのみが見れればいいっていうの?

都内のもう一つの劇場は実は私には遠くてなかなか不便。
残念だけど、配信まで
>>続きを読む

白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

3.0

「感想」
これは傑作!
人の心情やうつろいといったものが、そしてそんな人たちの関係・関わりといったものがしっかりとそして見事に映し出されていました。


「作り」
エンターテインメント性はありません。
>>続きを読む

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

2.6

実話がベースということで…
本当に!?イギリス社会ではこんなのが通じるの!!??

「感想」
まさにイギリス映画という感じでなかなか楽しめます。


ウィットに富んでいるということをよくいわれますが…
>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

2.5

「感想」
楽しめます。
映画の出来としては普通です。
アガサ・クリスティーの作品としてもまぁ普通ですね。

だって犯人がそのまんまでしょ!
彼・彼女に同情とか感情移入できるとこがないもんね。
少なくと
>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

2.7

「感想」
クリストファー・ノーランの雰囲気を継続しているような映画でよかった。
これが私の感想です。

楽しめました。
人間ドラマの映画です。良作です。
傑作かと問われば、別にそこまでではない。
バッ
>>続きを読む

ポゼッサー(2020年製作の映画)

-

これはタブーを犯した!
だから0点!!
子供を銃で撃ち殺した!
映画はなんでもアリとはいえ、映画作りや人としてやってはならない最低限のモラルがあると思う。
アイデアに溺れた…
先人たちから何を習ってき
>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

2.7

「感想」
もったいない!
それなりに面白かったんだけど…
基本的に会話劇。
基本的にとは、それだけではなく映像で見せているSやCもありましたので。特に色気や雰囲気を感じられた・醸し出していたのは良かっ
>>続きを読む

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

2.8

「感想」
「メモリア」を思い出しました。
内容は結構違うんですけどね。

記憶というのか本来の自分の姿というのか分かりませんが、ラストに主人公がラストに自分の望む場所に行けたり戻れたのなら良いなと思い
>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

2.9

ウィリアムズ姉妹のお父様の話

「感想と作り」
本作を一本の映画と考えますと…
かなり良くできています。
ドラマとしても抑えるところは押さえています。
展開として持ち上げるところや落とすところもしっか
>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

2.9

「感想」
実話がベースになっていますので、いやはやなんともきついな・悲しいなと感じました。
人間は生きている間にいくつ夢や目標や使命とを果たせるのでしょうか。
自分が満足するほどに果たすことができるの
>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

2.9

「ノスタルジア」や「サクリファイス」に影響されているのか
そもそもタルコフスキーに影響を受けているのか


「作り」
テンポや雰囲気の凹凸や感情の起伏をできるだけなくしかつ映像で映し出している描き出し
>>続きを読む

選ばなかったみち(2020年製作の映画)

2.8

「感想と作り」
なかなか良い出来の人間ドラマです。

近年の名作であるアンソニー・ホプキンスさん主演「ファーザー」に似ているのだけれど、どうみても若干非なる。
「ファーザー」ほどではありません。とはい
>>続きを読む

ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

3.0

「感想」
見事!
シンプルなんだけど深い人間ドラマ。

本作をこう呼んでよいのかは正直なところわからないですけど、ミュージカルのジャンルで括って同時期公開作と比較すると「シラノ」や2022年版「ウエス
>>続きを読む

シラノ(2021年製作の映画)

2.6

現代風に作るとこのような形になるのだと感じました。悪くはないです。
ハリウッドの大作映画の基本通りに作られているが故に、安心をして鑑賞出来るでしょう。

原作となったシラノ・ド・ベルジュラックは多くの
>>続きを読む

オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

2.7

「感想」
あくまでも個人的にはですが、本作の何が1番気になったかというと、登場人物がそろって皆が誰も信じられないのだけれど誰もが親しい誰かを信じたい、というところです。
もちろん恋愛モノ、人間ドラマ、
>>続きを読む

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

2.8

「感想」
映像の見せ方がとても良かったです。
特に印象的に残っているのが本作の題名にもなっているブルー・バイユーでの時を移しているシーン。
バイユーとは…
主にルイジアナ州とミシシッピー州の河川や湖に
>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

2.5

「感想」
中の中。
ハリウッドハリウッドがすぐに考えつくようないかにもという典型的な映画。
だから先の展開は読めるのですが楽しめないということはないのです。
デートや時間を潰すには選択肢に入れて良い映
>>続きを読む

グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

2.6

日本アニメ版の「スタンド・バイ・ミー」

「感想と作り」
最後でまとめて、終わりよければすべてよしにした感がある。
本作には良いところがたくさんある。
同時に映画の作り手の未熟さもたくさんある。
どう
>>続きを読む

君が落とした青空(2022年製作の映画)

2.5

「感想」
鑑賞前に考えていたより勝っての青春映画。
君と私だけがいる。つまり主人公とその彼氏だけがいる世界。
ドラマを作ろうとか物語を盛り上げようと試みてそこにそれらしい助演者たちを登場させてはみたけ
>>続きを読む