kassyさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

評価が高くてずっと見てみたかった作品。

動物達の特色を生かした設定、ズートピアの設定が良いし、デフォルメされたキャラクターもフサフサ質感で可愛い。
ジュディとニックの相棒感が良き。

動物が主役の作
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

第72回カンヌ国際映画祭、パルム・ドール受賞作品。

半地下に住む貧乏一家が、金持ち家族に取り入ってどんどん寄生していくがそのうち事態はあり得ない方向へ…

よく考えられたストーリーだった。
徐々に家
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.4

冒頭のティナの1人語りがチープ感満載だが、藤原竜也が出てきてからが本番。

藤原くんが主役のようでいて実はティナの成長物語が軸で、そこに殺し屋の闘争が絡んでくる。店に来る殺し屋との交流がメインと思いき
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.7

ムンバイのムスリムのスラムに住むムラドは、使用人の息子として生まれ未来が見えないまま、大学だけは出ろと言われて通っていた。そんな中ある日大学でヒップホップをするMCシェールと出会い、人生が変わっていく>>続きを読む

マレフィセント2(2019年製作の映画)

3.3

前作でもそうだけど、マレフィセントを善にする為に、人間側の悪役が性格がやばいやつにさせられてしまう。そのやり方がものすごく極端なのがなんだかなーと思ってしまう。

やってることが過激すぎて、めでたしめ
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.4

振り返り記録レビュー。

人気のヴィランであるマレフィセントを主役に据えて、すごい改編をしたなと当時思ったものでした。

印象に残ったのは、マレフィセントが本当は悪い人じゃないよとしたせいで、やたらス
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高台家の人々(2016年製作の映画)

2.9

原作が好きで見れてなかった映画。

妄想を塚地さんを使って色々映像化してたのは面白かった!

しかし、なぜこうなってしまったのか謎すぎる改変により、後半がジメジメしすぎている…思い詰めてるのに会話でき
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キューブリックに魅せられた男(2017年製作の映画)

3.4

試写会にて。

「バリー・リンドン」に出演した俳優のレオン・ヴィターリは、キューブリックの映画作りに魅せられ、俳優としてのキャリアを捨てて彼の助手として働き始める。キューブリックに魅せられた男のドキュ
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マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.6

試写会にて。

ティモシー・シャラメ演じるビリーは無口で友達が少ない高校生。ひょんな事から同級生2人と気になっている英語の先生、スティーブンス先生と一緒に演劇大会に行くことに…

ティモシーくんが日本
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真実(2019年製作の映画)

3.3

是枝監督がカトリーヌ・ドヌーヴを主演に据え、その娘をジュリエット・ビノシュが演じ、女優とその家族の形を描いている映画。

是枝監督らしさとはなんだろう?とふと考える。
家族の形、擬似家族の形…
やはり
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.4

ジャパンプレミアにて鑑賞。
ウィル・スミス、アン・リー監督、ジェリー・ブラッカイマー、江原正士さん、山寺宏一さん、菅野美穂さん登壇。

3D+in HFR(ハイフレームレート)上映。字幕版。
凄腕のス
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ロボット2.0(2018年製作の映画)

3.3

試写会にて。
有村昆さん、ハリウッド(ボリウッド)ザコシショウ登壇。

ある日突然、人々のスマホが吹っ飛んでなくなってしまう事件が発生。
事態を解明するため、ロボット博士とロボット達が動き出す・・・
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.4

ある日突然、自分だけがビートルズを知っていてビートルズが存在しない世界になっていたら…というifストーリー。
売れないミュージシャンのジャックはビートルズの数々の名曲を思い出して発表しながら成り上がっ
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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

3.0

ジャパンプレミアにて。
超特急登壇。

ロビン・フッドをタロン・エジャトン(エガートン)が演じ、領主でありながら義賊として暗躍する様をアクションたっぷりに構築した作品。レオナルド・ディカプリオ製作。
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楽園(2019年製作の映画)

3.1

試写会にて。
綾野剛さん、佐藤浩市さん、瀬々敬久監督登壇。

吉田修一さんの短編集、犯罪小説集の中の「青田Y字路」と「万屋善次郎」を組み合わせて作られた作品となっている。
ある田舎の集落で小学生の女児
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WALKING MAN(2019年製作の映画)

2.9

試写会にて。
ANARCHY監督、園子温監督登壇。

家は貧乏で吃音でコミュ障で言いたいことも言えないこんな世の中じゃ的なめくるめくどん底ワールドの中で、少年が出会ったのはラップだった。

ゴリゴリの
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第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

3.7

試写会にて。

19世紀の北ベトナムの秘境。富豪の元に第三夫人として嫁ぐことになった14歳のメイ。
女性は男の子を産まなければ価値がない、嫁がなければ意味がないという時代。
ベトナム出身の女性監督が、
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

試写会にて。
白石和彌監督登壇。

子供に家庭内暴力をふるう夫を殺し、母は15年後に帰ってくると子供たちに言い残し、刑務所へ。そして15年後、言葉通り母は帰ってきた・・

白石監督の前作凪待ちと雰囲気
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雪の華(2018年製作の映画)

2.8

この映画の中条あやみちゃんはめちゃめちゃ可愛い!登坂くんはぶっきらぼうヒーローが本当に良くあう。

契約恋愛は良くある感じの展開で、次第に好きになるという完全に少女漫画の世界なのに、フィンランドという
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九月の恋と出会うまで(2019年製作の映画)

2.0

タイムパラドックスを絡めた恋愛ものなのだが、いかんせん全くお似合いとは思えない萌えない組み合わせだった。
温度感の低い2人で最後まで盛り上がらない。

タイムパラドックスのルールを高橋一生が解いていく
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.3

ミステリー的な楽しみは前半のみで、人となりが露わになりネタバラシが始まるやいなやトーンダウンして動きが停滞するのが残念だが、個人的には先が気になってそこそこ楽しめた。

自殺したい理由は人それぞれで、
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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.4

太っちょで自信がない主人公はロマンティックコメディをバカにしていた。
しかしある日頭をぶつけたら世界がロマコメの世界に変わっていて…!?

飛行機で見ちゃったけど、Netflixオリジナル作品なんです
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

アトランティス人の設定がなかなかチート。いいなぁ水陸両用。

モジャモジャのヒーローはかなり新鮮で、水を使った戦闘もなかなか新鮮に楽しめ、普通に楽しめるアメコミヒーローものだった。

だけど、世界勇者
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.5

試写会にて。

大好きな原作の映画化という事でどのように映像化をするのか、すごく楽しみにしていた。
あの文量を全て映画化するのは不可能だと思うので、何をテーマとして描いていたかというのが気になるところ
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.4

死んだと思っていた父が実は生きていて、人類に対して攻撃をしているのではないかという事がわかり、息子であるロイはそれを止めに単身父のいる海王星に向かうのであった。

く…くらい…暗すぎる…

画面に映る
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

試写会にて。

ヴェネチア映画祭にて金獅子賞を獲得した超話題作を一足先に鑑賞。

名優達が素晴らしい演技で命を吹き込んできたジョーカーに、また一つ傑作が生まれた。

不穏で陰鬱とした空気が映画にずっと
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

2.9

試写会にて。

マーベルでもDCでもない第三勢力のアメコミのダークヒーローもの。
原作も過去作も知らずに見たのだが、過去作はギレルモ・デル・トロなんだ。へー。

多分有名なお話だから起きる摩擦なんだろ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

目を覚ましたら記憶を失い、元の性格とは真逆の性格になっており、実は自分が支持率最低の首相でというドタバタ政治コメディ。

前作ギャラクシー街道ははっきり言ってかなりスベっていていたが、今作記憶にござい
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.3

太宰治の恋愛模様を中心に描いており、自伝的小説である人間失格を冠しているものの、人間失格ではなく人間失格を書くまでの太宰治のお話である。

蜷川実花監督らしい色彩とアート感覚に溢れ、1940年代の景色
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お料理帖~息子に遺す記憶のレシピ~(2017年製作の映画)

3.0

試写会にて。

惣菜屋を営む母と、うだつの上がらない息子。ある日母が認知症だとわかり、次第に関係が変化していく中で、お料理ノートやレシピに込められた母の想いに気づいていく。

監督が体験した実話を元に
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

絶賛のレビューが多かったが、
60年代のハリウッドに思い入れがない私には、レオ様とブラピ様の共演以外大して見所のない作品だったというのが正直な感想。
2人がめちゃ仲良くてバディ感強いのは堪らなく良かっ
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ワンダラー(2019年製作の映画)

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第41回PFFアワード2019入選作品

デンマークに旅行する予定が、彼氏が出張のため直前にキャンセル。彼女はデンマーク1人でに行くふりをして、自宅でデンマーク気分を味わう。偶然出会った女性と仲良くな
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東京少女(2019年製作の映画)

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第41回PFFアワード2019入選作品

8分間の短尺の中で、女の子のスピード感の溢れるモノローグとテンポ感のある編集で映像をミックスさせ、現代の20歳の女性像を描き出す。

アイディアが出来たら低予
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自転車は秋の底(2019年製作の映画)

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第41回PFFアワード2019入選作品

世にも奇妙な自転車ホラー。
セリフはほとんどなく、"人が自転車に襲われる"という発想だけで見せる作品。

手探りの苦労が伝わるが画面から意図がわかりにくいとこ
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台風家族(2019年製作の映画)

3.5

構想12年という市井昌秀監督のオリジナル作品。
新井浩文さんの逮捕により公開も危ぶまれていたが、なんとか無事公開となった。しかし3週間限定なので、観たい方はお早めに。

両親が銀行強盗を行い行方不明に
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

そろそろ上映終了という事で駆け込みで鑑賞。

元シリア難民である子役の男の子が主役ゼインを演じているのだが、栄養の行き届いていないような細さでまず胸が詰まる。
地獄のような家庭環境で育ち、ある出来事で
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