このレビューはネタバレを含みます
モノクロのせいか、吉田喜重監督の作品の雰囲気を思い出しました。ベッドシーンも印象的で、主人公を演じた眞栄田郷敦の若さに、『モーリス』のような危うい美しさも感じます。ドキュメンタリータッチのため、ロケ…
>>続きを読む盲目だった少年が70年かけて人生を取り戻す話。と、そんな一言では表せない、表現が難しい作品。監督・脚本・原案・音楽は 半野喜弘。
冒頭しばらく音声だけで、事故かと思ったが、よく見ればスクリーンに…
視力がない、色が見えないということの疑似体験ができる、私にとってとても画期的な映像表現でした
だから最後がとてもとても美しい
こんな始まりの映画初めてだしそのおかげで主人公光の目になったような感覚で…
観終わって、しばらく余韻で席を動けなかった。169分という長編をスクリーンと良い音響で鑑賞したからこそより強く感じられる、どっぷりとその作品世界に浸って長い旅をしてきたような、久しぶりに映画館で観て…
>>続きを読む必要最低限の音と色、だけど余白はたくさんとってある、社会派な雰囲気を纏った人間ドラマ。それでいてアーティスティック。時々前衛的なものを観たくなる私の好みの映画だった。この映画自体は前衛的というより前…
>>続きを読む鑑賞後数日は作品の世界から抜け出せない 自分にとっては滅多に出会う事のできない深く心に残る映画です。
昨年の東京国際映画祭でも観ましたが その時とは少し違った印象を受けました。
二回目だからなのか …
このレビューはネタバレを含みます
モノクロが大部分を占める映画ながら、色彩、音、人の匂い、温度…今ある世界の美しさが印象に残りました。屈折していた主人公の瞳が、友部と出会い、眩し過ぎるほどの純度を帯びていく様子がとても美しい。旅先で…
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東京国際映画祭を含め3回観ました。
最初は、正論を言ってるようで破茶滅茶な理論でノイジーな友部が訳わからなかったし、彼に惹かれる光も不思議だった。各人の出生を知ると、アイデンティティ部分や発言、癖…
東京国際映画祭と、12月8日の日比谷での上映を観させていただきました! 2時間49分の長編映画… 光がどんな想いで、この世界を生きているのか… スクリーンから伝わってきました。1部・2部・3部と物語…
>>続きを読むやっと観ることが出来た。映画祭後にちらほらと流れてきた情報を見て、作品を観たあとに自分自身がどう感じるのか楽しみでもあった。169分という長さは章立てのせいか分かりやすく気にならなかった。『戦争は理…
>>続きを読む©2022彼方の閃光 製作パートナーズ