mrかっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

mrかっちゃん

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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

3.5

「皆…人類の存続のためにゴジラに立ち向かったんだ…っ。奴を倒すために、この星を道連れにしようとした訳じゃないっ…!」

ゴジラを題材にした初のアニメ作品最終章
2のラストから直後のストーリーになってい
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.3

「私は今まで縛られて生きてきた、今ようやく自由になれたわ」

ブラックパンサーに続く新ヒーロー誕生譚。
MCU初の女性ヒーローキャプテンマーベル
コミックス的には長い歴史と遍歴を持つキャラクターですが
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.2

「勝つ時も負ける時も一緒だ。だからお前も道連れにしてやる、全てはお前次第だ。」
「そうね私次第ね」

韓国で実際にあったカンニング騒動から着想を得て制作されたカンニングクライムサスペンス。
スマッシュ
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

4.3

「君には撃たれる覚悟も撃つ覚悟も出来ていない。
復讐なんか命を賭けるものじゃ無い。
一度人を殺せばもう2度とその前の自分には戻れない」

PSYCHO-PASSの新しい映画シリーズの3作目。
本シリー
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運び屋(2018年製作の映画)

5.0

「記念日は大切にしたほうがいい、俺は今まで蔑ろにして生きてきた。
大切なのは家族だ。それをいま、ようやく気づいた。」

映画界が誇る生きる伝説クリントイーストウッドの監督最新作でほぼ10年ぶりとなる主
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.7

「え?俺は誰かって?マイルズモラレス
そう、スパイダーマンさ」

アカデミー長編アニメーション作品賞やゴールデングローブ賞など数々の映画祭で、評価され、ソニーピクチャーズの確固たる自信と、アニメーショ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

こんなクソったれな世の中だけど捨てたもんじゃない。
世間の流れに逆らいにこやかに中指を立てた、最強いや最高の2人による珍道中バディムービー。

黒人に対する差別が色濃く染み付いていた時代に差別が最も酷
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

3.9

PSYCHO-PASS新シリーズ SS CASE2
ファーストシーズンで人気のとっつぁんこと征陸智己とシーズン2の途中から登場し最終的に朱ちゃんのチームに配属することになる須郷徹平が主人公となる過去編
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.6

アルフォンソキュアロン監督の久しぶりの長編映画でNetflixオリジナル作品。
監督が幼少期を過ごしたイタリアローマでの記憶を下敷きにした個人的な話でありつつも、力強い生命の鼓動と、暗く重い死の香りが
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.6

TBS × 池井戸潤原作で2013年に大ヒットし平成史上最高の視聴率を獲得した半沢直樹スタッフの企業エンタメ映画。

当時半沢直樹はリアルタイムで視聴していて一つのムーブメントとして確立していたのを覚
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.4

デイミアンチャゼル監督の前作「ララランド」は僕にとって思い出深く劇場に何度も足を運んだ作品です。
シネマオーケストラの生演奏で堪能した
「ララランド」は格別でした。
今となっては切ない記憶。

改めて
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

5.0

一触即発のニトログリセリンをジャングルの奥地から持ち帰れ!
「MAD MAX怒りのデスロード」と同じ行って帰ってくるだけのストーリーなのにこんなにスクリーンに釘付けになり夢中になれるなんて。

「エク
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.8

ノイタミナの人気シリーズ「PSYCHO-PASS」の劇場版第2弾で3部構成となっています。
正当な続編というより世界観の拡張と言うべきか設定を引き継ぎシリーズの主人公のあかねちゃん以外のキャラクターに
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

5.0

30年前に制作されたSFスリラー映画のHDリマスター版
優れた特殊撮影技術、先を読ませない巧妙な脚本、極限の状況化におかれ疑心暗鬼になっていく密室劇を体現した俳優陣の熱演、恐怖感と不安を煽る劇伴。
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.8

製作30周年を記念してHDリマスター化された劇場公開限定のバージョン。
ジョンカーペンター監督の名前は知っていましたが、この作品は知りませんでしたし、監督の作品を観るのは初です。

なんだこの中毒性。
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.3

愛する妻を遺して先立ってしまった夫
強い未練と妻への想いを断ち切れず幽霊となって彷徨い続ける…

映画が始まる前は「ゴーストニューヨークの恋人」みたいな映画なのかと思ってましたが、とても実存的で誰の事
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.3

あらゆる映画に影響を与えた「ブレードランナー」の30年ぶりとなる正統な続編
監督はリドリースコットからドゥニヴィルヌーヴに変わりより深化した味わい深い作品になっています。

実は僕公開時期に2回劇場で
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.5

SICARIO メキシコでは暗殺者を意味する言葉

劇場で観てきた余韻をそのまま引きずって一作目を見返した。
既に投稿済みでしたが、レビューの内容が気に入らなかったの再投稿ですw

続編「ソルジャーズ
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.3

僕の大好きな映画館で今年初の映画館鑑賞作品としてはかなりヘビー級の映画を見てきた。
ドゥニ監督作品の原題「SICARIO」
邦題「ボーダーライン」の続編。

脚本家、キャストは続投ですが、監督やスタッ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.3

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!
2019年最初の映画は、人生に躓いた傷ついた大人達の再出発をステキな音楽で彩った哀しいけれど爽やかな余韻の残る大人の青春映画。

恋人に
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

2018年ラストの映画は高校生の時に初めて観て、「面白い映画とはこの作品のことを言うんだ。」ということを知り映画好きになったきっかけでもある大切な映画です。
久しぶりに観ましたがやっぱり色褪せない
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平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER(2018年製作の映画)

4.1

2000年から始まった平成仮面ライダーシリーズ一作目仮面ライダークウガそして
平成最後の仮面ライダージオウ
1つの時代を駆け抜けたヒーローの存在意義に迫った記念作品。

今や人気俳優になるための登竜門
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

5.0

今日まで観て来なかった事をお許しください。
本当に申し訳ございませんでした!!
前からずっと気になっていたものの後回しになっていました。

韓国映画は最近になって見始めたのですが、何処の国の映画とも違
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来る(2018年製作の映画)

4.0

ホラー映画xエンターテイメントを体現したとてもいい娯楽作品。

「告白」の中島哲也監督の猛プッシュされて宣伝されている映画です。
中島哲也監督は「告白」しか知りませんが、悪意のあるポップな表現で過激か
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斬、(2018年製作の映画)

5.0

人を刀で斬るという極限のバイオレンスと
表裏一体で存在する性欲。
人間性を問いただしつつ、現代にも通じる人が人を殺すという負の連鎖が心に突き刺さる作品。

塚本晋也監督は「野火」で初めて知ったのですが
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.2

「ブラックパンサー」を大ヒットさせた新人監督ライアンクーグラーの出世作。
「ロッキー」のライバルアポロクリードの息子をロッキーがコーチとして指導しプロを目指す王道スポ根映画でもあり1人の男の成長物語。
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犬猿(2017年製作の映画)

4.3

「ヒメアノ〜ル」の吉田監督のオリジナル脚本。
口喧嘩の絶えない仲の悪い兄弟と姉妹の
関係性を題材にしたドラマ
もうすぐ出所する前科者のヤバイ兄貴と頭が堅くどこか兄を嫌っている弟。
デブで、ブサイクだが
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.8

渋くてカッコいい堪らない魅力ムンムンなあの映画を久しぶりに観た。
去年ヒットした「ララランド」のライアン・ゴズリングと映画界きっての異端児
ニコラス監督の初タッグ作。

ストーリー自体は愛してはいけな
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

3.9

ゴジラではなくGODZILLA。
そのタイトルの意味が第2部にしてようやく紐解かれた。
前作は世界観の説明に終始していたため、やや退屈でしたが、今作は続編という特性を活かして自由に暴れまわってるように
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

英国を代表する世界的なロックバンドQueenの栄光と挫折の物語。

Queenが活躍していた時代には僕は生まれていませんし、リアルタイムで追いかけていたファンに比べたら知識も浅いですが、親の影響で好き
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.3

Sony picturesのマーベルキャラクターを題材にした新しいユニバース「Sony’s Universe of Marvel Characters」第1弾
スパイダーマンに関する映画化権利はソニー
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.7

ずっと気になっていた作品をようやく観た。
デビットフィンチャーが手掛けるスウェーデンの大ヒットサスペンス小説シリーズ
「ドラゴンタトゥーの女」
来年新作も公開されるということで、個人的な期待が高まって
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

4.2

ニクソン大統領を辞任に追い込んだスキャンダル「ウォーターゲート事件」の全貌を暴いたワシントンポスト紙の若手記者2人の話。
僕が前回みた作品「ザシークレットマン」のマークフェルト氏がワシントンポスト紙の
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

4.1

「ウォーターゲート事件」をワシントンポスト紙に情報提供した謎の密告者ディープスロート。
彼の正体はFBIで長年副長官を務めるマークフェルトだった。

初代長官Jエドガーが亡くなり次は自分が長官だと思っ
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7月22日(2018年製作の映画)

4.6

「ボーン3部作」でアクション映画に革命を起こしたグリーングラス監督のノンフィクション映画。
2011年7月22日に発生した連続テロ事件を題材にした作品。

監督のドキュメンタリータッチなリアリティのあ
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アポストル 復讐の掟(2018年製作の映画)

4.0

謎のカルト集団が牛耳る島に連れされた妹を取り戻すべく教徒のふりをして忍び込む兄。

序盤から中盤にかけてじっくりと、世界観の異様な雰囲気と陰惨とした語り口でサイコスリラーに似た恐怖が襲う。
そして次第
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