
16年の長きに渡って国外輸出禁止となっていた衝撃の一作 東ヨーロッパ、ポーランドとチェコスロヴァキアの国境からウクライナを経てルーマニアに至るカルパチア山脈の東側、スロヴァキアのファトラ山地。この痩せた土地で、厳しい自然条件と孤独と闘いながら、農業や羊飼いを生業として暮らしている70歳以上の老人たちを、日常生活とインタビューを通して丹念に描いた本作は、生と死についての黙想とでもいうような、哲学的世界をつくりあげている。ある老人は、<人間喜劇>と名付けたからくり人形作りに熱中し、それは驚くばかりにの精緻さで動く。「百年生きてきた」と語る羊飼いは、第一次世界大戦への従軍で、ドイツ語、フランス語、ロシア語を始め数か国語を理解できる、と語る。また事故で歩くことができず、25年間、膝を使って暮らしてきただけではなく、自力で家を建築した男性も。めんどりと共に暮らし、めんどりに聖書を読んできかせる老人……。彼らの愛や家族、夢、労働や人生の意義が語られる。
時は 1950 年代。 かつては安息の地と呼ばれ、息を呑むような美しさを 誇った栗の森に囲まれた、イタリアとユーロスラビアの国境地帯にある小さな村。 第二次世界大戦終結後、長引く政情不安か…
>>続きを読む驚くほどに美しいモノクローム映像と心ふるえる音楽 歴史上初めてのジプシー女性詩人を描いた ポーランド映画の傑作! 書き文字を持たないジプシーの一族に生まれながら、幼い頃から、言葉に惹…
>>続きを読むノルウェーの人里離れた渓谷「オルデダーレン」。厳しくも美しい自然に囲まれた場所に、年老いた父母が生きている。成長し、作家となった娘が二人の姿をカメラに留めようとすると、84歳となった父親は…
>>続きを読むタイやラオスの森で暮してきたムラブリ族は、400人しかいない狩猟採集民。消滅が危惧される彼らの言語を研究する学者・伊藤雄馬と村に入ったカメラは、定住化は進むが、互いの集団が「人食いだ」と言…
>>続きを読む