久しぶりに観終わってとても心地良い余韻に浸れました。
地味で静かだけどお洒落、これぞ隠れた名作と言ってよいのでは。
主演のアン・バンクロフトをはじめ名優揃いなのに1986年の日本劇場未公開作品。
当>>続きを読む
林海象のデビュー作『夢見るように眠りたい』を観たついでに、公開当時気になりつつもやはりスルーし続けてきた本作を今さらながら鑑賞。
こちらはなかなか楽しめました!
とくに音楽も含め前半のバカバカしいノリ>>続きを読む
公開時の和田誠が描いたポスターの方をよく憶えている林海象のデビュー作。
結局、30年以上もスルーして今ごろ初鑑賞。
モノクロ、サイレント、ときどき音声ありという不思議な作品。
結果、鑑賞中に夢見るよう>>続きを読む
やっぱりマシュー・マコノヒーはクリスチャン・ベールに似ています。
このジャケ写も最初ベールかと思ってしまいました(あ、N-NEXTとfilmaでジャケ写が違う! でもどっちも似てる)。
もしも2人とも>>続きを読む
なかなか顔を覚えられないマシュー・マコノヒーの初期作品『評決のとき』『アミスタッド』を観て、ようやくイメージが固まってきたので、次はアカデミー賞とゴールデングローブ賞のダブルで主演男優賞を獲った本作を>>続きを読む
19世紀半ばの奴隷船での反乱とその裁判を描いた史実の映画化ですが、作品といい役者陣といい見応えのある大作でした(アカデミー賞4部門ノミネート)。
“アミスタッド(友情)号”とは、皮肉にもその奴隷船の名>>続きを読む
原作者のジョン・グリシャムが製作も兼ねた人種差別絡みの法廷サスペンス。
監督は‘90年代は毎年新作が公開されていたジョエル・シューマカーで、本作はバットマン・シリーズ3作目と4作目の間の年の作品。
そ>>続きを読む
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ1作目の公開から30年後、PART2の舞台でもある2015年に製作されたドキュメンタリー。
マイケル・J・フォックスの『ハード・ウェイ』を観た繋がりで、本作を>>続きを読む
『バック・トゥー・ザ・フューチャー PART3』公開翌年のマイケル・J・フォックス(当時30歳)絶頂期のアクション・コメディ。
超人気のハリウッド・スター(フォックス)が刑事モノのリアルな演技をマスタ>>続きを読む
なんだかジャケ写も邦題も煽情的ですが、かなり印象の違う作品でした。
というか、このジャケ写のシーンは記憶に無いんですけど・・・
原題は原作小説と同じく“God's Little Acre” (神の小さ>>続きを読む
少女が森で拾った鳥の卵を育てると卵はどんどん大きくなり、孵ったのは・・・というお話ですが、ジャケ写からメルヘンチックなブラック・コメディを連想していたら、思ったよりストレートでダークなホラーでした。>>続きを読む
存在は知りつつ未見だったチャンドラーのマーロウ物をアマプラで発見。
原作の方はずいぶん昔に読んでますが、例によって記憶はほぼナシ。
本作はマーロウ物の映像化の中でも変わり種で、全編が一人称視点。
登場>>続きを読む
週末、予定より仕事が早く終わって会社帰りに映画鑑賞。
公開初日のジブリ新作はほぼ満席だったので、同じ初日でもガラガラの本作をセレクト。
ラッセル・クロウ、『アオラレ』のときは予告編見ただけで見る気が失>>続きを読む
『死霊館』というかウォーレン夫妻シリーズの3作目。
アナベルやシスターなんかも含む「死霊館ユニバース」だと8作目なんだとか。
原題は“The Conjuring: The Devil Made Me >>続きを読む
原作は言わずと知れたアーサー・ミラーの古典的戯曲。
何度も舞台化も映像化もされていますが、本作はフォルカー・シュレンドルフ監督(『ブリキの太鼓』)、主役のセールスマンをダスティン・ホフマンが演じたTV>>続きを読む
原作はご存知エドガー・アラン・ポーの名作で数多く映画化された「アッシャー家の崩壊」。
映画化の際の邦題は“アッシャー家”は同じでも『~の惨劇』『~の末裔』『~の大虐殺』などいろいろ。
本作は監督ロジャ>>続きを読む
原題は“Bloody Mama”。
ホラーでもコメディでもありません。
“ボニーとクライド” や “デリンジャー” 一味と同じく、1930年代のアメリカで暴れまわった実在のギャング団を描いた作品です。>>続きを読む
典型的な夏のドライブインシアター向けのB級おバカホラーといいましょうか。
ハハ・・・でもこれは嫌いじゃない。
主演ニコラス・ケイジ。
で、セリフが一言もナシ!
いや、ニコケイが喋らないだけで、他のキ>>続きを読む
ショ-ン・コネリー主演作品は数えると30本以上観ていましたが、これは初見。
タイトル地味だし、たいして期待していませんでしたが思ったより楽しめました。
原題は“Just Cause”(正当な理由)
本>>続きを読む
アラン・アーキン追悼Part2。
またもピーター・フォークとアラン・アーキン共演のコメディ映画を発見。
『あきれたあきれた大作戦』の6年後に製作されていますが日本劇場未公開。
しかも、監督が意外やジョ>>続きを読む
アラン・アーキン追悼。享年89歳。
元気な姿を見たのは『ジーサンズ』(2017年)がたしか最後。合掌。
しかし、昔TVで観て面白かった『アメリカ上陸作戦』や『愛すれど心さびしく』や『フリービーとビーン>>続きを読む
HBOが2017年に制作。ドキュメンタリーなのに147分の長尺。
でも全然飽きませんでした。
スピルバーグ本人はもちろん、多くの監督や俳優たちのインタビュー、初期の短編やTVシリーズから製作当時の最新>>続きを読む
シリーズ1作目を観たときはまだ十代。
過去作は全て公開時に劇場鑑賞してます。
時が経ち、ハリソン・フォードは歳を取り監督が代わっても、本作は紛れもなくインディ・ジョーンズでした。
このシリーズは本来レ>>続きを読む
クローネンバーグの初期(長編3作目)作品。
『スキャナーズ』は公開時に何かの併映で観ましたが、それより前の作品を観るのは初めて。
カルト的人気作らしいものの、後のクローネンバーグの凄味のようなものはと>>続きを読む
未見のアラン・パーカー(『フェーム』『エンゼル・ハート』)作品をアマプラで発見。
ブラック・コメディでかなりの怪作ですが、なんと実話ベースだそうです。
まず、ケロッグと言えばコーンフレーク。
私は子>>続きを読む
アマプラの劇場未公開の掘出物が2本続いたので調子に乗って3本目に手を出したら、今回はハズレでした。
おひさしぶりのデミ・ムーアは相変わらずキレイでしたけど。
原題は“Half Light”(薄明り、そ>>続きを読む
アマプラでまた劇場未公開の拾いモノ。
尺が手頃なんで、たいして期待もせずに観たら、これは面白かった!
先祖代々のプロの殺し屋(ビル・ナイ)が、ターゲットの詐欺師(エミリー・ブラント)を仕留めようとしま>>続きを読む
トロッ!・・・(意味は映画を観てお確かめください)
日本劇場未公開のフランス映画です。
この巨大なハエが妙に気になって観てしまいました。
原題の“Mandibules” は節足動物のアゴの意味だそう>>続きを読む
スプラッタ・ホラーのルチオ・フルチ監督が数本撮ったマカロニ・ウェスタンの一本。
若干のグロ描写とホラー要素もあり。
原題は“ I quattro dell'apocalisse” (黙示録の4人)。>>続きを読む
『ザ・フラッシュ』を観て、そう言えばニコラス・ケイジの新作西部劇があったなと思い出し、見放題じゃないけどU-NEXTでポイントに余裕があったので鑑賞。
いかにもB級っぽい邦題ながら、これがなかなかきっ>>続きを読む
私としてはとてもオーソドックスな良作という印象で、ミステリー色やラストの意外性を強調しすぎるのはちと違和感あり。
前面に出ているのは殺人事件ですが、本作の主軸は、湿地で幼い頃に家族に捨てられ、その生い>>続きを読む
どうもマルチバースと聞いただけで観る気が減退する今日この頃。歳のせいですかね。
ちと迷ったものの、ティム・バートン=マイケル・キートンのバットマンは公開時リアルタイムで観ており大好きだし、やはりキート>>続きを読む
「やつがれは御行の又市、坊主のはしくれでさぁ」
いろいろ文句をつけながら2作目も続けて観てしまいました。
又市が率いる京極版“必殺!”チームが今作も“許せぬ人でなし”を仕掛けます。
でも、原作はシリ>>続きを読む
チリ~ン♪「御行為奉(おんぎょうしたてまつる)」
百鬼夜行(京極堂)シリーズでおなじみの京極夏彦による、京極版『必殺!』シリーズとも言える時代劇小説『巷説百物語』の一篇「狐者異(こわい)」の映像化。>>続きを読む
監督のシドニー・ルメットと主演のショーン・コネリーの二人が比較的キャリアの初期に組んだ最初の作品ですがかなりの見応え。本作をこれまで観ていないとは迂闊でした。
この2人が組んだ5作品(他は『盗聴作戦』>>続きを読む
多重人格モノの走りで、主演のイブを演じるジョアン・ウッドワード(当時27歳)がアカデミーとゴールデングローブの主演女優賞をダブル受賞しています。
画面はシネスコサイズでモノクロながらもクリアな映像。>>続きを読む