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愛国の告白—沈黙を破るPart2—
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『愛国の告白—沈黙を破るPart2—』に投稿された感想・評価

4.0
元イスラエル軍の兵士が、ガザ地区での戦闘、治安活動などに携わった経験から、イスラエル軍のガザ地区での非人権的な行動に声を挙げる「沈黙を破る」というNPOのドキュメンタリー。
ほぼ3時間、ずっとこのNPOに携わる人のインタビューなので、映画的な面白さは1ミリも無いが、占領し支配するための軍事行動が、どれだけ兵士の倫理観を壊していくのか分かり、その事実の重さに打ちのめされる。そしてこの活動をする彼らに右派から裏切り者などの非難が浴びせられる事実。この論理はイスラエルだけでなく、遍くみられるところで、日本でも例外ではないと思わされる。
2019年までがこのドキュメンタリーで描かれているところだけど、現在のハマスとの戦いが進行しているなかで、彼らがどうなっているのか、気がかりである。
ヨルダン川西岸地域で従軍し、主に非武装一般住民を対象にした作戦行動後除隊したイスラエル(ユダヤ)人たちが組織したNGOメンバーの悔恨と情報発信を追うドキュメンタリー。

なんだが…

まずは翻訳(字幕)の不十分にイライラした。空爆や銃撃が原因で「傷」を受けたパレスチナ人の「72%の障害です」「51%の障害です」って? 誤訳なのか言葉足らずなのか? 迸る語りを追いかけるカメラに追いつかない字幕は、しばしば見る者にに追いつくことを許さない。で、必死に字幕を追いかけてるとカメラ映像を蔑ろにしてしまうし。
そもそも字幕は発話の一部分しか表現できないし、それでもインタビュー映像に固執しまくる編集がよくわからない。
結果どうなるかというと… 寝落ち。
NPOの元兵士たちの英語に強い訛りがあって聞き取りにも難儀するし。

土井さんが長期にわたって取材した素材そのものは大変貴重だし、重要なメッセージもたくさん含まれると思う。

ということで、この素材は、文章にして、しっかりと登場人物たちの発言を正確な翻訳で逐一再現して書籍化するのが唯一の方法なんじゃないかしら。映像素材には適さないように思う。

中盤登場する重篤な傷を負った少女と弟の映像も写真資料で提示する方が良かったのでは?

土井さんの思いが空回りしてしまった映画のように感じました。
1は未見で2のみ鑑賞、パレスチナ問題の複雑さをまた違う面から知ることのできる秀作、上映後監督が舞台挨拶でおっしゃっていた、センセーショナルなシーンは目を引くものの、こうした証言集にこそ価値があるという言葉に頷くしかなかった、思想が右に行くにつれ権利認識がマクロ化することの怖さを再実感した

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