2016年のオーストリア映画だ。
全編白黒、音楽一切なしのドキュメンタリー映画。
登場人物はただ一人、ナチス宣伝大臣ゲッべルスの秘書だったインタビュー当時103歳になる女性だけだ。
「何も知らなかっ…
ナチス宣伝相ゲッベルスの秘書だった103歳の女性による告白。それは稀有の内幕語りであり、かつアーレント“凡庸な悪”の一典型にも映る。老化した皺の陰翳を過剰なほど仔細に捉えた映像が、「何も知らなかった…
>>続きを読む皺への光の当て方に少し意図があるのではと思ってしまった。取り調べのようだ。他の2作では語り手に告発されているようだったけど、これは自分達も彼女とい一緒に取り調べを受けているようだった。皺を醜いと書い…
>>続きを読むドイツの一般市民は本当にホロコーストの事実を知らなかったのか?
ずっと疑問に思っていた事が、彼女の語りで腑に落ちた。
知らなかったのか、それとも知ろうとしなかったのか。
「今の人達は何故救おう…
103歳という年齢が嘘のように明瞭に話し続ける女性と、戦時中の映像が交互に流れ続ける作品。
彼女が話すように,ほんとうにドイツの人たちは、ナチスが強制収容所でどんなことをしていたかを知らなかったのだ…
【新鮮味がない】
ナチの最高幹部で宣伝相を務めたゲッベルス。その秘書だったという、103歳になる女性へのインタビューを中心にしたドキュメンタリー。
103歳という年齢がすごい。それは彼女の顔が皺…
ゲッベルスの秘書のひとりだったポムゼルさんの語りをメインに、当時の記録映像を挟みながらナチスとドイツ国民の関係性に迫るドキュメンタリー。
「若い人たちは、『私ならそんな状況から逃げる』と言うけれど…
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