miiさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

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マトリックス(1999年製作の映画)

3.9

「選択」

私たちが生活しているこの世界が
実は作られた仮想世界だったなんて 面白い。
機械vs人間の戦いで 機械が世界を侵食し
人間が培養したエネルギーを利用しているとか
AIに世界を乗っ取られるな
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消えない罪(2021年製作の映画)

3.8

やるせなさで心が抉られる物語だった。
精神状態が良くない時に観ると 引っ張られそう。
サンドラ・ブロック すごく良かった。

保安官殺害の罪で服役していたルース·スレイターが出所。
その罪から 厳しい
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.8

なかなかシビアな物語だった。

解雇通告人。
ライアン・ビンガムの生きがいは
各地を飛び回り1000マイルを貯めて
名誉会員になる事。
これを 男は名を残したがるとマーキングになぞらえたのには笑ったw
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

ファッションデザイナーを夢見る女の子がロンドンへ。
60年代のファッションに音楽 色鮮やかなネオン。
キラキラしてて 綺麗だった!

エロイーズと同じく夢見る女の子がもう一人。
サンディの眩い美しさと
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ラスト・ホリデイ(2006年製作の映画)

4.0

いかにも元気そうなジョージアが
突然余命3週間と宣告される。

お料理をする事が大好きでも ダイエットか?食べる事を控えたり
今まで節制してきた生活を
「憧れファイル」を元に 預金をはたいて豪遊する事
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この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

3.7

シンプルに生きるという厳しさが痛いほど伝わる物語だった。
荒涼と広がるその地は 無法地帯の無法者だらけ。
そんな野蛮人だらけで 際立つのもやっぱり人。
人の温もり。
何度か目頭が熱くなった。

秩序も
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ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)

3.6

メトロポリタン美術館所蔵の「ゴールドフィンチ(ごしきひわ)」の絵画をめぐる物語。

母親と共に鑑賞中にテロに巻き込まれるという不幸な事故を経験し 天涯孤独となったテオはまだ13歳。
その後 住まいを転
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.9

これは面白かった!
ロザムンド・パイク演じる性悪女が ほんっとに頭に来てね。
こんなに腹立たせて 彼女の冷酷な演技 見事でした。

まだまだ元気な高齢者を要介護にさせ さっさと老人ホームに入れて
彼等
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ミックステープ 伝えられずにいたこと(2021年製作の映画)

4.1

THE BLUE HEARTSの「リンダ リンダ」が使われているなんて!
嬉しいですね。

時は1999年 ビバリーが2歳の時に両親が亡くなり
生前に母親が作ったミックステープを偶然見つける。
その曲
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.7

嚢胞性線維症という肺の難病を抱えるステラとウィル。
この病気は感染を避けるために
人と5フィートの距離を取らねばならない。
肺移植を待つ身のステラに
ウィルの菌は 絶対移してはいけない。
そんな中で始
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

3.6

期限付きの
終わりが見える恋愛。
深く入り込まなきゃ楽なんだろうに
けど そうせずにはいられない。

コンクリートで固めるのが嫌だと言う自由人のグレンと
安定を求めるラッセル。
タイプが異なるふたりだ
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コーンヘッズ(1993年製作の映画)

3.8

ダン・エイクロイド脚本で観たかったやつ。
ちょいちょい小ネタを挟んできて面白かった!
「なあ〜っ」っていう感嘆の声がわたしは好きだったw

レミュラク星から地球征服に来たらしい。
実は···の告白に「
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

4.0

これも大好きで定期的に観ている映画。
Flashdance... What a Feeling
あの曲がかかると気分が上がる。

ダンスで夢を追い求めるアレックス。
彼女はキュートなお顔立ちと 引き締
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.3

「障害物」に対しての登場人物の対応が様々。
人は皆たくさんの「障害物」を抱えて生きているけど
そんな悩みを解消するのは至極簡単な事。
それを排除してしまえばいい。
(実際はこんな事 簡単には出来ないけ
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ベスト・オブ・エネミーズ ~価値ある闘い~(2019年製作の映画)

3.8

KKKの支部長と虐げられてきた黒人女性が 生涯を通して親友となる
実話の素敵なお話でした。

サム・ロックウェルがKKKの支部長ってだけで
なんかナイスキャスティング。
C・P・エリスvs 公民権運動
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天才ヴァイオリニストと消えた旋律(2019年製作の映画)

3.8

天才的なヴァイオリンの素質を持つユダヤ人のドヴィドルは
ロンドンのマーティンの家に預けられ
同い年の二人は 兄弟のように育ちます。

初舞台の直前に 忽然と消えたドヴィドル。
35年経って 彼を探しに
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.8

生きるために必要なものをひとつ選ぶ事から
その人の本性を知るヒントにもなり
面白いテーマですね。
これ わたしだったら何を選ぶかなー
ひとつって難しいですよね。

空腹の極限の状態に追い込まれて
人間
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.3

摂食障害のお話。
リリー・コリンズの裸体が見れたけど
女性のセクシーさの象徴 ふくよかなヒップは見る影もなく···

たまにお風呂やさんでスレンダーな人を見かけるけど
ひたすらサウナで これ以上体重落
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花様年華(2000年製作の映画)

3.8

色褪せたレトロ感が好み。
暗闇に浮き上がる二人の大人のシルエットさえ艶めかしくて
ウォン・カーウァイならではの映像美と
雰囲気を味わう作品でもあるように思う。

二組の夫婦が同じ日に引っ越してきて
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.0

これは ラストの展開が衝撃的なのです。

ドキュメンタリーを観ているかのようで
ララ役のビクトール・ポルスターは 実際は男性のバレエダンサー。
ですが とても美しく 演技もリアリティがあり 引き込まれ
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鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

3.8

きっと子供に人気であろう職種 電車の運転手さんの厳しい現実が描かれています。
鉄道事故は避けられないものがほとんど。
目も当てられない酷な描写もあるけれど
ブラックユーモアも交えているので
雰囲気が明
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.5

「Dear Evan Hansen」って 自分宛てに書いてるとか···
もう最初からエヴァンを応援せずにはいられない気持ちになってしまった。

ヒューマンドラマの部分もしっかりと描かれていて
それに合
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

チャーリーのあの場面は衝撃的だった。
鳥への行為が ここで自分に降りかかってくるとは。
彼女がメインでストーリーが進むだろうとも思っていたので
まさかの早い展開と 悲惨な描写をあの少女に使った事に 意
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.7

家族の自殺があってからの
あのシーンは ダニーには酷だよ。
弱き者につけこみ 洗脳させて
間違った自己満足感に浸って 彼等は満面の笑み···
このカルト集団 ヤバイとしか思えない。
隔離されてたら ど
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.9

何の変哲もない 村。。。かと思いきや。
大誤算でしたね。

2段階に分けて
ボルテージが沸々と上がっていくみたいな。

おじいちゃん 真っ裸の丸見えやんけ!
そんな無防備な人を襲っちゃダメでしょ!と思
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スウィート・シング(2020年製作の映画)

3.2

この物語 2/3くらいが生理的にムリでした。
ずっと ず〜っと不快でした。
でもね 嫌いになれないのですよね。
子供たちが悪いのではないから。

すべて毒親·大人たちのせい。
浴びるように飲むアルコー
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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.7

「ジュマンジ」のドウェイン・ジョンソン(ボブ)&ケヴィン・ハート(カルヴィン)コンビ。
息が合ってる〜
更には ケヴィン・ハートのしつこいくらいのリアクション芸が延々と続くの(笑)
あと ドウェイン・
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

4.7

これは一人でも多くの人に観てほしいし
この映画を観て帰宅したなら
是非 ご家族にこの作品の事を話してほしい。

女の子になりたいサシャ。
心は女の子で 男の子の身体に産まれてきてしまっただけ。

カウ
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ディック&ジェーン 復讐は最高!(2005年製作の映画)

3.7

ディック(ジム・キャリー)は一流企業に務めるサラリーマン。
妻のジェリー(ティア・レオーニ)との夫婦仲も円満。

昇進か?と浮かれていたディックは
ジェリーに仕事辞めちゃえ!とまで言った後に
社長は自
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.9

「皮膚を売った男」このタイトルから もっとグロテスクなものかと思っていたら
アートでした。

舞台はシリア。
「自由を求める!」と叫んだ男サム·アリは それが元で警察に拘束されますが
知人の助けで脱獄
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ペンギンが教えてくれたこと(2020年製作の映画)

3.8

ペンギンがあんなに人になつくなんて!
ぴったりくっついて 大人しく抱っこされて 可愛らしかった。

事故で半身不随になってしまった母親サムは
まだ幼い男の子を3人抱えて 海が大好きだったアクティブな女
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.4

「RENT」を作詞 作曲 脚本を手掛けながら
プレビュー公演初日の未明に
35歳の若さで亡くなったという 伝説的なジョナサン・ラーソン。

時は1990年。
家の電気も止められほど生活が苦しいながらも
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RENT/レント(2005年製作の映画)

4.7

ニューヨークを舞台に
ドラッグ エイズ 同性愛 様々な問題を抱えながら
家賃も払えないくらい実らない現実に苦しんでいる芸術家たち。
恋愛も織り交ぜながら 紆余曲折しながらも
今を今日を精一杯生きよう!
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.8

10ヶ月間お腹で大事に育ててきて
痛みを乗り越えながら 夫婦二人で立会い出産をする。
そして 産まれてきた我が子の産声を聞き
赤ちゃんを胸に抱きしめて 夫婦で誕生の喜びを噛みしめる···
ここまできて
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.6

「7月22日」に続いて こちらも続けて視聴。

観ている私たちも 銃撃を受けているかのような若者たちの目線。
あの恐怖の時間を 視聴者も同じように体感する72分間。
ワンカットの撮影と画面のブレが リ
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7月22日(2018年製作の映画)

3.8

2011年7月22日
ノルウェーのオスロとウトヤ島で起きた 連続テロ事件。

あの事件に関わった人達の 苦しい心情が訴えかけてくる作品でした。

ビリヤルは奇跡的に助かるも 脳に銃弾が炸裂したために
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