寺田農(みのり)氏を偲んでパート2。
本作は岡本喜八監督の名作『肉弾』の初主演から17年ぶり、寺田農42歳のときの2度目の主演作。
当時売れっ子だった相米慎二が『魚影の群れ』と『台風クラブ』の間に撮っ>>続きを読む
寺田農(みのり)氏が亡くなりました。享年81歳。
ごく最近の作品でもお元気そうだったのに残念。合掌。
本作のことは知りませんでしたが、晩年の貴重な主演作と知って寺田氏を偲びつつ鑑賞。
武田信玄の父、武>>続きを読む
オープニングの壁に穴を開けるハンマーの音からインパクト大。
原題は“El hombre de al lado” スペイン語で“隣の男”という意味だそうです。
英題では"The Man Next Doo>>続きを読む
ちょうど20年前に日本公開された作品で、私は映画から遠ざかっていた時期ながら、タイトルとポスターはうっすらと憶えています。
今頃になって4Kレストアのディレクターズカットが劇場公開されるくらいだから、>>続きを読む
カステラ1番、電話は2番♪
エンツォ・G・カステラッリ監督作を連続鑑賞。
『七人の特命隊』にガックリ来たので、やはり気になっていた同監督のB級マカロニ戦争アクションに微かな期待を込めて挑戦。
原題は>>続きを読む
四角いツラ構えのチャック・コナーズ主演のマカロニ・ウェスタン。
南北戦争のさ中、南軍は秘密裏に北軍の軍用金強奪をコナーズに命じます。
コナーズにより編成されたチームは、怪力男、爆弾魔、軽業ガンマン、ナ>>続きを読む
ある車上荒らしの男が自分が盗みを働いた車に閉じ込められて出られなくなる話。
原題は“4×4”で車の4WDのことですが、邦題に“殺人四駆”がついているせいで、まるで『クリスティーン』や『ザ・カー』みたい>>続きを読む
ジョン・ウェインとカーク・ダグラス、大スターの二枚看板西部劇。
原題は” The War Wagon”ですが、この邦題だとちょっとイメージが違います。
本作に出て来る馬車は幌馬車ではなく、砂金の護送の>>続きを読む
リュック・ベッソンの新作『ドッグマン』を観て、未見だった本作を思い出して鑑賞。
『ルーシー』と『ヴァレリアン』は連続でガッカリしたので本作はスルーしてました。
また女性の名前がタイトルの女殺し屋の話、>>続きを読む
リュック・ベッソン監督の新作でケイレブ・ランドリー・ジョーンズ主演という前情報だけで鑑賞。以前同じタイトルの別の映画を観た気もしますが・・・
犬たちと生活し、犬たちを自由に操る女装男ドッグマンとはいっ>>続きを読む
いきおいで続編も連続鑑賞。
原題は“Anchorman 2: The Legend Continues”(アンカーマン2:伝説は続く)
前作から10年近くも経て製作された続編です。
こちらも日本劇場未>>続きを読む
実はこのジャケ写を見てずっとチェビー・チェイスだと思ってました。
でもなんだか若い気がするけどいつ頃の映画? アレッ、 人違い?
主演はウィル・フェレル(当時37歳)。
チェイスとは24歳も離れていま>>続きを読む
原題を訳すと“アメリカの作り話” “アメリカ式ホラ話” という感じでしょうか。
今年のアカデミー賞主要5部門にノミネートされていながら、filmaに公開予定日が出ていないのでおかしいと思っていたら、劇>>続きを読む
1950年代、ギャングの町シカゴにある紳士服の仕立屋が舞台。
カメラは店の外にはほとんど出ないのでまるで舞台劇。
主人公はその店の主人で徹底した職人気質の一流の裁断士。
でも、その店内には銃を持った物>>続きを読む
マシュー・ヴォーン監督の新作だということと、ポスターの情報だけで鑑賞。
てっきりセンターのヘンリー・カヴィルが主役だと思ったら・・・
意外やガチの主役はポスターでは中途半端な位置のブライス・ダラス・ハ>>続きを読む
劇場窓口でまたタイトルをど忘れ(最近多い)。
落下の・・・何だっけ。
見回すけどポスターも見当たらない・・・
「ええっと、『落下の方程式』を1枚・・・」
ブッブー! ハズレでした。惜しい(惜しくないか>>続きを読む
寡作の映画監督ビクトル・エリセのデビュー作から50年ぶりの3作目。
約3時間の作品と聞いて躊躇したものの、同監督の作品は過去の2作品とも好きだったので事前に水分摂取を控えて劇場鑑賞を決行。結果一度もト>>続きを読む
ビクトル・エリセ監督作は1作目の『ミツバチのささやき』しか観ておらず、今回新作で3作目の『瞳をとじて』の公開に併せて2作目も劇場公開されたのでこの機に鑑賞。
やはり絵画のような美しい映像、静かな中にも>>続きを読む
恋愛モノは苦手で無意識にスルーしてしまうため、友人に良かったと勧められるまで本作のタイトルも存在も知らず。
とりあえず、昨年観た『ケイコ目を澄ませて』の監督の新作だからと聞いて劇場へ。
ところがチケッ>>続きを読む
“ブルシャイト”とは英国なまりの“ブルシット(bullshit)”。
字幕ではよく“クソくらえ”と訳されてるアレ。
本作でマイケル・ケイン演じる気難しい老ベストセラー作家の口癖です。
でも原題は“Bu>>続きを読む
名作も凡作も駄作もたくさん撮ってる職人監督リチャード・フライシャーの日本劇場未公開作。
同監督作としては本作の少し前の名作『絞殺魔』と同じく実在の事件の映画化です。
『絞殺魔』は1960年代のボストン>>続きを読む
邦題とジャケ写でジョン・ウェインのタカ派戦争映画と勘違いしてスルーしかけましたが、キャストを確認するとアンソニー・クイン、アラン・ドロン、ジョージ・シーガル、モーリス・ロネ、クラウディア・カルディナー>>続きを読む
昔からタイトルだけは知っていた本作をアマプラの100円レンタルで初鑑賞。
第二次大戦中の話ですが戦闘シーンは一切ナシの情報戦サスペンスとでも言いましょうか。
Dデイの直前、ドイツ軍は上陸作戦の重要機密>>続きを読む
世界初の女性映画監督というだけでなく、映画黎明期のパイオニアで、ハリウッドの映画製作システムの原型を作ったと言われながら、近年までその存在をほとんど知られていなかったアリス・ギイについてのドキュメンタ>>続きを読む
本作と『レンフィールド』の2本の近作を観るだけのつもりが、勢い余ってちょっとしたドラキュラ祭りになってしまいました。
本作の原題は“The Last Voyage of the Demeter”で、ブ>>続きを読む
ブラム・ストーカー原作の『吸血鬼ドラキュラ』を基にした舞台劇の映画化。
公開時に劇場で、その後TVでも観てますが、今回約40年ぶりの鑑賞。
監督は『サタデー・ナイト・フィーバー』『ブルー・サンダー』『>>続きを読む
ブラム・ストーカー原作「ドラキュラ」のダリオ・アルジェント版です。
私は別にアルジェントに思い入れはありませんが、この古典ホラーをどう料理しているのかちょっと気になって鑑賞。
原題は“Dracula >>続きを読む
ユニバーサルの『魔人ドラキュラ』(1931)を観たら、ハマープロの『吸血鬼ドラキュラ』(1958)も観たくなって久々の鑑賞。
『魔人~』の27年後にカラーでリメイクされたのが本作。
本作のドラキュラ伯>>続きを読む
ニコラス・ケイジとニコラス・ホルトのWニコラス主演のドラキュラ・コメディ。
本作を観る前に気まぐれにベラ・ルゴシの『魔人ドラキュラ』を観ておいて正解でした。
ドラキュラの下僕であるレンフィールドは多く>>続きを読む
黒マントにタキシード、オールバックのドラキュラ伯爵のイメージを決定づけたユニバーサルの古典ホラー。
原作はご存知ブラム・ストーカー、監督はトッド・ブラウニング(『フリークス』)。
ドラキュラ役は本作を>>続きを読む
前作の『屋根裏の散歩者』に続き本作も実相寺昭雄監督の江戸川乱歩。
やはり何度も映画化されている乱歩の代表作の一つですが、ストーリーは『心理試験』や『屋根裏~』の要素も混在しており原作とはずいぶん違うよ>>続きを読む
ご存知、江戸川乱歩の代表作の1つ。
何度も映画化されてますが、本作は1994年の実相寺昭雄バージョン。
江戸川乱歩の生誕100年記念作品だそうです。
先日CSで同じく実相寺監督の『D坂の殺人事件』を放>>続きを読む
ジェームズ・ガーナーの出演作を辿っていたらアマプラでこんな作品を発見。
日本未公開ですが実話ベースの大真面目なUFOアブダクション(拉致事件)ものでした。
主演は『ターミネーター2』の“T-1000”>>続きを読む
昨年の作品でなかなか面白かった『コンペティション』の監督(ガストン・ドゥプラット&マリアノ・コーン)の作品をU-NEXTで見つけて鑑賞。
アルゼンチンとスペインの合作です。
かつて故郷を捨て、別の地>>続きを読む
フィクションだとハッキリ謳っていますが、今となってはケネディ暗殺は実際こんな感じだったんでしょ?・・・と思える内容。
オリバー・ストーンのドキュメンタリー『JFK/新証言 知られざる陰謀』を見た後で、>>続きを読む
ケネディ暗殺から60年目にあたる昨年公開されたドキュメンタリー。
監督は約30年前に『JFK』を撮ったオリバー・ストーン。
新たに解禁された機密文書から衝撃の真相が・・・という謳い文句につられて観たも>>続きを読む